今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

3ヶ月経ってこの状況

2011年06月15日 | 東日本大震災関連
震災から3ヶ月経って、津波被害の地はまだガレキの山、「とりあえず使って欲しい」と送られた義援金は溜まったまま。
何もできない総理が、何かやるまでやめないつもりで意地張っているためか、迅速で的確な対応ができない。

そんな中、自治体レベルで放射線の線量マップ作りがやっと”始まった”。

放射能汚染が拡がったら、まずは汚染マップを作る。
これが、住民の健康を守る側が第一にすべきことなのに。
3ヶ月後とは…。
何億かかったらわからない”SPEEDI”はまったく役に立たなかったし。

その間、多くの人が高い金を払って、線量計を購入せざるをえなかった。
そのおかげもあって、民の力で先に線量マップが作られている。
そして、自治体の一箇所だけの発表より、値が高い所が続出していた。
私のブログでは、地面からの高さや路面の違い、標高の違いなど、より詳細なレベルが問題になっている。

この震災を通して、われわれは国や自治体には頼れないことを痛感した。
でもこれは悲観することではないのかもしれない。
国民が自分たちで問題解決できる力をもってはじめて、真の民主主義が実現するのだろうから。