冬の朝に聴く『Passion』はまた格別だねぇ。ヒカルは色んな見た目になるけれど、ファッションの美麗度ではこの頃のテレビ出演時のは印象に残ってるなぁ。
さてEP『One Last Kiss』は今回アルバム扱い。utadahikaru.jpでもアルバムの項目に分類されている。ミニアルバムとはいえ、これは相当に気合いの入ったプロジェクトになるだろう。早速Amazonではメガジャケ盤がマケプレに買い占められていた。ダブつけば値段は正常化されるだろうが、しかし、ネットによって価格の適正化は迅速化が進むと思ってたのに昔よりも面倒くさい回り道をしなきゃいけないとか本末転倒だなこれ。
EPは8曲入りということで皆の注目はまだ曲名の明かされていないトラック2とトラック8に注がれているようだ。曲順からして『One Last Kiss』のリミックスか何かだと思われる。だが曲の長さが5分58秒でほぼ6分というのが目を引くわけですね。
この事実から、『One Last Kiss』はアップテンポではないかという推測が出てくる。というのも、もし原曲がバラードだとすれば、大抵のリミックスはそこからテンポを上げてくるからだ。もともとテンポの遅いバラードを更に遅くするとか更にエクステンドするとかは曲が間延びしてしまって余り魅力的にはならない。元がアップテンポならスロウにして曲のランニングタイムが原曲を上回るということはあるにせよ。
リミックスとは呼ばないが、例えば『Flavor Of Life』でいえばバラード・バージョンが5分25秒であるのに対してオリジナルが4分46秒だから、アップテンポな分オリジナルの方が40秒程短い。同じ曲の別バージョンはこういう関係になりがちなのだ。
で、今回の『One Last Kiss』の別バージョンの長さが6分弱となると思い出されるのがその『Passion』である。『Passion -single version-』が4分44秒なのに対して『Passion -after the battle-』は5分56秒。今回の『One Last Kiss』と謎のトラック2&8のランニングタイムの関係に近い。つまり、『One Last Kiss』はオリジナルがアップテンポで、リミックスor別バージョンがバラードタイプか展開をエクステンドorストレッチしたサウンドになっているという推測が出来るのだ。
勿論、「キングダムハーツ3」で、それまでの1&2では一曲ずつ(とその派生バージョン)だった提供曲が2曲になったのを鑑みると、エヴァの方でも更に新曲とそのインストがぶっ込まれてると考えてもいいのだけれど、となると今黙ってるのってなんなのだろうか? プロモーション上の効果がよくわからない。新曲二曲って最初から言った方がフィジカルの売上が促進されるはずだもの。
でないとすれば、もしかして映画公開されるまで曲名秘匿とかやるんかなぁ。アルバム全曲トラックリスト発売日まで緘口令とか過去に例があるしそれは不可能ではない。映画の内容とリンクしてるとすれば、封切より配信が一日遅いのも合点がいく。果たして真相はどうなのか。どのタイミングで判明するかも併せて要注目ですね。
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