哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

長保寺大門(写真)

2005-10-31 07:52:24 | 写真
 和歌山県海南市にある長保寺は長保2年(1000)の一条天皇の勅願により性空上人の創建。大門、本堂、多宝塔は国宝。大門は南北朝時代の1388年の建立。ほかに鎮守堂が重文。

長保有紀(写真)

2005-10-28 06:51:47 | 写真
 演歌歌手の長保有紀が和歌山県海南市下津町の長保寺特設野外劇場で1時間40分歌った。22日(日)海南市から下津町の熊野古道ウォーキング(15・6㌔))のイベントに参加して終わりに近い長保寺に立ち寄ると偶然来ていたもので、つい最後まで聞いてしまった。長保の名はこの寺からつけられ、国宝の多い長保寺とは縁が深いとのこと。約500人の地元ファンの前で熱唱した。

マツタケ(水墨画)

2005-10-27 06:51:57 | 水墨画
 きのう、野鳥観察で近くの山へ出かけると、マツタケシーズンで入山禁止の立て札とロープが張り巡らしてあった。中へ入らず折りたたみいすに腰を下ろしてしばらくすると、山の持ち主らしい親子がやってきて、私に近づき何をしているかと尋ねるので、野鳥の観察だと答えるとそのまま黙って奥へ入っていった。疑心を持たれても仕方がないが鳥の収穫はいくらもなかった。
 ことわざに「李下に冠を正さず、瓜田に靴を入れず」とある。

空(書)

2005-10-26 07:22:14 | 
 地上から見上げる空間。いい意味で使う場合と、いただけない用法も多い。上の空、空念仏、空き巣、他人の空似など
 さ夜中と 夜は更けぬらし 雁がねの
 聞ゆる空に 月渡る見ゆ    万葉集(巻9-1701) 読人知らず

仏手柑(墨彩画)

2005-10-24 08:01:13 | 墨彩画
 仏手柑(ぶっしゅかん)は柚子(ゆず)に似て大きく半ばより先は細く分かれて指を束ねたようになっているのでこの名がある。砂糖漬けにして食用にする。
 もらひ来し仏手柑二つしなびたり
 移り来ていく日のこと手につかぬ     藤沢古美

聞声悟道(書)

2005-10-23 06:09:23 | 
 もんしょうごどう
 人の声を聞いて道を悟ること。たとえ中傷であっても己を振り返ればその中に真理が潜んでいて改心すべきことがあるように思う。企業にあってはお客様の声を聞くことで製品やサービスに反映させることも同じだろう。