事の次第を まずは相対しての会話を通してスタートさせてもらえないとすると なんともギクシャクが生じる可能性が強く
メールでは とうてい微細な部分の繊細さをば説明しつくせないだろうと思えるとき
なんとしても
まずは 面会の機会を相手方ともどもつくることに努め
その設定のための時間をとられることは 致し方ないこと
しかし ようやく その時期が到来か と 思う矢先
< すべてを弁護士に託しましたので そちらと交渉を >
とこられるときの残念無念さ 悔しさ は
表現しようがない
もっとも 逆のケースもあり得 説明が困難な直接当事者に代わり弁護士が登場という場合に ホッとすることも あるにはある
何を言いたくての今日のブログか
≪弁護士先生オールマイティとは言えないのですよ
自分自身も おおいに交渉に関与 とまでいっては何のための委任かということになるけれど ときどき監査し 受任者の成果しいては委任者の成果の成長具合にも 目を配ってくださいネ 任せきりはまずいですよ≫
資格者の 資格 に 目を眩ませられることのなきよう
余計なお世話を承知で言うと 士業者も人間
私なども 街の法律家 などと表現されることもあるが
もとをただせば巷の一介の素浪人
弁護士さんといえども それほどのこともない方もおられる(失礼を覚悟で言ってしまった)
依頼するときは 肩書きだけでなく 実際に面談し おおよその人となりを確認してから依頼すべき
おまえ自身はなにさまのつもりだ
と叱られそうですが
あえて 言ってしまいました
が
大金をはたいて 依頼するとき
弁護士さんがいいのか 我々のようなものがむしろふさわしいケースなのか
ズバリ 税理士さんでなければ絶対にいけないのか
社会保険労務士さんの登場すべき場合なのか
司法書士さんが ベストとはいかずともベターなケースなのか
納得がいくまで 確認してください
依頼案件の内容の説明とともに
そのあたりのことも 疑義があれば 問いただしてください
私に依頼が来たときは その点を十分に説明させていただき いざスタート を徹底しているつもりです
料金にも 気を使ってください
高かろう まずはいい加減さはなかろう という基準だけでは判断を進めないでください
安かろう 悪かろう とも断言などできません
今は どの業界も まず 自由価格設定です
必ず 委任料も 見積もりをとる
というくらいの覚悟で
遠慮なく(そもそも お金を払う委任者が顔合わせ段階ですでに受任者にリードされすぎるのは 本来 不思議なおかしなこと へりくだる必要などモチロンありません
かといって 双方の誠意誠実 が基本ではありますが)
というわけで いろいろと 言いたいことを言ってしまいました
ときに なんとも協働したくないなー
という雰囲気の弁護士さんもおられたりするもんで
ついつい ボヤイテしまいました
ごめんなさい ごめんなさい
いつも言うことですが
ほれぼれするような 弁護士さんも モチロンおられますよ
北海道時代 約5年ばかり 公務員を退職した後 弁護士事務所にお世話になりました
某論文試験を受けながら いろいろと経験させていただきましたその時の先生も 独学で資格を取った方
その真摯な姿は 生涯の師として 心にあります
誠意を尽くし おごらず 資格に甘えず
もう少し頂いたら と いつも私に思わせるほど少額の受任料で・・・・ 数年前に まだまだこれからと思える年齢にかかわらず
旅立たれてしまいました
無理がたたっていたのだと思います
名もなく 貧しく 美しく
という言葉がありますが そんな雰囲気の人生だったのでは
と 想像してしまうのです
もっとも 貧しく美しく そんなもの どれほどの価値が
と どやしつけられそうな世の在りよう ではありますが?
私たちの先達の心意気が なんとも 縮こまりすぎているようでそれが とても とても悲しい と思う時がときどきあります
幕末の先達
明治の先達
大正の先達
昭和の先達
人生の先達・・・
先達
愛おしさを チクリと感じるような 語感を覚えます