哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

上杉謙信の墓(写真)

2017-08-31 07:03:26 | 写真
謙信の眠れる墓に訪ね来て
旅の目的一つ叶fへり      樋田哲仙

 戦国時代の名将上杉謙信が拠点とした春日山一帯を訪ねるのは二度目となる。前回は北陸自動車道を利用したが、今回は中央自動車道・長野自動車道で眺める風景も新鮮であった。謙信の墓は春日山山麓の林泉寺に祀られている。越後一宮と呼称され風格のある古寺である。

ミニとジャンボ(水墨画)

2017-08-30 07:04:00 | 水墨画
どの種にもミニとジャンボのあるものぞ
人の背丈をしのぐ瓢箪       樋田哲仙

 動物の種の中にはミニとジャンボの存在することに常に不思議なことと思っている。鯨にしてもイカにしても恐竜にもミニとジャンがどのように進化して存在するのだろう。今回「道の駅ちはやあかさ」で人の背丈を越えるシャンボナ瓢箪を見かけた。見たことも聞いたこともないのには驚くばかりだ。

道の駅水紀行みなかみ(写真)

2017-08-28 07:17:53 | 写真
名に聞きし人ひと見たきが雲の中
遭難多き」谷川岳は        樋田哲仙

 温泉で名のある群馬県最北部の水上町まで走った。谷川岳の入り口の町でもある。日本一遭難が多い谷川岳はどんな山かみたい好奇心である。好天なら道の駅水紀行みなかみから眺められるようだ。駐車場の係員に尋ねると、その方角を見て「今日は雲でだめです」という返事。運の悪いことこの上ないが諦めるより仕方がない。

収量に影響する人工授粉(水墨画)

2017-08-27 07:07:17 | 水墨画
栽培の新たな知識聞き知りて
はやも意気込む瓢箪作り       樋田哲仙

 ヒョウタン作りの重要な一つに前回摘芯のことに触れた。さらに人工授粉が大切であると聞き知った。夕方白い花を咲かせるので雌花の柱頭に雄花の花粉をつけるだけでいいらしい。簡単な作業である。収量に確実の差が出るという。今年は知らなかったから放置してしまったが、来年は気合を入れるつもりだ。1株15個は作りたいと思っている。  

SLが走ったころは(写真)

2017-08-25 07:03:08 | 写真
橋梁の昔偲ばるSLが
汽笛鳴らして煙を吐いて      樋田哲仙

 山深い谷あいをトンネルを出るとまたすぐにトンネルに入るSLが走っていたが、新線の開通で廃線となってしまいハイキングコースとなっている。昔のSL時代はファンがカメラを構えて大勢押しかけたことは間違いな。乗車するよりも下から仰いでSLが通過する瞬時の方が絵になる。

ヒョウタン作りに挑戦(水墨画)

2017-08-24 07:17:13 | 水墨画
経験の尊きことを今年ほど
身にぞ沁むるは瓢箪作り       樋田哲仙

 ヒョウタン作り12年の知人から種子をいただいた。こちらから依頼してセンナイヒョウタン(小型)の種類で栽培が簡単と思ったからである。作り方に対する注意点は何も教えてくれなかった。今年6株で45個の収穫があった。これは少なすぎる。もっと出来るはずの予想がはずれた。1株15個は実るはずの種類である。心得のある人に話すと摘芯の作業を怠ったからのようだ。全くの素人は何も知らないから放置したままで水やりばかりをしていた。来年の課題が見つかったので再度挑戦する楽しみができた。 

群馬県にもめがね橋(写真)

2017-08-22 07:06:37 | 写真
長崎とばかり思ひしねがね橋
上州碓井の第四橋梁      樋田哲仙

 群馬県安中の碓井に信越本線が走り、昭和38年電化により新線が開通して、現在は廃線となっている碓井第四橋梁が通称めがね橋と呼ばれる。めがね橋は長崎だけではない。高さ31㍍、長さ91㍍、一駅がハイキングコースの観光名所となっている。明治時代にイギリス人技師の指導でレンガ造りの橋梁が完成し歴史は古くはないが国の重要文化財と指定されている。

盆を過ぎると海水浴客はガタ減り(水墨画)

2017-08-21 07:08:19 | 水墨画
盆過ぎて海の賑はひ確実に
減りて今年の夏は去りゆく      樋田哲仙j

 自転車で急げば家から5~6分のミニ海水浴場も盆を過ぎると急に人が減って、かってのにぎわいも消える。と言って出かけたわけではないが、海沿いの幹線道路を走れば駐車況で判断ができる。このところ朝晩の気温も心なしか盛夏は過ぎた感がある。立秋は7日であったから当然と言えば言える。

赤城神社本殿(写真)

2017-08-19 07:11:45 | 写真
赤城まで来たる思ひを熱くして
沼面に浮かぶ朱塗りの社殿       樋田哲仙  

 上州赤城まで旅をするとは夢想だにしていなかっったので、到着すると胸が熱くなった。赤城山は一帯を呼称するもので単独峰はないのにも驚いた。江戸後期の侠客国定忠治が立て籠もったことで知られる山である。神社は標高1000㍍ほどで四方山に囲まれた沼の畔に鎮座していた。社殿は朱塗りの華麗な神社であった。

ヤンマを捕えるのに一苦労(水墨画)

2017-08-18 07:12:51 | 水墨画
子供には捕へることの難しき
休むことなくヤンマの飛びて        樋田哲仙

 男なら誰もが昆虫を捕えることに夢中になった経験はある。中でもトンボのヤンマは大型で悠然と飛び捕えたくて仕方がなかった。タモ網で構えて振り回すのだが、ひらりと交わされた逃げられてしまう。何度繰り返してもあざ笑うかのように逃げらた。全く子供では歯が立たなかった記憶がある。