ため池の背高き蓮の咲き満ちて
終ひの願ひは極楽浄土 樋田哲仙
ミニコミ誌に熊取町の「長池オアシス」を見つけて出かけた。ため池に植栽されたハスの見ごろとあり、直ぐ翌日の行動である。車で40分、ハス池は新興住宅に囲まれた池の一角にあった。開花は晩生のみのが満開で、全体としては終わりに近い。池には曲折した橋上遊歩道が作られ、趣向を凝らして夏のオアシスとなっている。仏教のk極楽浄土が見事に再現されている。
終ひの願ひは極楽浄土 樋田哲仙
ミニコミ誌に熊取町の「長池オアシス」を見つけて出かけた。ため池に植栽されたハスの見ごろとあり、直ぐ翌日の行動である。車で40分、ハス池は新興住宅に囲まれた池の一角にあった。開花は晩生のみのが満開で、全体としては終わりに近い。池には曲折した橋上遊歩道が作られ、趣向を凝らして夏のオアシスとなっている。仏教のk極楽浄土が見事に再現されている。
コワイヨと波打ち際に幼な児は
ママが誘へど足踏み入れず 樋田哲仙
大阪湾の港の防潮堤に囲まれた波も少ない海水浴場であっても、幼い児にとっては波打ち際は怖いことだろう。海面はゆったりとうねり、さらに小波が生まれて、砂浜を駆け上がり、引波となる。足をすくわれ、さらわれそうな気になる。子どもの心に自然の感覚として受け止めるのだろう。母の声にもオッカナビックッリで海へ足を入れようとしない。外洋や岩礁となると大人でも恐怖を感じる。
ママが誘へど足踏み入れず 樋田哲仙
大阪湾の港の防潮堤に囲まれた波も少ない海水浴場であっても、幼い児にとっては波打ち際は怖いことだろう。海面はゆったりとうねり、さらに小波が生まれて、砂浜を駆け上がり、引波となる。足をすくわれ、さらわれそうな気になる。子どもの心に自然の感覚として受け止めるのだろう。母の声にもオッカナビックッリで海へ足を入れようとしない。外洋や岩礁となると大人でも恐怖を感じる。
ふりそそぐ日差しに似合ふ向日葵の
ごとく浜辺は水着の女 樋田哲仙
前回に引き続き浜辺のワンシーン。この頃若い女性が強く輝いて見える。18日早朝、女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンが男女を通じて世界の頂点に立津快挙を成し遂げた。日本女子の誇りであり、歴史に大きな1ページを書き加えた。以来どこ見かける女まで気概が乗り移ったかのように輝いて見える。浜の水着の女も同様である。
ごとく浜辺は水着の女 樋田哲仙
前回に引き続き浜辺のワンシーン。この頃若い女性が強く輝いて見える。18日早朝、女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパンが男女を通じて世界の頂点に立津快挙を成し遂げた。日本女子の誇りであり、歴史に大きな1ページを書き加えた。以来どこ見かける女まで気概が乗り移ったかのように輝いて見える。浜の水着の女も同様である。
ビキニらが肌灼く日差し眩しくて
暑き浜辺に夏はちきれる 樋田哲仙
徒歩で15分も要しないが、大阪湾の一握りのミニ海水浴場がある。毎年人出の予想される日を狙って一二度出かける。今年は先日の日曜日に覗いた。ブログ用に格好のショットを目的にするもので浴場は暑くて一巡りすると直ぐ切り上げる。夏にふさわしい光景はどうしても若い女性か楽しい家族連れとなる。遠くから遠慮がちに撮るのでいい写真はなかなか難しいものだ。
暑き浜辺に夏はちきれる 樋田哲仙
徒歩で15分も要しないが、大阪湾の一握りのミニ海水浴場がある。毎年人出の予想される日を狙って一二度出かける。今年は先日の日曜日に覗いた。ブログ用に格好のショットを目的にするもので浴場は暑くて一巡りすると直ぐ切り上げる。夏にふさわしい光景はどうしても若い女性か楽しい家族連れとなる。遠くから遠慮がちに撮るのでいい写真はなかなか難しいものだ。
外国語語れる娘らに微笑めば
カタコトながら返す日本語 樋田哲仙
守山市の芦刈り園は琵琶湖水生植物園に立つ風力発電のブレードが遠方にみえることからそんなに遠くはない。多品種のアシサイを特徴としている。そんな園内を5,6人の娘たちが楽しそうにカメラを撮っている。外国語で分からないから、韓国か中国化と思いきやベトナム人であった。日本へ来てまだ日は浅い、今勉強中ですとカタコトながらしっかりと答えた。カメラを向けると快く応じてくれた。
カタコトながら返す日本語 樋田哲仙
守山市の芦刈り園は琵琶湖水生植物園に立つ風力発電のブレードが遠方にみえることからそんなに遠くはない。多品種のアシサイを特徴としている。そんな園内を5,6人の娘たちが楽しそうにカメラを撮っている。外国語で分からないから、韓国か中国化と思いきやベトナム人であった。日本へ来てまだ日は浅い、今勉強中ですとカタコトながらしっかりと答えた。カメラを向けると快く応じてくれた。