昨日の夜は、高校生クイズ2010なる番組を見た。全国から名だたる名門校の生徒が出場し、クイズで日本一を競い合う、というものである。開成、灘、ラ・サールなど、超一流高校から、にわかには信じがたいほど頭の良い連中ばかりが集まっており、圧倒された。ただのクイズマニアなら、とにかくクイズに出そうなことを何でも暗記しまくっているだけ、という印象があるのだが、どうも彼らは違う。決してクイズに強い、というだけでなく、どうやら本当にめちゃくちゃ頭が良い様子である。
特に準決勝に出てきた問題がすごかった。「宇宙が誕生してから何年になるのか、○○の数式(名前忘れた)を使って計算せよ」だとか、中国人でさえ特別な勉強をしないと読めない古代の漢文を読み取れ、だとか、古代エジプト文字を解読して、そこに書かれているクレオパトラの行き先(具体的な地名)を書け、というような無茶な問題ばかりが出されていた。しかし出場していた高校生達は、わずかな時間で問題を解き、的確に回答することができたのである。当然私は、何が何やらさっぱり理解できなかった。
私は彼らの倍以上の年数を生きているにもかかわらず、知識量も論理力もまったく足下にも及ばない。本当に頭が良いエリートというのはああいうものなんだと改めて実感し、久しぶりにテレビを見て凹んだ。(^^;)