無意識日記
宇多田光 word:i_
 



さて12月9日まであと3週間。もし何か発表があるのなら今頃関係者各位は諸々の〆切に間に合おうとてんてこまいになっている筈。呟きがあったら落ち着いた印、だろうか。もっとも、何も発表が無いのならそういう事でもない訳でな。

12月9日に発表があるのは恒例になっている。あれヒカルの5は12月8日だっけ。デビュー記念日だけあってサプライズを仕掛け易いからだが、こうやって待たれてしまうとサプライズがし難くなるのでまた何か方法を考えないといけないかもしれない。寧ろ待たれているからこそ堂々と発表出来る、という見方もある。どちらもオプションだ。あとは、発表する内容の質によって方法が変わるだろうから、内容を知らない身としては予測がつかない。

2年前は畳み掛けた。In The Flesh 2010 footageの発売からFirst Love 15th Anniversary Editionの発表へと繋げた。流石にここまで手が揃うというのは稀だが、一度やってしまうと人はそのインパクトを覚えていたりする。2年経って微妙な所だが、サプライズをするなら相当考えないといけないかもしれない。


In The Flesh 2010といえば未だにiTunesStore以外では販売がないのだろうか。DVD化が待たれる、とはもう定型句だが、ハイビジョンカメラで撮影していた筈だからBlurayでもいいだろうに。ニーズがあるかないか、というのは大きいから、今後またLuv Liveのようにどこかで付録になるかもしれない。

それに、この2年で少しずつ映像コンテンツの環境も変わっている。スマートホンもHD画質(1980x1200とか)が普通になったし、Amazonも映像配信を強化した。In The Flesh 2010は、そういった新しい視聴環境に対するテストケースとしてうってつけ、とまではいかなくてもやや適しているとはいえないだろうか。

宇多田ヒカルのコンテンツの場合、「そっと配信する」というのは難しい。売れ方が中途半端な場合の負のアナウンス効果を無視できないからだ。ITF2010であれば宣伝もせずそっと販売を開始しても問題ないだろう。日本語の歌も歌っているし、先進的な取り組みだと評価されるかもしれない。IOSは使ってないから買えないと嘆いていた人たちにもチャンス到来となる。悪くはないと思う。今後の映像配信についての展望もみえてくるだろう。


いずれにせよ過去の話。結局はHikaruが頑張っていい新曲をリリースしないと始まらない。頑張って。

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