哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

丹波路高山寺の紅葉(写真)

2013-11-29 06:22:43 | 写真
同名は外にもあれど丹波路の
もみぢに高き高山寺かな          樋田哲仙

 高原寺の紅葉は有名であるが、途中観光案内所で知った高山寺は京都の方が国宝の鳥獣戯画を所蔵することで小学校の教科書にもにも紹介されて子供でも知っているが、丹波路は今回初めて知った名である。その土地では紅葉の寺として知られているようだ。環境客も多い。急遽立ち寄った」甲斐があってよかった。

わが家でツバキは無理(墨彩画)

2013-11-28 06:09:35 | 墨彩画
邪魔なれば夏の剪定ひどくして
椿の花の数少なかり         樋田哲仙

 庭に3本のツバキがある。いずれも通路沿いにあるため歩く邪魔になるので、ひどく切り詰めることにしている。これが花芽をつけない最大の理由である。他方、サザンカは今年剪定を控えたら、驚くほどつぼみをつけた。早いものは咲き始めたし、つぼみの先に朱の色を付け始めているのも多い。今年は存分に楽しめそうだ。 にほんブログ村 美術ブログへ

独鈷の滝(写真)

2013-11-26 06:10:11 | 写真
有史より姿形を整へて
独鈷の滝は名を高めたる          樋田哲仙

 幹線道路に巨大な塔で表示する独鈷の滝は不二の溪谷の奥にある。落差は18㍍と大きくはないが、直瀑の滝らしい姿が素晴らしい。丹波の紅葉の名所の岩竜寺の奥にあって、みな、足を伸ばすだけで訪ねやすく、来訪者が多い理由である。弘法大師が独鈷(ぶつぐ)で大蛇を退治した伝説もあり古い滝である。

干物は好きだったが(水墨画)

2013-11-25 06:23:28 | 水墨画
かりかりと焙りし干物噛むことの
容易ならざる齢となりぬ        樋田哲仙

 漁師町へ立よると海産物が当然多い。。国道42号線を走ると、沿道に目刺しや魚の加工した干物の直売所が転々と出てくる。若い頃は目刺しが好物で買い求めたものだが、最近年を取って歯を2回も折ってしまた。好物もこれではお手上げである。見やりながら通り過ぎるしかない。 にほんブログ村 美術ブログへ

恫光寺の紅葉と楼門(写真)

2013-11-23 06:44:01 | 写真
紅葉のバスのツアーを組むだけの
大き値の恫光寺かな        樋田哲仙

 大勢の行楽客が押し寄せる紅葉の名所はさすがに見ごたえがある。恫光寺はこれまで耳にしたこともない寺だが、バスツアーに組み込まれていて知った始末である。境内はさほど大きくはないが、カメラマンたちには格好のショットが撮れるそうだ。・一眼レフを所持した人も多くみかける。池面に映るのいがいらしい。絶景に癒されてしばらく境内を散策した。

冷たい風の吹く田畑(水墨画)

2013-11-22 06:50:05 | 水墨画
吹き抜ける冷たき風に秋の田は
しばらく眠る務めを終へて        樋田哲仙

 急に寒くなって秋は短かった。服装も冬装束で外出するようになった。バイクなら手袋が必要である。。田も秋の取り入れが終わって務めを済ませた。稲の切り株だけが列をなして残っている。1年の役割を務めあげて春まで眠りにつくも同然である。  にほんブログ村 美術ブログへ

胴光寺の紅葉(写真)

2013-11-20 06:44:08 | 写真
初めての寺を探すも容易なり
あまたのバスの停まりてをれば       樋田哲仙

 篠山市の恫光寺が紅葉の名所であることは知ったばかりだ。旅行会社のチラシにバスツアの参加者を募集していたかである。今のチャンスを逃すと来年になるので急遽個人で出かけることにした。大方の場所は調べて行くが細かくのだはわからない。近くまで行くと道にバスが10台以上も停車していてすぐに分かった。境内の紅葉はさすがでちょうど見ごろであった。

夜間の外出は苦手(水墨画)

2013-11-19 06:42:57 | 水墨画
紅葉の終わる季節の外出は
苦手となりぬ殊に夜には       樋田哲仙

 紅葉はまだ終わっていなく、まだ真っ盛りで間もなく終わる。この時期はもう寒く暖房が必要となり、ホームゴタツを出してしのいでいる。最近会社のOB会の忘年会の案内が届いたが、12月のことで欠席として返信を出した。夜の外出は、すっかり億劫となってしまった。こんなところにも老齢を実感している。 にほんブログ村 美術ブログへ

忍野八海湧池(写真)

2013-11-17 06:49:35 | 写真
富士山の伏流水の湧き出でて
客らの多き忍野八海         樋田哲仙

 忍野八海(おしのはっかい)は富士吉田市の南隣りで富士山の東側に位置する。小さな村内に富士の伏流水がわき出て8か所の池となり、神秘な湧水群を作る。中でも湧池は観光スッポとで土産物店が立ち並び絵になる。8㍍の底から大量に出る水は冷たいがコイが泳ぎ、富士の霊水場所は天然記念物に指定されている。

サザンカの季節(水墨画)

2013-11-16 06:50:08 | 水墨画
冷え込みて蕾の先に朱をつける
季節は来る庭の山茶花        樋田哲仙

 今週初めから急に冬の到来で身支度に大わらわな人も多かったことだろう。強風で枯葉に汚れた庭の掃除をしていて、ふと、山茶花のつぼみの先に朱の色がついているのを発見した。そうか、初冬に咲く山茶花の時節の到来を実感した。今年は例年になくつぼみを多数つけているので今後が楽しみだ。色彩も多いが、我が家は一色である。  にほんブログ村 美術ブログへ