哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

伊勢神宮は撮影禁止(写真)    

2014-01-31 06:40:34 | 写真
方々に禁止の札の立てられて
伊勢神宮は写真つれなし       樋田哲仙

 式年遷宮を昨年10月に済ませた伊勢神宮を訪ねて、意外なことに驚いた。いたるところに撮影禁止の木札が立てられている。内部であれば理解はできるが、これでは遠くからしか撮影できない。知らずにカメラを向けていると神職に注意された。観光客に厳しすぎるのではないか。大阪からでかけているのに残念である。天照皇大神よ、もっと度量大きく寛大であれと祈りたくもなる。

都井岬の野生馬(水墨画)

2014-01-30 06:17:11 | 水墨画
草を食む様が絵になる草原に
野生の馬のゐる都井岬       樋田哲仙

  宮崎県最南端に都井岬がある。志布志湾の青い海を見下ろす丘陵地に野生馬が暮らしている。高鍋藩秋月家が設置して放牧状態にし、繁殖も餌も自然のままの野生馬である。300白年が経過して増減もなく120頭が生きている。野生化して力強く生きる話には感動する。 にほんブログ村 美術ブログへ

伊勢神宮の参拝客が多い(写真)

2014-01-28 06:04:15 | 写真
張り詰める冬の寒さも勇み立ち
遷宮なりし伊勢の一日        樋田哲仙

 伊勢神宮は昨年10月第62回式年遷宮が行われた。以来全国から参拝者が押し寄せ、大変暑くなっている。土日ばかりではない。内宮外宮ともに新築されて柏手を打つのにも心地よい。旧殿は3月に壊されるので、しばらくは両殿みられる。旧殿の屋根だけは傷みがひどいが木材はまだまだ新しさがのこもったいない気がした。

モンゴルの野生馬(水墨画)

2014-01-27 06:25:01 | 水墨画
これほどが秩序乱れず群れなして
大地をかけるモウコノウマは       樋田哲仙

 どこのテレビ局だったか、なんの番組だったか記憶はない。モウコノウマがモンゴルの大地を群れなしてかけていた。この野生馬は小柄で、がっちりとしていて力強い。いちど絶滅をしたが飼育馬を野生に戻して現在数を回復したらしい。画面では100頭ぐらいで、よく統率された行動をとっていた。であった。 にほんブログ村 美術ブログへ

津山城跡備中櫓(写真)

2014-01-25 06:45:03 | 写真
小都市に歴史の香り今もなほ
見上ぐほどに備中櫓       樋田哲仙

 津山を小都市と表現するのは失礼であるが、大阪に比較すれば10数万の人口の都市とあれば許しを願いたい。津山藩主森忠正(蘭丸の弟)が12年かけて築城した津山城は大した歴史を城郭に伝えている。本丸、二の丸、三の丸はなく、備中櫓(隅櫓)が復元されて体裁を保っている。津山城跡は津山市民の誇りであろう。

運動会には騎馬戦(水墨画)

2014-01-24 06:28:16 | 水墨画
昔から親しまれてゐる騎馬戦は
運動会の定番とあり       樋田哲仙

 昔から騎馬戦は小学校の運動会にはつきものである。紅白に分かれ、騎馬武者を模して、4人一組で対抗する。帽子や鉢巻を奪い合う。個人戦から団体戦まであって楽しい。子供の頃に体験して現在も記憶は鮮明でる。現在でも脈々と受け継がれて運動会におこなわれいると微笑ましい限りである。 にほんブログ村 美術ブログへ

鶴山公園尾上柴舟歌碑(写真)

2014-01-22 06:41:59 | 写真
数々の句歌碑めぐりを味はひて
訪ねてみたし桜の津山       樋田哲仙

 津山は城下町である。長い年月に文化人が多数訪問し、句歌を残している。代表格は松尾芭蕉であろう。「鐘つかぬ里は何をか春のくれ」の句碑が三の丸に建立されている。次には地元出身の尾上柴舟の[生ぬくきにほひみたせて山ざくら咲きはまれば雨よふらしも]の碑もある。そのほかに9基も公園にある。出直してゆっくと鑑賞したいものだ。。

群集心理の野次馬(墨彩画)

2014-01-21 06:43:00 | 墨彩画
事故事件火事の起きれば次々と
人ら集まる吾も野次馬        樋田哲仙ん

 人間の群集心理は誰にでもある。事故や事件が発生すると、遠くからでもびっくりするほど人が集まってくる。すなわち野次馬である。特に火事となるとすごい。報せのサイレンが騒々しく鳴るので集客号令をけているようなものだから、物凄い人だかりとなる。私もその野次馬の一人である。 にほんブログ村 美術ブログへ

津山城跡備中櫓(写真)

2014-01-19 06:16:09 | 写真
訪ねみて津山城跡素晴らしき
高さ広さに穴太の石積み       樋田だ哲仙

 津山城跡は鶴山公園として一般公開されていて入場ができる。初めての訪問で石垣の高さ、大きさに目を見張った。と同時すべてがに穴太積みである。適度の曲線もあって城郭に品格が漂っている。平城と思い込んでいたので想定をはるかに超えた壮大さを備えた城郭である。訪問した喜びは格別なものがあった。句碑、歌碑も多そうだ。季節を変えて再度の訪問を願った。

じゃじゃ馬とは(水墨画)

2014-01-18 06:14:09 | 水墨画
言葉とは不思議なものよじゃじゃ馬は
馬にはあらず人にありけり        樋田哲仙

 じゃじゃ馬という不思議な言葉がある。馬でありながら、馬にはあまり使用されない・本来なら馬のことで元気で気性の荒く人が扱いにくい悍馬のことである。だが、じゃじゃ馬は人に冠せられることが多い、前大阪府知事の橋本徹氏に、ある新聞が使用していた記事を見たことがあり納得した。追随を許さない非凡の行動力の持ち主の人のようだ。 にほんブログ村 美術ブログへ

古今集第四百七十六番見ずもあらず(書)

2014-01-17 06:45:53 | 
見ずもあらず見もせぬ人の恋しくは
あやなく今日やながめ暮らさむ         在原業平

 私はあなたのお顔をひそかに見ないともいえず、見たいともいえないのです。にもかかわらずなんだか、恋しくなってきた。ぼうっと今日一日を物思いにふけって暮らすのではないでしょうか。