博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

Nスペ「日中は歴史にどう向き合えばいいのか」

2006年08月15日 | TVドキュメンタリー
昨晩はNHKスペシャル「日中は歴史にどう向き合えばいいのか」を見てました。
戦後の対中外交を振り返るインタビュー集と対談の二部構成になってましたが、この両方を通じて基本的に対中戦略が無い日本と対日戦略が明確にありすぎる中国、戦時中の中国の状況を直視しようとしない日本と戦後の日本の実情を直視しようとしない中国の対比が浮き彫りになってきたような気がしました。対談の中の、昨年の反日デモは反日というよりは反小泉なんだという指摘は面白かったです。

その小泉首相は本日靖国神社参拝を果たしたわけですが、一方で中国側も江沢民が歴史問題を永久に日本への圧力として利用し続けようと考えていたことが明らかになったわけで、↓
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060810i111.htm

日中関係をここまでこじれさせたキーパーソンは小泉首相と江沢民なんだなあとじみじみ思った次第です……

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