哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

梅が香に・・・(書)

2005-06-23 06:06:08 | 
梅が香にのっと日の出る山路かな     芭蕉

元禄7年は芭蕉最後の春となり、江戸で詠む。梅が咲きにおう朝は、まだ寒いことだったでしょう。また、梅は深い山にあるものではなく、里山ぐらいでしょうか。
「炭俵」の冒頭を飾る句。

愛・地球博の場内をパレードのお通りお通り(写真)

2005-06-22 05:58:51 | 写真
 派手な音楽を流して場内の雰囲気をもりあげるパレードがグローバル・ループを、時折一周していきます。通過する一瞬華やいで、居合わせたみんなの顔が一斉にほころびます。この乗り物の前を着飾った踊り手十数人が、まるで露払いのように掛け声合わせて進みました。 

広大無辺(書)

2005-06-20 00:39:09 | 
 こうだいむへん

 広く大きく、限りのないこと。
 果てしなく続くシルクロードやモンゴルの壮大な草原を映し出すハイビジョン画面に、なんとなくこんな言葉が浮かんできます。見上げる空にも宇宙にも。昨夜NHK総合9・00で「新シルクロード敦厚石窟に死す・砂漠の大画廊」を放送していました。