哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

木曽義仲と芭蕉の眠る義仲寺(写真)

2008-03-31 06:49:31 | 写真
義仲に添ひて芭蕉の墓建つる
義仲寺こそは侘び寂びの満つ      樋田哲夫

 大津市・義仲寺は旧東海道を挟んで琵琶湖に面した景勝地であったらしい。現在は埋め立てられて湖は遠くなっている。800年前平氏討伐に挙兵した木曽義仲は北陸路に大勝したが、なぜか頼朝の不興を買い、命で都へ上った範頼、義経に敗れた。その地が義仲寺である。後年芭蕉がなんども訪れ、遺言により義仲と眠る。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
義仲寺にて (sonomachihenro)
2008-03-31 16:29:36
一昨年東海道を歩いた際、大津の義仲寺を訪ね、源氏一族の栄枯盛衰を目の当たりにし、芭蕉が何故この寺に葬る事を遺言にしたのか、今もって判らない。
間違いなく芭蕉の遺骸がこの墓の中に収められたことは事実で、夕暮れが迫ったひと時、芭蕉と義仲の往時に思いを馳せ暫し感慨に耽った。
話は変わるが、広中洋子さんが先日鹿児島に飛んだ際、室戸岬と足摺岬の上空から写した写真が掲載されていました。念の為。
返信する
春本番 (yoko)
2008-03-31 19:09:17
ご無沙汰致しております。そちらは桜が満開のご様子、良い季節になりましたね。毎日の更新すばらしい!sonomachihenroさんが私のblogに書き込みをして下さいました。四国はお二方にとって懐かしい思い出の土地であることを知りました。数々の難所やいろいろなドラマがあったことと思い、あらためて私の空からの写真から山系、山襞などを見つめなおしております。
返信する
sonomachihenro) さんへ (哲仙)
2008-04-01 09:11:15
 おはようございます。青春18切符を利用して大津市を歩きました。石山寺、三井寺、日吉大社、近江神宮などはすでに済ませています。となると、幸松さんから頂いた「東海道五十三次」のCDに義仲寺が入っていたことを思い出してのことです。
 義仲寺は寺とばかり思っていたので、大きな建物があるものと想像していたのが間違いでした。周辺まで行きながらうろうろ探す始末、たどり着いてびっくり。民家に毛の生えた程度で、山門だけが寺でした。義仲、芭蕉、巴御前の墓碑がメーンで中は句碑が多く文学と歴史が詰まった寺でした。何よりも境内の美しさは小さな別世界を作り出していて感じ入りました。メモやら写真を撮りながら約1時間ほどいました。
返信する
広中さんへ (哲仙)
2008-04-01 09:19:31
 おはようございます。すっかりご無沙汰しています。
 鹿児島へ行かれたのですね。上空からの写真ブログで見ました。窓際の一番いい席だったんですね。運がよかったのです。
 四国歩き遍路で幸松さんとはなんども出会いと別れを繰り返した不思議な縁があり、今でもメールや年賀状のやり取りが続いています。お大師さんの縁で北海道の大切な知人の一人です。
 ブログは毎日更新して頑張っています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。