気兼ねなく華美な衣装に踊り手が
会場辺りこの日ばかりは 樋田哲仙
祭りの日ばかりは平素の服装と打って変わる。少しでも目立ち、華美を通り越して毒々しいまでに過熱するのか、見る側が驚嘆するほどのもの見かける。1人ではなくチーム全員がユニホームとして着るのだから恥じらいはない。日ごろの雑念を放り出して激しく踊ることに爆発させる。高齢者が飛び入りで参加しようものなら、激しくて手も芦も吹き飛んでしまいそうだ。
会場辺りこの日ばかりは 樋田哲仙
祭りの日ばかりは平素の服装と打って変わる。少しでも目立ち、華美を通り越して毒々しいまでに過熱するのか、見る側が驚嘆するほどのもの見かける。1人ではなくチーム全員がユニホームとして着るのだから恥じらいはない。日ごろの雑念を放り出して激しく踊ることに爆発させる。高齢者が飛び入りで参加しようものなら、激しくて手も芦も吹き飛んでしまいそうだ。
一団のあでな演舞に酔いしれて
皆惜しみなく拍手を送る 樋田哲仙
激しく躍るばかりが魅力とはならない。愛知県東海市から参加した「らんラン東海」の演舞は優雅で整然として見物客を楽しくさせ、大きくアッピールするものがある。演舞が終了すると沿道の観衆からひときわ大きな拍手が沸く。平均年齢50歳で若くはないが、人をひきつけるのに衣装もよかった。
皆惜しみなく拍手を送る 樋田哲仙
激しく躍るばかりが魅力とはならない。愛知県東海市から参加した「らんラン東海」の演舞は優雅で整然として見物客を楽しくさせ、大きくアッピールするものがある。演舞が終了すると沿道の観衆からひときわ大きな拍手が沸く。平均年齢50歳で若くはないが、人をひきつけるのに衣装もよかった。
踊り手の演舞の前の表情に
カメラ向けると愉快なポーズ 樋田哲仙
第8回泉州YOSAKOIゑじゃないか祭りが10月23日泉佐野市りんくう公園周辺で行われた。秋の好天に恵まれ、100を超える参加チームが6会場で朝から夕方まで熱い演舞の盛り上がりを見せた。その中で和歌山市から出場した「縁紀」の若者に演舞前の表情を捉えようとカメラを向けると一斉に楽しげなポーズで応えてくれた。
カメラ向けると愉快なポーズ 樋田哲仙
第8回泉州YOSAKOIゑじゃないか祭りが10月23日泉佐野市りんくう公園周辺で行われた。秋の好天に恵まれ、100を超える参加チームが6会場で朝から夕方まで熱い演舞の盛り上がりを見せた。その中で和歌山市から出場した「縁紀」の若者に演舞前の表情を捉えようとカメラを向けると一斉に楽しげなポーズで応えてくれた。
もみぢ葉の散りてつもれるわが宿に
誰をまつ虫ここら鳴くらむ 詠み人知らず
紅葉の葉に埋まっても誰も訪ねて来る者がいないわが家であるが、降るように鳴くマツムシはいったい誰を待つというので鳴くのだろうか。
誰をまつ虫ここら鳴くらむ 詠み人知らず
紅葉の葉に埋まっても誰も訪ねて来る者がいないわが家であるが、降るように鳴くマツムシはいったい誰を待つというので鳴くのだろうか。
ロケ地なる寺と伺ひ親しみぬ
男はつらいよ32作目 樋田哲仙
車虎次郎の男はつらいよは48作のロングシリーズとなった。32作目口笛吹く虎次郎は義弟の博の亡父の墓参にひょっこり備中高梁に現れる。薬師院の和尚と酒を飲むうちに意気投合。寺の娘朋子(マドンナの竹下景子)は出戻り娘。直ぐに思いを寄せる虎次郎だが。薬師院は備中高梁駅東側の山裾の小高いところにある。
男はつらいよ32作目 樋田哲仙
車虎次郎の男はつらいよは48作のロングシリーズとなった。32作目口笛吹く虎次郎は義弟の博の亡父の墓参にひょっこり備中高梁に現れる。薬師院の和尚と酒を飲むうちに意気投合。寺の娘朋子(マドンナの竹下景子)は出戻り娘。直ぐに思いを寄せる虎次郎だが。薬師院は備中高梁駅東側の山裾の小高いところにある。
たまさかに風なき時の芒の穂
さんばら髪に公園の隅 樋田哲仙
ススキの穂は風になびきやすく風下に向いて立つ姿ばかり見かける。どれもこれも揃って整列するごときで、一見滑稽にも映る。ところが、先日、公園の片隅で固まったススキの穂が無風状態の中、まるでさんばら髪の穂に気づいて新しい発見をした。見慣れぬ異様な光景であった。
さんばら髪に公園の隅 樋田哲仙
ススキの穂は風になびきやすく風下に向いて立つ姿ばかり見かける。どれもこれも揃って整列するごときで、一見滑稽にも映る。ところが、先日、公園の片隅で固まったススキの穂が無風状態の中、まるでさんばら髪の穂に気づいて新しい発見をした。見慣れぬ異様な光景であった。