折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

さわやかな空の下、バラの花咲く5月

2013年05月08日 22時32分32秒 | 立夏

◇ 通勤のバスを降りての帰り道、歩道を後ろから自転車の男子高校生の隊列が、部活帰りでしょうか、次々に追い越して行きました。

  「こんばんは~」「こんばんは~」「こんばんは~」「あっ、すみません、こんばんは~」 5月の宵はこんなにも爽やかな帰り道でした。

  庭では様々なバラが少しずつでも咲き始めて、気分までが爽やかに明るく彩られてきたような感じがします。

  バラ栽培に手を染めた(!?)ことに幸せを感じるのも、毎年バラの開花が始まったこの頃なのです。

 

□ 朝はリビングの窓の下も賑やかに爽やかに…。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン (Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

 

□ 明るいピンク、朝から心も晴れやかになりそうです。

 

□ ガートルード・ジェキル (Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

いつも心待ちにしているお気に入りのバラ、もうすぐ開花です。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

挿し木苗(4年目)ですが、花びらのぎっしり詰まった蕾の開き始め。

 

□ 咲き進むバラ、朝から夕べに向かって

 

□ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

挿し木苗(3年目)とは思えないくらい大輪の花が咲きました。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

上品な香りのバラ、爽やかに咲き進みます。

 

□ 次々に開花してきて、朝が楽しみです。

 

□ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)

隣りのピエール・ドゥ・ロンサールによく似ています。 

思わず株元を確認してしまいました。

 

□ 逆光では花びらが光り輝いています。

 

□ とても眩しいのですが、これで朝7時過ぎ、出勤前です。

 

□ こちらは昨日の朝、ちょうどほころび始めた蕾でした。

 

□ パット・オースチン (Pat Austin S 1995 D.Austin England)

朝の光に燃えるように眩しく揺れていました。

 

  

□ 新枝咲きのクレマチスに花芽がたくさん見られるようになりました。

ただし、この時季はアオムシなどの食害に注意を怠れません。

 

□ 朝日に染まるハゴロモジャスミンです。

手前のバラは、コーネリア(HMsk)やアンジェラ(F)ですが、

まだまだ咲き揃う時季には早いようです。

この向こう側を道から望むと…

 

□ おそらく、この春のピークだと思います。

 

 

□ もちろん、コラボのバラはぽつりぽつりと咲き始めています。

 

□ コーネリア (Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

早朝のバラのこの「しっとり感」がお好みです。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

一季咲きのオールド・ローズは、一年待った訳ですから…

 

□ シャルル・ドゥ・ミル (Charles de Mills G before 1746)

このように蕾が色づいて来るとそわそわ、わくわく。。。

いずれもガリカ系のオールド・ローズ、毎年楽しみです。

  

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バラの一番花が咲き始めて ~ 立夏 ~

2013年05月06日 21時55分10秒 | 立夏

◇ テレビのチャンネルを回すと(テレビに回すようなチャンネルは、今はどこにもないのですが…)、懐かしい「夏は来ぬ」の一節が流れていました。 

                         ♪ 橘の薫るのきばの 窓近く蛍飛びかい おこたり諌むる 夏は来ぬ ♪

  橘の花ってどんな花だったか、ミカンの親戚らしいから、きっとあんな白い花なんだろうなと勝手に想像していますが、ミカンの花咲き新茶のおいしい季節となりました。

  昨日が二十四節気の立夏、暦の上ではもう「夏は来ぬ」、当地では最高気温24.6度で、吹き渡る風にも春を通過していくような、この時季らしさを感じる一日でした。

  立夏と言えば、うちの庭ではバラの花が咲き始めるまさに「節気」で、これまで色づいていたのに足踏み状態だった蕾が、そこかしこで目に見えて緩み始めました。

 

□ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)

狭い庭でも南側の中心を占めている株です。

一番花は、この時季には珍しく食害が全くありません。

 

                                  2013年5月5日

□ せっかくの一番花、昨日からの変遷を追ってみました。

 

□ 5月6日の朝、午前6時過ぎです。

 

□ 5月6日午前8時40分頃、日が射して来ました。 

 

□ 5月6日正午過ぎ、上の画像から3時間余り経過しています。

明日には、ふわふわな(!?)咲き姿に変化しているはずです。

 

