おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

出版社

2010-02-24 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


多くの実務書のお世話になりますが
ごく稀に オヤッと思う記述にぶつかり
どうにも疑問がとれないときは出版社にお聞きすることが
あります

単なる誤植
改正された部分の訂正漏れ
もしかする 誤記というか 広い意味で誤理解

誤植とか改正についていっていない という部分では
そのように理解し 確認作業までには至らず が 念のため出版社に通知をさしあげたことはありました



通知しても どおってことのない無い対応で これが天下の有名法律関連出版社かと首をかしげることもあり

もっとすごいのは 著名執筆者の方の 誤理解?というようなことにも対応は杜撰で 
“先生が多忙で連絡がつかない”というようなビックリするような返事で しばらく放っておかれたり・・・


読んでも 読んでも どうにも理解できないようなことがあった
場合 率直に おかしいと 発行側に連絡ています

対応はさまざまですが 後の改定版のためにも
執筆者の方の名誉のためにも
なにより その本の記述に救いを求めて熱心に読み込んで
いる方たちのためにも・・・質すべき



今も 某有名出版社の返事を 約10日間ほど待ってますが
“先生が退職前で いろいろあるようで連絡がつかない”
というような返事

『あなたの会社は著名な法律関係の出版社
著作者の大学教授さんがおいそがしすぎるなら
他の専門のかたにお伺いして せめて 私の指摘部分の
正誤だけでも連絡願いたい』と 丁重にお願いしました
が・・・・

権威を鵜呑みにせず おかしいときは 疑問をしたほうが
良いと思います
自分の考えを正すチャンスでもありますから

こうしたことが この一年間に 3件目です

一度目 六法の改正見逃し
二度目 法律家の 法規と実務における扱いの差のある場合の実務偏重?による誤解を招く表現
三度目 誤植とは 断定できないような不整合な記述

著名な法関係の専門の方がそのようなことをすると
ガッカリです

今回の場合 あまりにも校正をしてない?ような記述に
お伺いの電話をしたのですが 著者である有名教授の
名誉に係わるので 
いわゆる編集者的な著者ですか「つまりゴーストライターの
存在の有無?あたりのことをヤンワリと・・・」
お聞きしたら “当社は そのような方式はとっておらない”
と断言しました
とすると なおさら 著者の大学教授の名誉にかかわること
ですが・・(どっちにしても 感心しないかな)

とにかく 一日も早く回答が欲しいのですが・・・
(私の誤った読み込みによる行動なら
丁重に謝罪することは 当然 と 心準備はしていますが・・)
                


 

                                               


時間感覚

2010-02-22 | ■ サマザマな おはなし

決まった時間内に 考えをまとめ 理論付けある文書を
作成する
という課題のある 今回の行政法の中央研修でした

時間の経過の速いこと 速いこと
考えもまとまらず 文書にするまでには 程遠く
あっと言う間の 一時間
やはり 訓練が足りなさすぎることを痛感しました
でも とても好い経験になり満足?です
これを これからにどのように活かすか それが問題


さて 今週末にマンション関係の研修会
それが今月の学習関係会合の千秋楽
この間にも 建設関係・事業再生?関係・契約書作成に
関わる調査業務などで 大から小?まで サマザマな学習を
要しました

まったくのところ 一から十まで 調べ調べの連続が
私たち法関係の独立自営業者の宿命です
関係業務法の変更など無いかな と いつも気になります
ま そう言いながら つまるところは 嫌いではないのでしょう
ようは 好きなので 私の場合は・・・

もっとも 好き嫌い以前に
ベストを尽くすことは当然
お客さんのための 大事な仕事ですから



ところで 年に多くて三回ほどの降雪が例年の当地ですが
今年は 多分5・6度は?あったような・・・

わたしは雪国経験者ですが こちらに来て約25年
寒さにメッキリ弱くなりました

         
           



速効型

2010-02-21 | ■ サマザマな おはなし

先日 歯の調子が悪く 急遽 歯医者さんにお世話になり
ました
何年来も治療でお世話になっている先生
無口で 愛想も言わない方です

腕は信頼に値します

実力勝負という感じの方

今回は長くなりそうですが 初回診ていただいただけで
効果は即 あらわれ
歯磨きをすると そのあたりが如実にあらわれ
口の中もサッパリ感が違う

何千円か(モチロン?保険利用での処置)で 安心を
なおかつ 速効型で 即 効果を実感できる

自分には 同じようなケースで
そのように仕事をこなせているか
おおいに 考えさせられました




雪空の下

2010-02-18 | ■ サマザマな おはなし


今朝起きると シンシンと雪が降り続く様子
本日は支部の研修会予定日
どうしよう 決行か延期か
悩みましたが 決行決定

さいわい 雪は午前中で止み 道路もオーケー状態
ホッとしました
講師の先生にも 参加者の方にも リセットではスケジュール
などで迷惑をかけてしまうので・・


入国管理等に関する貴重な講義をいただき 感謝感謝です
業務に活かすべく さらに学習をと こころあらたにしました

入管業務も 奥が深い ムズカシイナーと
つくづく考えさせられました
ますます国際化時代
お客さんの依頼に充分こたえられるよう 勉めたいです

                   

