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テレビを超えるYouTube の動画

2018年09月24日 07時15分59秒 | テレビ

 今年の1月に買った Amazon Fire TV Stickであるが、私よりも娘たちの方が使用頻度がはるかに高い。なぜかといえば、YouTube の動画を頻繁に見るためだ。毎日必ず2時間は見ているんではないかと思う。特に休日は YouTube 漬けである。子どもがテレビの前ばかりいるのはよろしくないので、もっと外で遊んで欲しいとは思っているのだが、よほど中毒性が高いらしい。
 今、子どもたちが好きなのは「ボンボン TV」というチャンネルだ。20代の男女数人がスライムを作るなどいろんな実験をしたり、コントのようなものをしたりする動画が頻繁にアップされている。これが面白くて仕方がないらしい。まあ、私が見ても結構面白いと思う。
 その前は「HIMAWARIちゃんねる」と言う家族動画ばかりをあげたチャンネルが好きだった。うちの子どもと同世代の女の子が二人いる家族が、高級ホテルに泊まったり家の中でいろんな遊びをしたりするという内容だ。この他にも、おもちゃの人形を動かしてドラマのような動画を作っている「ここなっちゃん」のチャンネルや、メルちゃん人形を子ども達が動かして遊んでいる動画などが好きであった。
 とにかく地上波や BS の番組などよりも、はるかに好んで見ているようである。考えてみれば、これらはテレビ局関係者でもない一般の人たちが自前で作っているに過ぎない(ボンボン TV のクリエイターたちはUUUMの社員らしいので、一般人とも言えないかもしれないが)。作るための経費も、普通のテレビ番組を比べれば比較にならないほど安いのではないか。それなのに、子供達はテレビ番組表にも夢中になってみている。そしてこうしたユーチューバーたちの稼ぐ広告費などは相当なものであるらしい。今の小学生たちの将来なりたい職業の第1位がユーチューバーである、というのも頷ける。
 テレビを見る時間より YouTube を見る時間の方が長い、というのはおそらく、うちの子に限った話ではない。毎日莫大な経費を投じて番組を作っているにもかかわらず、子どもたちに見向きもされないテレビ局の関係者は、この現状をどう思っているのであろうか。本当に聞いてみたい。

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