切れ目なく一気に落つる滝壷の
岩打つ音に霧雨かかる 樋田哲夫
落差133㍍の那智の滝の滝口は3筋に別れ、一気に落ちて雄大である。途中でつかえて段を作ることはない。日光華厳の滝のように遠くから眺めることはなく、すぐ真近かで仰ぐように眺められるので迫力満点である。炎暑の中でも霧雨のかかる滝つぼは涼しく、すぐに汗も引く。南紀の一大観光地は年中人の絶えることはない。
岩打つ音に霧雨かかる 樋田哲夫
落差133㍍の那智の滝の滝口は3筋に別れ、一気に落ちて雄大である。途中でつかえて段を作ることはない。日光華厳の滝のように遠くから眺めることはなく、すぐ真近かで仰ぐように眺められるので迫力満点である。炎暑の中でも霧雨のかかる滝つぼは涼しく、すぐに汗も引く。南紀の一大観光地は年中人の絶えることはない。