哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

高取城跡は素晴らしい(写真)

2017-03-31 07:15:06 | 写真
石高が二万五千の高取は
山城として日の本一か       樋田哲仙

 高取藩は石高2万5千の小藩ながら、素晴らしい城郭を築いている。備中松山城、岐阜岩村城などの比ではない。高さも広大さも石垣もそろって三拍子である。残念なことに麓から徒歩で1時間半では旅行会社はツアーを組めない。車では近くまでは行けるが、大型では無理となる。宣伝が不足して埋もれてしまい、知名度はいま一つである。

観賞用のカボチャを(水墨画)

2017-03-30 07:10:09 | 水墨画
道の駅通路の棚のミニカボチャ
これはこれぞと一つを失敬       樋田哲仙

 山あいの道の駅らしきところでトイレを利用するため立寄った。通路の棚に無造作に置かれた観賞用のカボチャ数個を見かけた。飾られている様子ではない。これだこれこそ作りたいカボチャと思って一つを失敬することにした。誰もいないことをよいことにである。4月中旬になったら種まきである。  

高取城本丸跡(写真)

2017-03-28 07:12:46 | 写真
今もなほ壮観なるは高取の
石垣のみの城跡めぐる       樋田哲仙

 高取藩は2万5石の小藩でありながら、立派な山城を築城している。高取山(583)の山で標高差は350㍍だから高くは感じない。鎌倉末期に藩主の越智邦澄が城をかまえた。日本三大山城(備中松山城、岐阜岩村城)の一つに数えらる。

綿の種を入手(水墨画)

2017-03-27 07:14:12 | 水墨画
軒先に棉の木飾る店有りて
育てて見たく種貰ひたり       樋田哲仙

 高取町の「町家のひなめぐり」をしていたら、ある店の軒先に綿の木を飾る家を見つけた。中では自家製の漬物や餅を並べていた。外に主人がいて綿を育てたいから種をもらえないかと頼むと快く諾意をえた。20粒ほど貰った。育て方まで教わって楽しみが一つできた。
     

延福寺山門(写真)

2017-03-25 07:14:45 | 写真
一旦は帰りかけしを裏に来て
あれよこれはと車を降りる       樋田哲仙

 延福寺の本堂へは入ることができなくて、庭などをゆっくりと眺めて切り上げるつもりで移動しはじめると裏側になんと立派な山門が見えた。なんだこれはと言う驚きである。山間に珍しく立派である。今まで眺めたのは一体なんだったろうか。再度見直しである。長い階段二つを登りつめると墓石や鐘楼が建っていた。

少し早いがヒマワリの種をまく(水墨画)

2017-03-24 07:11:13 | 水墨画
道端のフェンスの脇の草刈りて
早々と蒔く向日葵の種        樋田哲仙

 日中の気温が14、5度の日もあって春らしくなってきた。芽吹きはもう少し先だが、公園沿いの道路のフェンスの脇の下草を刈り込んで、約60㍍ほど3種類のヒマワリの種をまいた。生活道路で人は良く通るので夏の盛りに大きく咲いた花を見てくれるだろう。去年はコスモスをまいたが根が浅く風に倒れやすいのでヒマワリに変えた。 

延福寺庭園(写真)

2017-03-22 07:04:37 | 写真
苔のむす庭ある寺に佇めば
時折り聞こゆる鳥の鳴声       樋田哲仙

 亀岡市の延福寺を訪ねた。市でありながら山間の田舎である。ナビの音声が不調で的確に行けないが何とか辿りつけた。地図に載っているので寄ることにした。立派な寺である。何よりも清掃が行き届いている。苔が生き生きとして心地よい。しばらく池を見ながら佇んでいると静寂の中に小鳥の鳴き声が聞こえる。これがゆとりの幸せの時間である。

牧場に牛は見かけず(水墨画)

2017-03-21 07:09:17 | 水墨画
暦では春と言へどもお彼岸の
野は冬枯れて放牧はなし       樋田哲仙

 まだ、草萌えには少し間がある。冬枯れたままの牧場には放牧された牛は見かけなかった。たまたま時間が早くて見かけないだけか、草がなくても時には運動のおために放牧することもある。岡山・蒜山高原は赤牛のジャージー牛ばかりである。牛乳が少し濃い目と聞く。

滝谷不動本堂(写真)

2017-03-19 07:09:31 | 写真
多々ありて覚えきれなきご利益を
ずらり掲ぐる寺社への祈り      樋田哲仙

 いつものことながら、寺社のご利益、薬の効能書きは多数あって驚くばかりである。多数の参拝客のある寺社では交通安全、家内安全、学業成就、病気平癒、福徳円満、子孫繁栄などあるはあるはとても覚えきれない。呆れるのが先に来る。

花粉飛散の最盛期(水墨画)

2017-03-18 07:08:55 | 水墨画
外出を控へて体調整へる
多き花粉の三月下旬       樋田哲仙

 現在天気情報の中で花粉情報が流れる。2月中旬の杉花粉から始まって、檜へ移行して4月上旬までが花粉飛散の時季という。好天には特に飛ぶらしい。先日近くの寺社巡りをしたが、晩には鼻がぐずぐずしだした。アレルギーの気があるので用心しなければ。