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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『還珠格格』の元ネタ?

2008年06月25日 | 中国歴史ドラマ
昨日最終回を迎えた『還珠姫』(原題:還珠格格)ですが、ドラマの終わり際に「北京に公主墳と呼ばれる墳墓があり、それは乾隆帝が民間から迎えた義女の墓とされている。原作者の瓊瑤はこれにインスピレーションを受けて本作品を作った」というような内容の中文字幕が表示されていました。

これに関して日本語音声や字幕で全くフォローされていなかったのはかなり問題だと思いますが、それにも増して本当にそんな話があったのかと驚きつつググッてみたところ、以下のサイトが引っ掛かりました。

『百度知道』「清朝の乾隆年間に乾隆帝は民間の子女を収めて義女としたことがあるのですか?」という質問に対する回答

北京には確かに公主墳があるが、それは嘉慶帝の皇女のもの。また乾隆帝には確かに養女がいたが、それは民間の女性ではなく、弟の和親王弘昼の娘を迎えて養女としたのであるとのこと。民間出身の養女の墓云々というのは伝説にすぎないようです。伝説の詳細については上のサイトで長々と引用されていますが、ドラマに出て来た紫微の設定はこの伝説をアレンジしたもののようですね。(この文章を翻訳してみたいと思うものの、ちと時間が取れません……)

しかしこういう元ネタがあったなんてビックリです。このドラマ自体は以前に中文版VCDで見たはずなんですが、最後の字幕については全く記憶に残ってませんでした(^^;)