             



利器

2010-02-16 | ◆行 政 書 士〔全 般〕


複式簿記は 文明の利器という表現で称えられますが
登記 という技術?も まさしく文明の利器 と思います

仕事がら 不動産・商業登記のこともある程度は理解が必要
になり ときどき学習するのですが 特に不動産登記の
実体・形式の整合を目指す(私の勝手な理解ですが)手法のアザヤカサに感心させられることがたびたび


1号仮登記のされた所有権の移転の登記は主登記による
仮登記をもってし、2号仮登記のされた所有権移転請求権
の移転の登記は当該仮登記の付記登記により、その請求
権の移転請求権保全の仮登記は当該仮登記に付記して仮登記をもってなすべきである。(昭和時代の民事局長通達)


その先の本登記の場面を見通した 実に整合性を貫く記載
手法だと思います
これらの方式にたどり着くまでには
先人の方々が さまざまな場面でこの形式 あの形式 と
採用に頭を悩ませ?付記登記の手法・仮登記の予備空欄
設置方式などを形作っていったのか?(私の勝手な想像)

とにかく 登記簿を眺めてもチンプンカンプンの とてつもなく
複雑な不動産登記と格闘し すこしづつ 理解可能範囲が
拡がってきました


さて 本日は行政書士会の研修
今週は 日曜日まで外出多し

18日も支部研修で 精通した同業の先生に入管法関係を学びます
20・21日は東京で中央研修所での行政法研修


学習ばかりでは とも思いますが可能な時に可能なことを
仕事が重なってくると どうにも知識を増やす場面を
なかなかつくれなくなります



 

                                               

 


静かな生活

2010-02-14 | ■ サマザマな おはなし


いわゆる成績簿(通知簿?)に記されることは
毎回同様な言葉でした

≪もうすこし 活発に≫

小学校の頃は “言われてもしかたないかな
先生の言うことなんだし 自分でもナントナクそんなふうに
思うし マアイイカ”

ところが 中学校くらいから “なんとなく オモシロクナイナ
生まれながら引きずってきた性格が そんじょそこらのキッカケなんぞで変わるまいし・・・第一 俺は俺
周りに おおいなる迷惑をかけどおしならともかく
それほどの影響を与えている存在でもなし ほっといてもらいたいものだ・・”
と放課後の教室で思いました



一番カチンときたことは 男の子らしくない
という価値判断を本人の意思に関わらずにブッツケてくること
少々荒っぽく
少々の汚れなど気にせず
とにかく目立つくらいでなければ
などなど 自己中の価値判断だけで
立場を利した断言で反論を抑え
こと

なんとなく 男性的ということ 即 男の子の道
       女性的ということ 即 女の子の道
みたいに諭されることには 反感の心を持ち続けていました

《一番大事なことは 男 女 という区分けする以前に
人間らしく ということだろう》
と心の中で反目していましたね
特に 大形に 男らしさ?をブツ輩に



今でも 本当の男らしさと 無節操な荒々しさをはきちがえて
いるような連中には 反感を持ってしまいます

そのあたりのことは 上手にかき分けてこなしていけば
いいのでしょうが

まったく 中学校の頃から 一歩も進化してません
渡りが下手すぎて
大人に?なりきれなくて

でも 大形な言論・主張は ある範囲では自由でしょうが
それぞれの 静かな生活 に影響を勝手にあたえることは
避けなければならないと考えます

富や名声より 数倍も
静かな生活を欲している人々もいることを 
忘れてはいけないと思います

今もなお 勝ち組 負け組 なんぞと
何を基準の言葉やら
勝手に価値観まで操作するような形で 若人を悩ませるような愚行を 立場立場に居る大人はするべきでないと
最近とみに考えます



高校女子就職率など 一段と深刻

派手な成功者?を参考にするな とまでは言えません

静かな生き方に一方的な無価値の烙印を押すような社会の
風潮?なんぞに
負けないでね

                          


 


      

 

    

      

 
   


写真

2010-02-12 | ■ サマザマな おはなし


一部の依頼者さんからは 
以前から
“先生 どちらかというと証明写真のつもりで 人相書き
風のものでも載せたほうがいいかもね 事務所の外観だけ
わかっても
どんな風貌かもわからない先生だと なかなか事務所の玄関に足を運んでまでくれそうもない・・・
私だって 出向かないと思うよ”