□ 同じように、昨日から追いかけてみたバラです(5月5日)。

 

                                     5月6日8時40分頃

□ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□ 5月6日15時過ぎ、今日はここまで、明日の開花でしょう。

 

□ こちらはちょっと食害に遭っていますが、挿し木苗3年目です。

 

□ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ 親株はわかりにくいですがまだ蕾です(左上)。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

こちらも挿し木苗で2年目、初開花です。

猫はリシュリュー枢機卿ではなくて、名はクロッチ(♂ 5歳)です。

 

□ 親株の方は、2、3日後の開花となるでしょう。

 

□ 一昨日開花の始まったブルボン系オールド・ローズ、この花の「らしさ」が表れています。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン (Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

 

                                        5月5日

□ ハゴロモジャスミンのそばでは、待ちかねた一番花。

 

                                                     5月5日

□ 夕日が逆光になってしまいましたが、いい感じの一番花です。

 

                                                     5月6日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ ハゴロモジャスミンのそばで、コーネリア(HMsk)の開花が少しずつ増えています。

 

□ 朝日の射し始めた頃(5月6日午前6時20分)、雪化粧のようにも見えました。

 

□ 最も高いところで、コーネリアが咲いています。

 

□ 5月6日正午頃、コーネリアのしべがチャーミングです。

 

□ ヒメウツギの花、こちらは少しずつ散り始めました。

 

□ 白く清楚な小花、癒しの花の代表だと思います。

 

□ 早咲き大輪系のクレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」

(Clematis 'Duchess of Edinburgh')

この花も風薫る季節にお似合いです。

 

□ 玄関内に、いつの間にか…。

 

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5月に入って、ようやくバラの開花です。

2013年05月04日 22時37分58秒 | 穀雨

◇ けさのニュース特集番組でしたか、世界文化遺産に登録が確実となった富士山の美しい山容がいくつか、テレビの画面に映し出されていました。

  「富士山の見えるところに一度泊まりたかぁ~、え~と、あれは河口湖か、じゃあ、あそこがよかねぇ~」 九州人にとって、富士山は子どもの頃からの憧れなのです。

  さて庭の春の花はいずれもいつもの年より早く咲き始めて、バラも開花が当然早まるかと思いきや、色づいて膨らんだ蕾の状態で何日も足踏み状態となっていました。

  ハゴロモジャスミンは一足先に開花していましたが、バラもけさになってようやく一輪開花が始まりまして、ここから先はこれに次ぐバラの開花を期待しています。

 

                                   2013年5月3日

□ 昨日朝、ようやく蕾がほころび始めました。

 

□ 上の蕾の約3時間後です。

 

                                        5月4日

□ けさの様子、少しずつ開花が進んでいます。

 

□ 上の画像の約2時間後です。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン (Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

昼過ぎになって、黄色いしべがのぞいていました。

 

□ リビングの窓のすぐ真下にこのバラは咲いています。

 

□ 窓から手の届くところに咲く、ローズピンクのオールド・ローズです。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント(ER)の蕾も急速に色づいてきました。

 

□ そばにはジャーマンアイリスが咲き継いでいます。

真ん中の淡い黄色は、4年目の初咲きです。

 

                                           2013年5月2日

□ 北側のハゴロモジャスミンの開花が、少しずつ進んで来ました。

 

                                        5月4日

□ その2日後ですが、ずいぶん咲き上がって来ました。

 

□ ここまで咲いたら、もちろん上品な香りが漂います。

 

                                                 5月4日

□ けさの北側斜面全体の様子ですが、キモッコウバラが残っています。

 

□ 左半分は東側になりますが、こちらの方が開花は早いようです。

 

□ 北側の花の多い部分、日に日にピンクからホワイトに変わっています。

 

□ アーチの側から望むとこんな感じです。

 

□ アーチをくぐるとこんな風に…。

 

□ ピンクの蕾と純白の花のバランスが最も好い頃です。

 

□ 今日の日中、急速に開花が進みつつありました。

 

□ バラはコーネリア、当然ジャスミンと違って開花のスピードが遅いのです。

 

□ 開花して3~4日後からは、開花のスピードがぐんと加速するようです。

 

□ 北側ですから、西日の当たる夕方が光り輝いています。

 

 

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