哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

朝の採れたて(墨彩画)

2017-07-30 20:40:52 | 墨彩画
シシトウにナスにキュウリにピーマンも
訳のわからぬ今年の不作        樋田哲仙

 家庭菜園を作り出して10年を越えた。毎年同じ夏野菜を作りながら、まだ、勉強不足で十分なものが作れないでいる。上記の歌の通り不作のものが多い。夏野菜の代表格ばかりで辟易している。全く心当たりが見つからない。何事も奥が深くて痛めつけられた。  

妙義神社楼門(写真)

2017-07-29 07:16:07 | 写真
はるばるときし感慨に足る心
妙義神社の楼門くぐる       樋田哲仙

 上州の旅は思い付きに近い計画の旅である。一番の苦労は日数が休日を挟んで取れるかである。安易な日帰りとは異なる。妙義、榛名、赤城を主目的にした計画である。一番初めに妙義の楼門に到着した時は感慨ひとしおのものがある。

ついに途切れたアサガオ(水墨画)

2017-07-28 07:14:30 | 水墨画
ここにきてつい途切れたる朝顔の
咲かぬを知りて虚しき朝       樋田哲仙

 アサガオを育てているのは家から300㍍余離れた公園のフェンスである。道を隔てた向かいに保育所があり、児童を送り迎えする保護者の多くに目が留まる計算である。水は保育所からいただいてやっている。咲き始めた日の記憶はないが3週間は連続して毎日1~4個咲いてくれた。とうとう途切れてしまった。なんだか穴が開いたような虚しさが胸をよぎった。  

妙義神社本殿(写真)

2017-07-26 07:11:07 | 写真
急坂を避けて女坂に参りたり
東照宮に似るぞ妙義は       樋田哲仙

 上毛三山の一つ妙義神社を訪ねた。名だたる神社だけのことはある。山門から妙義山に抱かれて奥行きが深い。本殿へ向かう階段が長くてきついので参るのを迷っていると中年の女性が緩やかな女坂のあることを教えてくれた。彩色された本殿は東照宮に酷似している。無理を押して登った甲斐は十分にあった。

歩く姿は百合の花(水墨画)

2017-07-25 07:08:23 | 水墨画
品のある美女の歩きに見立てられ
この上もなき素晴らしき百合        樋田哲仙

 一般的にユリの最盛期は梅雨時でもう過ぎていて見られないだろう。だが、店頭では栽培方法が異なるのかかなりの期間見かける。諺に「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とあり、美人の形容であるが、その喩に入るからユリは大したものだ。   

中之嶽神社(写真)

2017-07-23 07:10:02 | 写真
中之嶽の神は妙義に抱かれて
日本一の金の大黒        樋田哲仙

 中之嶽神社は観光案内所の勧めで知った。妙義山の山麓にあり、20分で行けるという。妙義の峻険が見え始める頃、朱の鳥居が目に入った。人影は少ないが、大きな茶店があるところを見るとかなりの人ではあるだろう。本殿裏手に大きな黄金色した大黒様がある。日本一と書いてあった。

アサガオに旅行もままならぬ(墨彩画)

2017-07-22 07:11:20 | 墨彩画
たっぷりの水も朝顔萎れては
四日の旅は難しきかな       樋田哲仙

 今回群馬県を旅した。草花を育てて楽しんでいるが、問題は水遣りである。プランターに1株アサガオを栽培していて、出かける前にたっぷりと水をやっているのに帰ってくるとぐったりして枯れる寸前である。なんとかか枯らすことなくつながったようだが、夏場の四日の旅は難しい。  

妙義山(写真)

2017-07-20 07:14:27 | 写真
岩肌の切り立つ魔力これぞこの
神の手による妙義なる山       樋田哲仙

 群馬県富岡市にある妙義山は奇怪な山容である。切り立つ峰が数峰もあり、魅力となっている。信仰の山かと思いきやそうでもなさそうだ。人が自由に登ることができる。危険が多く鎖でよじ登るという。山の心得がないと登らない方がよい。眺めるだけなら近接は可能である。

富士は三保の松原(水墨画)

2017-07-19 07:10:45 | 水墨画
いろいろと眺むる富士は多けれど
中でも勝る三保の松原       樋田哲仙

 富士はどこから眺めても美しい日本一の山である。その富士を満喫するために富士五湖を1周する旅をしたことがある。さらに、世界遺産に登録された三保の松原へも出かけた。が、雲が厚く掛かって全然見られなかった。宣伝用のポスターが掲示板い貼られている富士しか知らないが、強く印象に残っている。  

日本大正村・大正ロマン館(写真)

2017-07-17 07:12:24 | 写真
訪ねたる大正村のイメージは
呆れるばかり驚くばかり          樋田哲仙

 合併が進んで現在は恵那市となっている旧明智村に日本大正村はあった。入場料を払ってい入るものと思っていたら、地域全体は大正村となっていて入る施設ではない。古い建物を資料館、歴史観、ロマン館としてそこだけは金が要る。明治村とか、昭和村とは全く異なる。初代村長に高峰美枝子、2代目司葉子、現在は3代目竹下景子となっている。