マンションにおいて およそ20年周期の大修繕は それこそ 管理組合
(法により強制組織されているところの マンションにお住みの方たちで作られている団体)
にとっての 最高級 ビッグ行事
そこに 工事実施において 理事会の諮問に答申する機関として活躍しながら
大規模修繕の円滑適正な執行を支える大切な組織として
専門委員会
と呼ばれるものが設けられる場合が多いです
この時の まずは 大きなポイントが
人選
誰に この役目を担っていただくか
選出を どのような手法でするか
(場合によっては○○億円もの工事に関係することの
執行部からの諮問にいろいろ意見を述べるという役
を担当するのですからタイヘンな務めです)
考えられるのが
☆ 理事会での人選
☆ 公簿(すなわち自薦)方式
☆ 組合員からの推薦(最少推薦人数を設定すること多し)方式
等々
で 候補者を定め
総会議案として提案し選任
(諮問の機関 つまり 議決機関ではなく 執行部の問いかけに答えるための組織なので
執行部専決でも可という考え方があり総会議決までは必要無し との捉え方もありましたが
管理組合の業務に関する重要なことではあるので 委員会組織を設けること・委員選出に
関するルールのことなどについて 総会の普通決議を得ることとするとします)
ここで 一番ヤッカイなのが? 公簿方式 であろうか
なにしろ 自薦 自分を推すのです
なので とてつもなく個性的な方が登場
ということさえあり いったん公募(自薦式)で可 ということを表明してしまうと
仮に理事会の裁量の網が設けてあったとしても その扱いが難しい
日常を共にする住民さんへ お断りの辞 を伝えなければならないこともあり得るので
(物事には 理由付け というものがあり ナントナク ヤミクモに 断らせていただく
というわけにもいかない)
某組織においての 役員選出場面でのこと
おおよその顔ぶれが固まりつつあり でも 面々がやや渋っていたか 互いに遠慮
していた ちょうどそのとき
“私やります” の金言 ?
一発逆転 不意をつく ? 決定の扱い
規準が曖昧だったこともあり・・ある 超個性的御仁が重要役員に決定
さて その後の事は・・・
想像に任せますが・・・
ハッキリ言って それなりにこなせていただける方だと問題なし
なのですが これが あちらこちらで 特に対外的場面でいかがなものか
という行動をとられてしまうような場合
の善後策が タイヘンダー ということに・・・
まことに 組織における人選 というものは一つ誤ると 魑魅魍魎の魔界に
ということさえ
“・・あと ほぼ3年も・・ どうやっていけばいいのやら・・”
というような嘆きが聞こえてくるようでは ホトホト 困ってしまう
ということで マンション顧問の立場では 参考意見を求められると
“ 公募方式は より慎重に・・
採用しないのが得策かと・・ ”
という答えになってしまうこと多し
もっとも 断言的に言えない
というのは それぞれのマンションさんの 個性というものもあるから
(私の仕事は 顧問 あるいは 役員・管理者としても 相談にのり
助言・指導など援助をさせてもらうことなのですが なにもかも一刀両断とは
いかないこと多し
情 と 義 と 理 の尺度があるとして
こんがらかった場面でけっこう力を出しそうなのが
情
だったりしますネ)
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