ということで 恥ずかしながら マイホームページに
わたくしめの写真をば 掲載しました
補助者さんは 今回は見合わせたいということでパス


マア 載せても載せなくとも あまり影響は無いような気も
いたしますが ものはためしということで




それにしても 寒い寒い
運動不足のせいか 余計に寒風がこたえます

と言いながらも ピンと張り詰めた密度の濃い?大気も
好きですが



あい変わらず 世は不条理の絵草子ばやり
わけのわからない どうにもヤリキレナイ事件が多すぎます
最近 特に教育権がらみの憲法の学習などしたためか
戦後教育の功罪を じっと見つめなければと 
つくづく思います
けっして 戦前教育の価値を尊ぶべしなどと主張しているわけではなく 教育をする側の自信のなさすぎる(私にはそう
見える)こと
そのあたりの部分に
とても不安感が募ります

自信溢れすぎる狭すぎる価値観教師も問題ですが
自信のなさすぎる先生を見つめながら過ごす子供たちも
とても可哀そう です

もちろん 最善をつくす先生も多いのでしょうが・・・
どうしても 自分のときの先生と 諸々の点で比較してしまいます

たいへんな職業であることは認めますが
あるとき 我家にみえた先生には 
ほとほと ガッカリした記憶があります
あまりにも 情熱らしきもののカケラも無い雰囲気に
(もっとも 教育に情熱など要らない という意見の方も
おられるかもしれませんが・・・どうなのでしょうか)




 

 


      

 

    

      

 
   


真岡の温泉

2010-02-09 | ■ サマザマな おはなし

真岡市に 井頭温泉という宿泊・日帰り温泉があります

ブログでも 何度か紹介しました
よく 補助者さんと利用する日帰り施設です


年明けから 最近までシャットアウトでした
実は 公表されていること(もっとも 明らかにせねばならぬ
ことですが)なので記しますが 菌が発見され営業を休んで
いたのです 
明日から再開のようです

実は このあたりのことを知らず 到着してガッカリという
思いを一月中にしたのでした

いろいろな日帰り温泉を訪ねていますが
衛生管理にもチカラをいれ(当然のことですが)入浴上の
マナーの徹底などを何度も館内放送したり あちらこちらに
注意書きを貼ったり 他と比べて ここまで書くかな
とおもえるような表現で諭したりしている施設だったので
休館はビックリでした




これから さらに 管理を徹底するでしょう(もちろん 徹底
せねばなりませんが)

多人数が利用するので 努力も追いつかないか
衛生設備が そもそもチカラ不足だったのか
突発的な想定外のことが原因だったのか
率直に伺ってみようかとは考えておりますが

いわゆる説明責任を尽くし 誤解をのこさないことが肝要
と思います
そのことが 施設側にも 利用側にも一番のことかな

説明責任を中途半端にすると いいことは
ありません と 思うのですが(どこかでは 中途半端な
ままで 居座っている?ような方もいますが)

というわけで 近日中に出かけてこようかな・・・
行けるといいのですが そう思ってもなかなか行けないのが
自由業の自由でないところ

                    



意外な展開

2010-02-08 | ■ サマザマな おはなし

前日の映画鑑賞は クリント・イーストウッド監督もの
という情報だけで出かけたのでした
(これから 鑑賞予定という方は 読まないほうがいいかも)



いざ上映開始になり 意外な展開に驚きと悦び

ラクビーが大きな要素のドラマなのでした

以前にも記したように 私のスポーツ鑑賞対象第一位は
ラグビー

ノーサイド
無償の汗
前へ 前へ
寡黙な男の世界?
などなど 私を魅惑する要素は多いのですが
大好きになった理由は とても恥ずかしいミーハー的なもの


寒風吹きすさぶグラウンド
汗まみれの肉弾のぶつかり合い
そうして それを ドッカと冷たいシートに座りながら微動だも
せず
遠くから見守る 赤いマフラー黒コートの寡黙な渋い監督




そうなのです
どのチームにもカッコイイ監督さんがいて・・・
そんなところに憧れたのが きっかけ?みたいなもの

明治の北島監督の風貌 (とにかく 前に前にの指導)
展開の早稲田
主に 最初の頃は 大学ラグビーでした
そして 新日鉄釜石の実業団
花園の高校ラグビー
などへ 一目散にファンとなったのでした


というわけで ラグビーシーンには 特に釘付け
の映画でした




ローハイド

2010-02-06 | ■ サマザマな おはなし


昔? 圧倒的人気を誇ったローハイドという
西部劇もの風なテレビ番組がありました
そのなかに ヤンキー風な?雰囲気の若者役で
クリント・イーストウッドが出演していました

その当時のイメージからはほど遠い
骨太の映画監督に

インビクタス

運輸局への某申請を済ませた帰り途
さっそく観てきました

例のごとく 鑑賞前の情報は一切遮断 

余計な判断材料にまどわされたくないので


一貫しているのは 魂の自由 についての主張
ということでしょうか?
後は それこそ一切ノーコメントに 今はします
これから観る方の邪魔になるといけませんので

ただ 
己の魂の指揮官
そんな意味合いの言葉には ジーンと 今も圧倒され続けています

許されざる者
グラントリノ

などなど
男もの のストーリーの名手 クリント・イーストウッド
と私は思っています

それにしても 近年は 特にすごいエネルギー
2年に一作くらいのスケジュールかな?