博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『鹿鼎記』その3

2008年06月02日 | 武侠ドラマ
『鹿鼎記』第14~18話まで見ました。

康熙帝の命を受け、出家した順治帝に会うために五台山へと向かった韋小宝。あの手この手を使って行痴和尚こと順治帝と接触出来たものの、紫禁城への帰り道に邪教集団神龍教の本部に連れ去られるハメに…… しかし我らが韋小宝はそこでもうまく立ち回り、教主夫妻に気に入られて神龍教の白龍使に任命されるのでありました。

ということで今回は神龍教編です。同じ張紀中プロデュースの『笑傲江湖』では、日月神教の本部や教徒の衣装なんかが特撮物の悪の秘密結社のノリになっていたので、今回の神龍教もどういう風に描かれているか楽しみにしていたのですが……



上の画像のように教徒のみなさんが奇抜な髪型をしていたり(ちなみに隣の女性は教主夫人の蘇荃)、教主夫妻を取り囲んでケチャのような儀式を執り行ったりと、期待を外さない映像に仕上がっています(^^;)

更にこのパートでは双児・蘇荃・建寧公主といった後の韋小宝ワイブズが立て続けに登場しますが、それぞれキャラクターの雰囲気が出ていて良い感じですね。ただ、建寧公主のSMシーンがおとなしめだったのが残念。例の当局の検閲で引っ掛かった所なんでしょうか…… 

そしてこれまで腹の中で毒づきながらペコペコしてきた偽太后に対して、神龍教の幹部という立場から威張り返す韋小宝ですが、建寧公主にいたぶられて痣だらけの顔で偉そうな顔をされても……という感じです(^^;)
コメント
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