疲れれば館内出でて時折を
池面に跳ねる音を聞きをり 樋田哲夫
敬老の日に奈良国立博物館を初めて訪ねた。「西国三十三所観音の祈り」が目的である。本館、西館、東館と館内は広い。今回は東館西館を使う展示で、多数の観音像の観賞ができ、2時間30分をめぐると疲れが出て外へ出ると、わびさびの漂う庭には、まだ、スイレンの花の残る池に時折何かが跳ねる音が水面にして、また静けさが戻った。
池面に跳ねる音を聞きをり 樋田哲夫
敬老の日に奈良国立博物館を初めて訪ねた。「西国三十三所観音の祈り」が目的である。本館、西館、東館と館内は広い。今回は東館西館を使う展示で、多数の観音像の観賞ができ、2時間30分をめぐると疲れが出て外へ出ると、わびさびの漂う庭には、まだ、スイレンの花の残る池に時折何かが跳ねる音が水面にして、また静けさが戻った。