哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

ツバキにひとt苦労(墨彩画)

2014-03-31 06:44:06 | 墨彩画
もう少し上を目指して意地になる
たかが椿がされど椿に      樋田哲仙ん

 ツバキをもう少しうまく描きたいために、意地になっている。どうも葉がさまにならない。先生から描き方を指導されているのだが、思うようにならない。先日も、長居植物園や花の文化園へ足を運んでツバキ園で観察に時間をかけた。先生の指導のように実物はなっていないから苦労が始まる。何とかここで踏ん張ってツバキだけでもモノにしなければならないと考えている。にほんブログ村 美術ブログへ

掛川城(写真)

2014-03-29 06:47:41 | 写真
千代なるは内助の功を語るとき
この人おいて語る人なし      樋田哲仙

 秀吉のあとを継いで天下統一を果たした家康は掛川城主に山内一豊を城持ち大名とした。一豊は信長、秀吉とつかえてようやく大出世となる。この時、妻の千代は持参金の大枚を渡して名馬を購入させたことから、内助の功の鏡と称賛されることになった。しばらくして一豊は土佐初代藩主として移封され土佐の礎を築いた。

公園のつらつらツバキ(墨彩画)

2014-03-28 06:48:36 | 墨彩画
公園の片隅に咲く身の丈の
三倍はあろうかつらつらツバキ        樋田哲仙

 市教委員会生涯学習課の企画による橿原市にある重要伝統的建造物部保存地区の今井町を訪ねた全国的に雨天た大変な中、地元観光ガイドにつずいた。東西600㍍、南北31㍍  が江戸時代にタイムスリップした感の街に錯覚する。西北の公園の片隅には身の丈3倍ほどもあろう華と思われる大木のツバキが真っ盛りで目を見張った。にほんブログ村 美術ブログへ

駿府城跡東御門?(写真)

2014-03-26 06:56:37 | 写真
大御所の列の後方へにこっそりと
行く思いする駿府の御門       樋田哲仙ん

 最近、方向音痴になるとはほとんどないのだが、駿府城跡へ入るとっみには方向が分からない。乾櫓が建っているのでそれから割り出せるはずだが、どうも東西南北が出ない。多分入場した門は東御門と決め込んでしまったが、方向音痴になると難儀なことが起きる。

樹木の名前(墨彩画)

2014-03-25 06:01:06 | 墨彩画
公園に咲きゐる椿名の札を
見かけし時の安らぐ心        樋田哲仙

 ツバキに限らず樹木に名札が下がっていると、よく管理されている心地よさがある。ところが、その名前が全国統一された名前なのかが分からない。林野庁の管理のもとにされているなら問題ない。変な話だが、かって文化庁の管理のもとに国宝や重要文化財が、いつの間に知らないうちに無断で売却されていたり、盗難にあっても紛失届けもな.かったりししているという。これを思うと、樹木の名前はどうだろうか。 にほんブログ村 美術ブログへ

駿府城跡(写真)

2014-03-23 06:47:02 | 写真
引退後ふるさと恋ひて大御所は
安堵の胸に駿府に籠る       樋田哲仙

 将軍職僅か2年で息子の秀忠告に譲り、故郷の駿府城へ隠居した。だが江戸へは目を光らせせ実験はいつまでも握り続けた。現在駿府城跡は都市公園で平坦な真ん中にある。復元された乾隅櫓が図書館と資料館になっているとか。今現在坤の隅櫓が建設中では復元されるようだ。

サザンカとツバキの相違点(墨彩画)

2014-03-22 06:12:24 | 墨彩画
よく見てもどこが違ふか山茶花と
椿の違ひ戸惑ふばかり         樋田哲仙

 長居植物園を訪ねた。ツバキがさきはじめたとの記事をよんでのことである。870本が植栽されていて早咲きはもう咲き始めている。狙いは写真であるが、詳しく知る絶好の機会と葉、蕊・形、落花など今までの知識を確認するしため2時間かけて調査した。とろがりかいできるどころかかえって混乱するばかり・これまでサザンと思っていた木が寒椿の名札がさがっていたからであ。整理どころではなかった。にほんブログ村 美術ブログへ

オープン間もない「あべぼハルカス」(写真)

2014-03-20 06:54:11 | 写真
大阪に名所となるは違ひなし
はや訪ねたる「あべのハルカス」       樋田哲仙

 大阪に限らず、どこの地域にも野次馬いる者だ。3月7日全面オープンした[あべのハルカス]は高さ300㍍、60階建てノ超高層ビルハ周囲を圧倒している。展望台は3月末まで予約で、一般はのぼれない。16階の中間展望台は自由に上れる。開業8日目で訪ねる野次馬である。新名称は人出で盛況である。

ツバキばかりを描く(墨彩画)

2014-03-19 06:06:55 | 墨彩画
椿をば好きと思はずそれでゐて
かくも不乱に描きゐる不思議       樋田哲仙

 ツバキは春の代表的花木である。そのシーズンは到来しているが、好きになれない。木の咲く状態がポツンとしたイメージで賑やかではない。賑やかにつぼみをつける品種もあるが、数少ない。全体として孤独のようである。絵の画題にして取り上げるのは、もう少し上達したいと思うからだが、描いていても不思議である。 にほんブログ村 美術ブログへ

巨勢寺跡はツバキばかり(写真)

2014-03-17 06:31:11 | 写真
人足が共にて詠みし巨勢山の
椿に名だたる万葉史跡        樋田哲仙

 息子の文武 に譲位しているので、持統天皇は太上天皇となるが、奈良から紀伊への行幸する最適地が巨勢だったのだろう。1300年余前の飛鳥時代のことである。当時から同中にツバキが植栽されていた証しである。現在も受け継いで、大切に史跡としている。坂門人足、春日蔵首老に巨勢の歌がみられる。