かごにナス（水墨画）

出盛りとなりて紫紺の色深し
一山の茄子を日ぐれにあがなふ　　　　　　　　　窪田空穂

無始無終（書）

むしむしゅう
始めもなければ、終わりもない。輪廻の無限性を表す仏教語。

中国三十三観音霊場第１８番札所宗隣寺（写真）

山口、宇部市にある臨済宗松江山宗隣寺は奈良時代創建の名刹。本堂北側にある築山泉水庭の「龍心庭」は古庭園。

朝顔（墨彩画）

よろこびの溢るるごとく開く花の
朝顔の輪大きかりけり　　　　　　　田中長三郎

晴耕雨読（書）

せいこううどく
晴れた日には外に出て田畑を耕し、雨天の日には家で本を読む。田園に閑居して悠々自適な生活をすること。

中国三十三観音霊場第１８番札所宗隣寺（写真）

　山口・宇部市にある臨済宗松江山宗隣寺は奈良時代創建の名刹。観音堂
江戸時代になると長州藩永代家老の福原広俊が菩提寺として再興し整えた。

ぶどう（水墨画）

あつき日を幾日も吸ひてつゆ甘く
葡萄の熟す深き夏かな　　　　　　　　　　　　　　　木下利玄

落雁秋月（書）

　らくがんしゅうげつ
空から舞い降りる雁に秋の月。この言葉にはどことなく琵琶湖の秋の深まった情景を私は連想してしまいます。近江八景のひとつ「堅田落雁」があるからでしょうか。

中国三十三観音霊場第１８番札所宗隣寺（写真）

　山口・宇部市にある臨済宗松江山宗隣寺は奈良時代創建の名刹。本堂

トマト（墨彩画）

さ庭べにトマトを植ゑて幽かなる
花咲きたるをよろこぶ吾は　　　　　　　　斉藤茂吉

有言実行（書）

　ゆうげんじっこう
　公言したことは実行する。どこかの国の政治家に教えてあげたい言葉です。
　一方で、つべこべ言わず実行する言葉に不言実行があります。この言葉をもじって有言実行は生まれたといいますが、一般にはなぜか有言実行が多用されています。変な政治家が多いからでしょうか。

愛・地球博の長久手日本館（写真）

　環境を考慮した２１世紀の建物は、可能な限り省エネルギーを目指す。
館内の電力は１００％新エネルギーを使用
竹ケージや光触媒鋼板屋根、壁面緑化、建築材は間伐材を利用している。

酉年（墨彩画）

酉（とり）は十二支の１０番目。
方角では西方。
時刻では午後８時ごろ。
多くの意味を表現します。

順風満帆（書）

じゅんぷうまんぱん
追い風に帆がいっぱいはらむこと。物事が順調に運ぶときによく譬（たと）えられる。

愛。地球博の長久手愛知県館（写真）

　会場おひざ元の愛知７００万人県民パワーがはじける「あいち・おまつり広場」では各自治体の多彩なイベントが開催されている。