おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔認定〕マンション管理士/〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師が生業の巷の一介の素浪人の日常

夏の日

2019-04-09 | ☆ 一 句  &  一 文 

 

 

『たしかに あの子の言いようは スパッとしているわね』 

 

「そうなのさ いかにも・・・自分中心・・という言い方で さ」

 

 

『そうなの そんなふうに感じるの ?』

 

「チョットばかり 苦手さ」 

 

 

『相手のことをできるだけ傷つけないように 

 言葉を選び抜いて

そうした話し方も それはそれでいいンでしょう けど

それは できるだけ テイネイに言えばケンカも少なくて

自分も傷つかなくてすむだろう ってことでもあって

結局は ひとつの自己中なのかもしれないわよ ね』

 

「・・そうか・・そうだね・・そうとも・・言える かも・・・」

 

 

『スパッと言っている というのも 実はいろいろあの子の心の中

 で自分を差配っていうのか 見張っていてのことで

相手のことを慮ってしていることかもしれない

 

 

クドクドとは説明しない言い方もあって それはそれで

その人の個性というか・・ 


思いやりの無い心の持ち主 だとも決めつけたらいけないし・・ 

判ってくれる人は判ってくれる 誤解されると

しても それはそれで仕方が無い 

と キッパリ覚悟しているような ある意味 潔い人だとも言える

ンじゃないかなー と思うのだけれど・・

 

いろいろあるけれど

とにかく 苦手と思いすぎないで 話をしてみたらどうかなー』

 

「・・そうだね・・ そうしてみることにするよ

夏休みが終わったら キット そうする」

 

 

入道雲と故郷の山がいてくれて

 

おとっつァん は 村の小さな炭鉱に

おっかさん は ズリ山で石炭屑拾い

小学校四年生の少年は 夏休みで 昼寝

 

遠い遠い 昔

苫屋の天井を眺めているうちに居眠りしながらの空想

登場したお話し相手のヤンチャそうな女の子との内緒話

 

その女子に 自分の持っていないものを見つけて・・ 

とても とっても

あこがれたりしていて・・・

 

二人とも なぜか中学2年生くらいの姿で 二人だけの教室に登場していた

 

 

あの夢は どれくらいの時をかけたものだったンだろう・・・

 

 

           

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久しぶりに 句もどき

2019-03-09 | ☆ 一 句  &  一 文 

 

 

(自由律句が好きで 徒に 遊んでいます)

 

 

 

 

 

  虫の音で秋夜の闇が出来る

 

 

 

         生き様を讃えあって夕暮れ

 

 

  そのままの思いも思い出

 

 

            あのときの夏光に包まれてみたい 妻と

 

 

 

 

    雑多の巷に戻る

 

 

                        雲流れ穏やか昼の音無く

 

 

        春夜 涙の匂い

 

 

 

             夜の帳に思い出の滴り

 

 

 

     楽しかった思い出無理やりのせてブランコ

 

 

                        寂しい話に茶啜り終え

 

 

        七十個の夏持てて 再びの夏待つ

 

 

 

お粗末で スミマセン

失礼いたしました 

 

          


再掲  巷風(まちかぜ)

2015-12-14 | ☆ 一 句  &  一 文 

(事情があり ちょっとばかり要望?らしきものがあったりしたもので 
2012年12月12日の記事の再掲です ゴメンナサイ)

 

 

 

 

 

昨日の 冬の東京で

目当ての研修会場まであと500mあたりの大通りを跨ぐ歩道橋
階段の途中に 落ち葉を敷いて 一人 老女が座っていた
集合時刻も迫っていたこともあり 急ぎ足だった私は 
呼び止められたことを無視してその場を立ち去ろうとした

『・・百円 もらえない?・・』
という声にも 無視を続けたが
『・・できれば 二百・・円・・』と さも言いずらそうにしている気配に
思わず足を止めてしまい
“・・・まあ いろいろあるんだろうけど なんとか がんばってよ・・・”
と 二百円を彼女に手渡し 私は立ち去った

そのことが 彼女の人生にとってはなんら意味のない乏しい施しに
すぎなかったであろうことは分かっていながら 
自分のその行為のせめて一割くらいは無意味ともいえないか などと
自分を収めつつ

