今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

UVケアは危険!?

2007年08月17日 | お天気
8月も後半となるが、梅雨明けが遅かっただけに、気温は今が最高潮。
東京でも、湿度を考慮する体感気温(熱指数)は熱中症危険値の41℃を超える。
これに太陽日射による加温効果を追加したTHSWという体感気温だと、
昼前には50℃に達する(車の車内温度に近い)。
つまり、37-8℃の気温は日陰の温度であって、日差しを浴びた皮膚の表面は50℃になるわけ。
この温度差が、日差しによる暑さ分に相当する。
すると人は、8月の日差しをとてつもなく強いと感じてしまう。
なので、この蒸し暑い中、UVケアのために黒い袖や帽子で皮膚を覆っている女性が目につく。
でも客観的には日射量そのものは6月よりも弱っている。
たとえば、この記事を書いている午後4時現在、気温は36℃もあるが、晴天にもかかわらずUVindexはたったの1.0。
12月の日中よりも低い値。
つまり真冬にUVケアしない人なら、今もする必要ないはず。

今(午後4時以降)必要なのは、もちろん「熱中症」予防。
そのためには、風通しのいい服装に、日射を反射する白い生地。
つまりUVケアとは逆のこと。
不必要なケアを万全にして、熱中症を誘発する愚を犯さないように。
正確なUVindex値を把握しましょう。
もっとも昼前後の外出にはUVケアをお忘れなく。