ツバキの定め(墨彩画) 2008-03-03 05:25:26 | 墨彩画 定めにて落つる椿のあはれなり 祈りの晴れて下る石段 樋田哲夫 紀州東照宮は春の光に包まれて穏やかであった。幾度も訪ねているが、いままで本殿と思っていた拝殿の奥に本殿があることの発見に驚き、満足した。東照宮は小高い山の中腹にこじんまりとしながらも威厳と風格を備えている。帰りは道を変えて緩やかな坂を下るとツバキの花がポツリポツリと階段の上を汚していた。