哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

雪の予報が(水墨画)

2015-01-31 06:06:12 | 水墨画
起きてすぐ窓を開ければ雪の降る
予報と違ひ雨降る朝        樋田哲仙

 前夜天気予報を見ていたら、全国的に雪の降る様子を伝えた。南岸低気圧が発達して東進するため寒気が流れ込んで太平洋側まで雪の予報だ。めったに雪の降らない大阪南部でもひょっとしたらと思い込んだ。写真が撮りたいだけの幼稚ナ発想である。朝起きてすぐ窓を開けるとひどい雨であった。これではカメラどころではない。にほんブログ村 美術ブログへ

和泉リサイクル環境公園の水仙(写真)

2015-01-29 06:33:09 | 写真
公園の丘埋め尽くす水仙は
寒のさなかに香を放ちをり       樋田哲仙

 近場で水仙を楽しめるところはないものかと思っていたら、和泉リサイクル環境公園が新聞で水仙の開花を紹介した。2月まで楽しめるとある。45分ほどで到着できる。市が産業廃棄物を丘陵地の谷筋を埋めて完成させた公園である。1年中季節の花が楽しめそうだ。来場者は年35万人という。水仙は驚くほどの面積と占めて咲いてた。

節分を待つ(水墨画)

2015-01-28 06:12:07 | 水墨画
思ひ出は多くあふるる節分を
寒さに堪えてひたすらに待つ      樋田哲仙

 まだ寒中だが、節分が近づくと楽しい。各地の名のある寺では節分の行事が行われる。豆まきや餅まきである。寝屋川の成田山不動尊では落花生をばらまく。特設舞台から芸能人が1時間ごとの撒く。半端じゃない。参拝客は沢山拾うことができる。近くでは水間観音が餅をまく。裃つけた年男が舞台から投げるが、うっかりすると坊主のこともある。だが面白い。岸和田観音、長田観音、我孫子観音もある。今年はどこへ出かけるか思案中だ。 にほんブログ村 美術ブログへ

ナビを頼るが妙源寺(写真)

2015-01-26 06:02:00 | 写真
目的の寺をナビには打ち込めど
頼れる筈が時に頼れず       樋田哲仙

 岡崎市南部の妙源寺は初めて聞く名である。案内所で見かけえたチラシに国宝のある寺とあり、出かけることにした。ナビに番地を入力して近くまで行ったのだが、最後の詰めには苦労した。市街地で樹木のない寺が問題である。三度も周辺を巡ってしまった。国宝は柳堂で、山門は支柱が何本も支えて倒壊を防いでいる。五輪塔は数十基はあろうか珍しい。

羊の絵も終了(墨彩画)

2015-01-25 06:24:36 | 墨彩画
新年も睦月下旬となりたれば
羊を描くを終わりとせねば       樋田哲仙

 この間新年を迎えたばかりと思っていたら、もう下旬である。光陰矢の如しを実感しているところである。干支の羊をずいぶん描かさせてもらった。30枚はくだらない。人様に差し上げて喜んでもらった。このブログにも多数載せた。だが、もう下旬で、いつまでも羊を描いているばかりにはいかない。この絵をもって終了としなければ。  にほんブログ村 美術ブログへ

岡崎城大手門・天守閣(写真)

2015-01-23 06:22:31 | 写真
連休に全国的には名の低く
人もまばらの岡崎の城        樋田哲仙

 岡崎城の存在を知ったのは最近のことだ。知名度は全国的にいまひとつである。国道1号線沿いににあり、徳川家康の生地がセールスポイントぐらいか。藩主の本田だの水野だの松平だのぐらいでは名をなさない。家康の名が出ると急に感度が上昇する。地方都市にしては広大で、観光課の職員が常駐していて、武士の衣装(本田忠勝、服部正成、小松姫)で客を迎えて案内する。再建で創建当時の面影はない。

未年に思う羊蹄山(墨彩画)

2015-01-22 06:28:24 | 墨彩画
未年に思ひ浮かぶは旅に見し
雲を頂く羊蹄山を        樋田哲仙

 かって北海道を旅したことがある。道南のニセコ町をバスで走行中窓に羊蹄山を見た。山頂部が雲に隠れ残念であった。独立峰の美しい山で、1898㍍ンの活火山である。富士に酷似していることから蝦夷富士との別名を持つ。今年は未年に昔の旅に羊蹄山を思い浮かべた。  にほんブログ村 美術ブログへ

岡崎市大樹寺(写真)

2015-01-20 06:31:53 | 写真
滝山の帰途に山門目に入りぬ
徳川ゆかりの巨大なる寺       樋田哲仙

 滝山東照宮の帰途、 巨大な山門が目に入った。半端ではない。知らないまま入山すると、手水鉢に徳川の葵の門が刻まれていて、徳川家の菩提寺とある。岡崎市は家康の誕生地である。厚い庇護を受けて巨費が投じられたに違いない。本堂から鐘楼まで威容を整えている。岡崎での旅で強い印象は忘れられない。

福寿(墨彩画)

2015-01-19 06:13:00 | 墨彩画
羊とは優しきものと思ひきや
仲間なくては生きられぬとは        樋田哲仙

 これまで羊は優しい動物で人間によく貢献しているとばかり思い込んできた。所があるテレビ番組で羊の生態を放映したとか。自分は見ていないので聞いた話である。全く主体性がなく、仲間の行動を真似して動くらし。自分の意思がない。人間とて一人では生きられないと言われるが意味が違う。小心で悪臭がひどい。人間には毛、皮、肉で貢献度は大きいのだで可哀想である。 にほんブログ村 美術ブログへ

井が八幡宮・楼門・さざれ石(写真)

2015-01-17 06:25:03 | 写真
岡崎の伊賀八幡の楼門は
前広々として遠目にぞ映ゆ       樋田哲仙

 岡崎市街地に伊賀八幡宮はある。広大な境内地には大木が少ない。格式も風格も備えている。八幡宮は応神天皇量を祀り、武士が戦場に赴くとき、戦勝を祈念する神社であ。楼門は遠くから目に入る。これも珍しい。こんな神社が住んでいる近くにあるならば、日参でもして体と心を清々しくしたいものだ。