世の中よ道こそなけれ思ひ入る
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる 皇太后大夫俊成
世の中の憂さを逃れようと思い切って山の奥へ入ってみたけれど、やはり世俗と同じで憂さがあるとみえて、鹿までが悲しげな声で鳴いている。つまりどこへ行っても憂さは消えることはないらしい。俊成は歌才に恵まれ、千載集を撰していうr。
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる 皇太后大夫俊成
世の中の憂さを逃れようと思い切って山の奥へ入ってみたけれど、やはり世俗と同じで憂さがあるとみえて、鹿までが悲しげな声で鳴いている。つまりどこへ行っても憂さは消えることはないらしい。俊成は歌才に恵まれ、千載集を撰していうr。