≪彼女の過去を引っ剥がしてやりたいものだ≫
などと 
涙をこらえながら 思ったりもしたのだった


こんなふうに あの出来事がメロドラマになってしまっているとすると 
その理由は 昨年逝ってしまった母の面影の少しを
彼女に見たため
かもしれない



昨日の 冬の東京での 話



母が逝って 一年と一〇日ほどが過ぎた




 

 

またもや 一年が過ぎ去ろうとしている師走に
今年の生業の痕跡を ふと 思い出したりしながら・・・・
再掲載してしまいました 
ご容赦あれ                                     
                                           


巷風(まちかぜ)

2012-12-12 | ☆ 一 句  &  一 文 


昨日の 冬の東京で

目当ての研修会場まであと500mあたりの大通りを跨ぐ歩道橋
階段の途中に 落ち葉を敷いて 一人 老女が座っていた
集合時刻も迫っていたこともあり 急ぎ足だった私は 呼び止められたことを無視してその場を立ち去ろうとした

『・・百円 もらえない?・・』
という声にも 無視を続けたが
『・・できれば 二百・・円・・』と さも言いずらそうにしている気配に思わず足を止めてしまい
“・・まあ いろいろあるんだろうけど なんとか がんばってよ・・”
と 二百円を彼女に手渡し 私は立ち去った

そのことが 彼女の人生にとってはなんら意味のない乏しい施しにすぎなかったであろうことは分かっていながら 自分のその行為のせめて一割くらいは無意味ともいえないか などと自分を収めつつ
≪彼女の過去を引っ剥がしてやりたいものだ≫などと 涙をこらえながら 思ったりもしたのだった


こんなふうに あの出来事がメロドラマになってしまっているとすると その理由は 昨年逝ってしまった母の面影の少しを彼女に
見たためかもしれない


昨日の 冬の東京での 話



母が逝って 一年と一〇日ほどが過ぎた





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最近の句

2012-04-25 | ☆ 一 句  &  一 文 

自由律俳句が好きで ときどき いたずらに遊んでいます
ここ二年ほどの句を

お時間があって
もしも 興味をお持ちなら どうぞご覧ください



あのことは あれでいいと 霜の朝


 
   

理由なぞり探しながらもまず生きてみるか





かじかむ夜の雪道にも夢





夢を確かめつつ歩いた日々が 点々





夏思う冬空の心に暖さえ





深夜の湯 オリオン座を被って入る






たった今も地球は回っているあの思いを乗せ






遠い夏の陽光のまぶしさ心と瞼にひっついて









夏の少年に夕闇






時の流れすごいあれほどの思い薄めてくれて今日という日





愚かさを貫いてしまっても五月の宵






すまなかったと言い続ける盆夕暮れ






野の草と八月の光の中に暫し佇みまどろみ






矜持などというものもなく 雨の朝 四月






今 この世にはもういない男のサックスを聴いている 冬






少年の日々という日々があって








つたなく学んだ机の傷があって









世の邪魔にならぬ孤高で 月を眺め







お粗末さまでございました
さあ もう一仕事
といきたいけれど もう寝ます











いいなァー と思うこと

2008-02-24 | ☆ 一 句  &  一 文 

 いいなァーと思うこと



  初夏の雨が上がり2時間ばかり経ったころの散歩




     7月の午後の風呂上りのコーヒー牛乳



    ひさしぶりの寄席に向かう途中の上野駅の雑踏



 5時間通して読んだ文庫本にお気に入り栞はさんだ後の
 ホットコーヒー




          朝一番玄関の新聞を頂くとき吸う大気の香り


    おなかペコペコどきの梅干・たくあん・蜆汁の白米ご飯




 夜が白々明ける頃聞くビリー・ホリディーの
ラヴァーマン
 ジョー・スタッフォードの
   
ALL THE THINGS YOU ARE

                 秋の13時に聞くコルトレーン 



       冬の寝床で聞く可楽の
らくだ



 よき時代に観た映画
穢れなき悪戯のマルセリーノ坊やの瞳





  玉川温泉100パーセント酸性湯の遠慮のないピリピリ感


     4年に一度しか背広を着ない粋な親方の正装



   夏休みの白昼の堤にシオカラトンボ


     夏の4キロマラソンの後のそまつな我家のシャワー



     友の家に向かう山すその夜道の冬のオリオン


        故郷の夏のアオバズクの鳴き較べ




誰が写してくれたのか区別がつきにくくなったアルバムのなかのいろいろの貌





      その年一番に頬に触れた春風