哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

朝の採れたて(墨彩画)

2017-07-30 20:40:52 | 墨彩画
シシトウにナスにキュウリにピーマンも
訳のわからぬ今年の不作        樋田哲仙

 家庭菜園を作り出して10年を越えた。毎年同じ夏野菜を作りながら、まだ、勉強不足で十分なものが作れないでいる。上記の歌の通り不作のものが多い。夏野菜の代表格ばかりで辟易している。全く心当たりが見つからない。何事も奥が深くて痛めつけられた。  

アサガオに旅行もままならぬ(墨彩画)

2017-07-22 07:11:20 | 墨彩画
たっぷりの水も朝顔萎れては
四日の旅は難しきかな       樋田哲仙

 今回群馬県を旅した。草花を育てて楽しんでいるが、問題は水遣りである。プランターに1株アサガオを栽培していて、出かける前にたっぷりと水をやっているのに帰ってくるとぐったりして枯れる寸前である。なんとかか枯らすことなくつながったようだが、夏場の四日の旅は難しい。  

朝の楽しみはアサガオ(墨彩画)

2017-07-16 07:14:14 | 墨彩画
公園のフェンスをはひてつぎつぎと
朝の癒しは咲く朝顔に        樋田哲仙

 今年もアサガオを育てている。公園のフェンスを這うようにプランターに1株を植えてたものだ。2週間前から咲き始め、途切れることなく毎朝咲いてくれる。家から300㍍は離れているが、出かけてきょうはいくつ咲いてくれているかを確かめるのが日課となっている。水やりと肥料にも気をつけて怠らないようにしている。

暑いほど似合うヒマワリ(墨彩画)

2017-07-13 07:13:36 | 墨彩画
向日葵の力強さに惹かるるは
茎の太さに葉の大きさに        樋田哲仙

 今年初めてヒマワリを育てた。貸農園、園児が通う通路のフェンスの脇に、公園に播いてその数120本以上が育った。早いもので6月下旬から、現在は3分咲きと言ったところか。大勢の人が見て楽しんでくれている。去年はコスモスを播いたが風に倒れるので、今年はヒマワリ替えた。予想外の好評に来年も頑張ろうと考えている。さらに多くの種子は地区の新聞に載せて種子をもらってもらおうとも考えている。  

五月はカキツバタ(墨彩画)

2017-05-02 07:23:16 | 墨彩画
山の辺の道に寄りたる長岳寺
池一面に杜若咲く       樋田哲仙

 三輪神社と石上神宮をむすぶ中間辺りに、見どころが多く崇神天皇陵、景行天皇陵と長岳寺がある。同寺にには大きくはないが池の大方にカキツバタが植栽されている。5月半ばはカキツバがの鮮やかに美しく咲く。紫1色でそまる。白色はない。  <
/font>

来年はヒョウタンに夢が(墨彩画)

2016-10-25 06:35:53 | 墨彩画
来年の楽しみ一つ知人より
瓢箪の種手に入れにけり         樋田哲仙

 子供の頃からヒョウタンは好きである。腰のあたりにしまりがあり、なんとも剽軽である。あれが自然の造形であるから面白い。来年は小さな貸農園ながらヒョウタンを作ろうと思い立って、栽培歴15年の知人に種を頼んでおいたら、センナリヒョウタンとミニヒョウタンの今年採れた種をくれた。前者に至っては1株で30個ほどはできるとのこと、すごい数の収穫となりそうだ。もう来年の夢が膨らんでいる。 

柿の目立つ季節(墨彩画)

2016-10-16 06:15:07 | 墨彩画
紅葉にいまだ木曽路に柿の実の
朱色の目立つ秋は来にけり        樋田哲仙

 木曽路は妻籠と馬篭を除いてほぼJR中央線や木曽川に平行して走る。山を縫う絶好の風景を眺めながらドライブができる。塩尻から中津川までを結び、田舎の道路とあって時折柿の木を植えている家もある。熟した色がて目立ち秋を楽しむことができた。 

10月に入っても盛りのアサガオ(墨彩画)

2016-10-01 06:44:07 | 墨彩画
十月に入りてもいまだ盛りなる
青の朝顔散歩の眺め       樋田哲仙

 アサガオと言えば夏のものである。、あさがお市は7月上旬に開かれる。ごく普通のアサガオであればもう終わっていて昔物語に入る。ある種のアサガオだけは10月になっても真夏と同様に咲き誇る。花数は何百と咲いているから不思議である。朝の散歩にいつもながめて通るのが楽しい。。 

秋の七草の一つキキョウ(墨彩画)

2016-09-28 06:38:55 | 墨彩画
桔梗をば今年はいまだ見ざれども
七草なれば親しみの湧く          樋田哲仙

 先日自然同会に参加して丹波を訪ねた。38人の参加で、その中の一人が草花に詳しい人がいてバスの中でみんなに説明をしてくれた。季節も季節、秋の七草で山上憶良の万葉集巻8に収められている「萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花」に触れられた。よく知られた歌でこの時期によく耳にする歌である。

ムクゲの花は一日花(墨彩画)

2016-08-17 06:27:59 | 墨彩画
一枝を活けて木槿は一日の
花とは知らず萎るる夕べ      樋田哲仙

 20,30年も前のことだが、散歩の道端に名も知らない白い花の一枝を折って花瓶に挿した。楽しむこと数時間で夕方には萎れ始めた。水でも悪かったのかと翌日も同じことであった。後に知ることになるが、ムクゲは1日花。アサガオや、フヨウと同じで夕方にはい織れる。花は長い期間咲いてくれて楽しめるのだが。 

アサガオ作りが減っている(墨彩画)

2016-08-05 06:39:23 | 墨彩画
この頃は花種の多く朝顔の
育てる家の少なかりけり        樋田哲仙

 子供の頃の田舎ではどこの家庭でもアサガオを育てた。起きたときには涼しげに花を開き、清涼感に浸った。一つの花は午前中まででしぼみ始めるが、翌朝には新しいつぼみが開いて連日長期間楽しませてくれる。ところが、洋物の花が入り、アサガオ作りが減って、締め出されいるように思える。 

朝顔市はすでに(墨彩画)

2016-07-21 06:20:20 | 墨彩画
毎年をテレビに知るをいつしかに
朝顔市はすでに終われり        樋田哲仙

 東京台東区入谷の朝顔市は全国一の規模で開催される。7月上で、今年は6,7,8日の三日間開催された。60業者、80露天商の一大イベントである。鉢物のアンドンづくりで、すぐに楽しめる。朝顔市は各地で開かれるが、大阪北部の千里でも小規模ながら開かれる。  

ビワの実(墨彩画)

2016-07-15 06:12:20 | 墨彩画
年月の経つのは早し店頭の
枇杷に気付かず梅雨明け間近        樋田哲仙

 年月の過ぎ去るのは早すぎる。ビワの絵を描いたものの、ふと、今年は枇ビワをまだ見ていないことに気づいた。翌日、スーパーの店頭を探したが見当たらい。店員に尋ねると、もう過ぎたという。今年はほんの短い期間あそこへ並べたと。指で示された場所は普段通らないコースである。これでは見落とすのも無理はない。もうこうなったら来期しか仕方がない。