義仲に添ひて芭蕉の墓建つる
義仲寺こそは侘び寂びの満つ 樋田哲夫
大津市・義仲寺は旧東海道を挟んで琵琶湖に面した景勝地であったらしい。現在は埋め立てられて湖は遠くなっている。800年前平氏討伐に挙兵した木曽義仲は北陸路に大勝したが、なぜか頼朝の不興を買い、命で都へ上った範頼、義経に敗れた。その地が義仲寺である。後年芭蕉がなんども訪れ、遺言により義仲と眠る。
義仲寺こそは侘び寂びの満つ 樋田哲夫
大津市・義仲寺は旧東海道を挟んで琵琶湖に面した景勝地であったらしい。現在は埋め立てられて湖は遠くなっている。800年前平氏討伐に挙兵した木曽義仲は北陸路に大勝したが、なぜか頼朝の不興を買い、命で都へ上った範頼、義経に敗れた。その地が義仲寺である。後年芭蕉がなんども訪れ、遺言により義仲と眠る。