短夜や芦間流るる蟹の泡 与謝蕪村
夏至前後の日の出は5時前となって、目を覚ますころには外はすでに明るく夜は短い。カニはどこにでも棲むが一般的には池や沼の湿地を好む。が、潮の干満のある河川は種類も豊富となる。この句はカニの泡が流れるとあるから河川となる。カニを見ていたら泡が芦間をゆっくり流れ出したという。しゃがんでの観察風景が浮かんでくる。
夏至前後の日の出は5時前となって、目を覚ますころには外はすでに明るく夜は短い。カニはどこにでも棲むが一般的には池や沼の湿地を好む。が、潮の干満のある河川は種類も豊富となる。この句はカニの泡が流れるとあるから河川となる。カニを見ていたら泡が芦間をゆっくり流れ出したという。しゃがんでの観察風景が浮かんでくる。