ももくさの花の紐とく秋の野に
思ひたはれむ人などがめそ 詠み人知らず
たくさんの花が紐を解いて一時に咲き出す秋の野で、思い切り花に戯れかかろう。誰も止めてくださるなよ。
昨日ブログのペーージ閲覧者100万人に達成。要6年8ケ月。
思ひたはれむ人などがめそ 詠み人知らず
たくさんの花が紐を解いて一時に咲き出す秋の野で、思い切り花に戯れかかろう。誰も止めてくださるなよ。
昨日ブログのペーージ閲覧者100万人に達成。要6年8ケ月。
奇絶峡ときをり雪の舞ふなかに
手を合わせ見る磨崖の仏 樋田哲仙
和歌山県・田辺市の山間部を流れる秋津川に奇絶峡がある。大きな自然石が川床を埋め尽くして奇観である。2月中旬雪の舞う中訪ねた。朱塗りの滝見橋をわたると、落差のある滝がかかる。その脇を200㍍登ると、三尊大石仏と標記されているものの、磨崖の阿弥陀三尊があらわれる。本尊は7・3㍍、脇侍は4・9㍍で見事である。
手を合わせ見る磨崖の仏 樋田哲仙
和歌山県・田辺市の山間部を流れる秋津川に奇絶峡がある。大きな自然石が川床を埋め尽くして奇観である。2月中旬雪の舞う中訪ねた。朱塗りの滝見橋をわたると、落差のある滝がかかる。その脇を200㍍登ると、三尊大石仏と標記されているものの、磨崖の阿弥陀三尊があらわれる。本尊は7・3㍍、脇侍は4・9㍍で見事である。
次次のランナーたちを沿道に
ドリンク置きて女生徒らの声 樋田哲仙
マラソンのような大きなイベントにはボランテイアの支援なくして成り立たない。今回の泉州国際市民チャリチティマラソンは昨年の大阪マラソンに較べれば小さいが、それでも4000人が泉州路をかけ抜けると、高校生、婦人科、老人会、福祉団体などのメンバーが沿道で支援体制をとる。ドリンク、バナナが定番となり、ランナーたちに声張り上げて迎え、活気が溢れる。
ドリンク置きて女生徒らの声 樋田哲仙
マラソンのような大きなイベントにはボランテイアの支援なくして成り立たない。今回の泉州国際市民チャリチティマラソンは昨年の大阪マラソンに較べれば小さいが、それでも4000人が泉州路をかけ抜けると、高校生、婦人科、老人会、福祉団体などのメンバーが沿道で支援体制をとる。ドリンク、バナナが定番となり、ランナーたちに声張り上げて迎え、活気が溢れる。
われのみやあはれと思はむきりぎりす
鳴くや夕かげの大和なでしこ 素性法師
私だけがこれをきれいだなあと思って見るだけで、虚しく散るにまかせるのだろうか。こおろぎがさびしく鳴く中で、夕日を浴びた大和なでしこよ。
鳴くや夕かげの大和なでしこ 素性法師
私だけがこれをきれいだなあと思って見るだけで、虚しく散るにまかせるのだろうか。こおろぎがさびしく鳴く中で、夕日を浴びた大和なでしこよ。
橋くだるランナーたちの躍動は
今年の干支の龍のごとくに 樋田哲仙
「第19回泉州国際市民チャリティマラソン2012」が、早春の泉州路を4000人が快走した。快晴の19日の日曜日、9市4町が一体となって東日本大震災の被災者支援のチャリティとして例年より1000人増の開催となった。観戦は36㌔地点でゴールに近く大阪湾岸を走るランナーの最後の活力がこちらにもはっきりと伝わった。
今年の干支の龍のごとくに 樋田哲仙
「第19回泉州国際市民チャリティマラソン2012」が、早春の泉州路を4000人が快走した。快晴の19日の日曜日、9市4町が一体となって東日本大震災の被災者支援のチャリティとして例年より1000人増の開催となった。観戦は36㌔地点でゴールに近く大阪湾岸を走るランナーの最後の活力がこちらにもはっきりと伝わった。
秋の野の草のたもとか花すすき
ほにいでてまねく袖と見ゆらむ 在原棟梁
秋の野の草は色とりどりの、まるで美しい着物を着ているようだが、すすきの穂はその袂だ。だからあのように、吾も吾もと一斉に袖をふり、私を招いている。
ほにいでてまねく袖と見ゆらむ 在原棟梁
秋の野の草は色とりどりの、まるで美しい着物を着ているようだが、すすきの穂はその袂だ。だからあのように、吾も吾もと一斉に袖をふり、私を招いている。
上がれずに離れて仰ぐ本堂の
五百羅漢は薄暗き中 樋田哲仙
五百羅漢寺の本堂の中へは許可を得て入ったが、上がることは出来なかった。所詮土間から両側と正面奥に安置された五百羅漢さんは間近には眺められなかった。喜怒哀楽の表情はどうしてもない。天保年間の4~5年の間に西浜御殿の女中や商人が競って奉納したという、羅漢寺は全国にあり、そのほとんどは曹洞宗の寺である。真言宗や天台宗は少ない。
五百羅漢は薄暗き中 樋田哲仙
五百羅漢寺の本堂の中へは許可を得て入ったが、上がることは出来なかった。所詮土間から両側と正面奥に安置された五百羅漢さんは間近には眺められなかった。喜怒哀楽の表情はどうしてもない。天保年間の4~5年の間に西浜御殿の女中や商人が競って奉納したという、羅漢寺は全国にあり、そのほとんどは曹洞宗の寺である。真言宗や天台宗は少ない。
重厚の門を仰ぎて驚きぬ
藩主ゆかりの五百羅漢寺 樋田哲仙
和歌山市内の国道42号線沿いに一見見落としがちだが、大きな寺がある。路地を少し入ると重厚な門の前に立つ。狭苦しい街中に寺があることに驚く。紀州藩第8代徳川重倫の祈祷寺として建立され、使用された座布団や三宝膳が残る。藩主ゆかりの寺はさすがだが、寺域が狭いのが残念。観光として訪ねる人はなく、冷たい雨の中の訪問は寂しい。
藩主ゆかりの五百羅漢寺 樋田哲仙
和歌山市内の国道42号線沿いに一見見落としがちだが、大きな寺がある。路地を少し入ると重厚な門の前に立つ。狭苦しい街中に寺があることに驚く。紀州藩第8代徳川重倫の祈祷寺として建立され、使用された座布団や三宝膳が残る。藩主ゆかりの寺はさすがだが、寺域が狭いのが残念。観光として訪ねる人はなく、冷たい雨の中の訪問は寂しい。