神園に大蛇(おろち)のごとく八方の
天へと伸ぶる八ツ房の杉 樋田哲仙
宇陀市菟田野町の桜実神社本殿脇に天まで延びる国指定天然記念物(昭和7年)の老杉がある。幹周り9メートル、高さ14㍍と見るからに凄みがある。神武東征のおり八咫の烏に導かれて大和の国菟田野の高城に陣を張ったときに植えられたという。古事記、日本書紀以前の神話の世界である。となると、今年は皇紀2672年になる。樹齢は押して知るべし。
天へと伸ぶる八ツ房の杉 樋田哲仙
宇陀市菟田野町の桜実神社本殿脇に天まで延びる国指定天然記念物(昭和7年)の老杉がある。幹周り9メートル、高さ14㍍と見るからに凄みがある。神武東征のおり八咫の烏に導かれて大和の国菟田野の高城に陣を張ったときに植えられたという。古事記、日本書紀以前の神話の世界である。となると、今年は皇紀2672年になる。樹齢は押して知るべし。