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日本のキャッシュレス化は進むか

2019年02月18日 23時47分07秒 | その他

 政府は、2019年10月に行う消費税率10%への引き上げに向けた景気対策として、クレジットカードなどキャッシュレス決済を行った消費者を対象に、ポイント還元を行うことを決めた、とのことである。日本におけるキャッシュレス化の促進と景気対策を両立させようということだろう。
 実際、日本は他国に比べてキャッシュレス化が遅れている。欧米諸国だけでなく、隣の韓国や中国などでもキャッシュレス決済が常識だ。特に中国では現金などほとんど使われておらず、ホームレスでさえスマホ決済をしているのだそうだ(現金はあまりにも偽札が横行しているせいでもあるが)。
 ところが日本は、今でも買い物においては現金決済が普通である。私の職場には1階にコンビニがあるのだが、早朝や昼休み、夕方などは食べ物等を買う職員で非常に混んでいる。にもかかわらず、細かいおつりの計算をしながらチャラチャラと小銭を出して買い物をしている人間が、ほとんどだ。私は気が短いので、これがじれったくて仕方がない。本当に何とかならないものか、と思う。キャッシュレス化がもたらす経済効果はどうなのか、という議論があるが、そういう問題以前に、レジを渋滞させないために是非「脱現金」化が進んでほしいと思っている。
 ちなみに私は、購入金額が千円以上であればクレジットカード(VISA)を使い、千円未満であればスマホの電子決済(Edy又はLINE Pay)を使っており、できるだけ現金は出さないようにしている。電子決済はEdyが最も通用度が高いとは思うのだが、困るのは、「エディで」と言っても「ID(アイディー)」と聞き間違える店員が未だに多いことだ。日本のスマホ決済アプリはそれほど多いわけでもないのに、その中で、何故こんなに紛らわしい名前が存在するのか。個人的には、後発で、なおかつ会員数の少ないIDの方に消えていただければ、などと思っている。
 それか、いちいち口で「エディで」などと言うのも面倒くさいので、スマホにあらかじめ決済アプリの名前(Edy、Waonなど)が明示されたシールを張っておき、そのスマホを店員にかざすだけで「あ、○○(決済アプリの名前)で支払いですね」と理解されるように全国でルール化されてほしい。そうすれば無言のまま、手早く楽な支払いが可能となる。みんながこうするようになれば、レジが渋滞することもないのにな、と強く思う。

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