おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ベストを尽くして お断りする?

2011-11-28 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


さすがに 霜月もラストに近づき 
なんとなく
我が事務所は師走を前にかかわらず師走の雰囲気

冷静沈着な無精者さんさえ? 思わず走り出すほどの時期を目前にし
もはや なんとなく 気忙しく 準師走モード ?


というのは なんとなく手強い案件が並びそうな雰囲気だからダ

こういうときは 自分の力量を冷静に評価し 
無理をしてクライアントさんにご迷惑をかけることなどないように
が基本だが・・・

この状況で あの さらに手強いような案件を引き受けてはご迷惑をかけることのパーセント大 になるやも
と思える時は どうすればよいのか


潔く 自分の力量スケジュールからして無理があるときは
丁重に 残念の意思をこめながら お断りする
たとえ 受任料の大きさに魅力があろうとも


どうにも こうにも 判断に迷う時は??



『もしかすると 途中で止むなく受任解除(告知)になるやもしれませんが それでも よければ受任します』とは プロとして よほどのことが無い限り 言えないことであるし・・・

なので 少々の無理を覚悟での受任も再々あり得ることに

もちろん難案件であろうが 易し案件であろうが
ベストを尽くさせていただく

けれども 世の中 ドンナことが起こるか神のみが知る
ということもあるのだから
万が一のときは
ベストを尽くして 中断・解除(正確には 告知)止む無しを 丁重に報告させていただき
お詫びする

もちろん 尽くせるだけのベストを尽くして 善後策を講じることは当然とし


というわけで
“尽くせるだけのベストを尽くしての善後策を後ろ盾としての受任そのような受任も あるのでは・・”
という究極の精神安定調合剤付きでの受任あり
そのような覚書付き受任?だって 有り という思い
なんとかクライアントさんに 一応理解要請 の形もあり得る
そういう思いとともに受任断行
これが無いと とてもとても 一定数の難解案件を同時並行 などという荒行は 私にはできそうもない

ということで
自らの力量と事務所総合容量さんに相談し 無理のないよう お客さんに万が一でも迷惑をかけることの無いよう 
職務体制には注意をしているつもり
なんでもかんでも とにかく受任 ということは避ける
ということで なんとか 今までは なんとかやりこなせてきた

この方針で行く



もっとも 
『○○さんのように 仕事を選んでいるほどの余裕など
まったくといいほど ありません
任務全うの目算は 二の次
まずは 営業 営業 仕事獲得が第一です
無理は覚悟』
と充血した眼で訴える 開業数年しか経てないところに多い?経営状況切迫の先生方を思うと
少々 胸が痛くなる
がんばってネ でも 自分を追い込みすぎないようね ネ






どの業界も タイヘン タイヘン

それこそ サラリーマン受難時代というより全職業人受難時代

我々自由業者も 依頼が無ければ 即 
不自由業者 
というわけである


さて 不自由業者であろうとなかろうと
ささやかなものであろう力量でもそれを承知で評価をくださり
生活の糧を与えてくださったクライアントさんに感謝しつつ
仕事に励まさせていただこうーっと 

今夜は 一合?ばかりの ホットウヰスキーを楽しみに

 

 

 

 


淋しい

2011-11-25 | ■ サマザマな おはなし


私の趣味 ナンバー3には入る
落語
それも 古典落語

談志さんが亡くなった
淋しい

いろいろ物議をかもす方ではあったが
歯切れのよい粋な噺には 独特の華があった



私が中学校に通っていた頃  談志さんが北海道の登別
で噺をしたらしい
働きずくめの母が 珍しく演芸の話をしたので
ハッキリと覚えている

『うぐいすとかけて なんととく
お弔い と とく
そのこころは  
なきなきうめにゆく』

鳴き鳴き(泣き泣き)梅(埋め)にゆく

さすが噺家さん たしか談志とかいったよ うまいこと言うね
と 母は話してくれた
疲れ切っている母に 談志さんが微笑みをあたえてくれたように感じ なんとなく 子供心ながら 感謝した
という記憶



23日の祭日は 勤労感謝の日
自分にも感謝して?はやめに仕事を切り上げ
久しぶりに 武田泰淳さんを読んだ
私のお気に入り作家さんナンバー5に入っている武田百合子さんのダンナサン

(目まいのする散歩)を読んだ
そのなかの 
あぶない散歩 あたりを読むと
なにか 歴史絵巻を眺めているような セピア色の中編映画を
楽しませていただいているような なんともいえない気持ちになる

昭和の人たちのものが 最近とても 恋しい

齢がなせることなんだろうなー

さて 今日あたりは 日曜日のセミナーの準備完了とせねば
ガンバルゾ

プロなんだから がんばるのは当たり前 ダナ




 


      

 

    

      

 
   


御案内

2011-11-23 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

さすがに 朝一番の事務所は ヒンヤリ
肩をすぼめてしまうようなわけですが
今日も一日 レッツゴーで仕事開始 です



さて 昨日は茨城県から委託の 実施団体という立場での
公益法人関係のヒアリングでした
無事 というか とどこおりなく済ますことができ
おこしいただいた法人さんにも ほぼ満足がいただけたようで
ホッとしているところです





来週早々には 日立市でセミナー
私がセミナー講師を務めさせていただきます
こちらは 茨城県マンション管理士会の一員としての立場での行動です

主催: 茨城県マンション管理士会
後援: 茨城県/日立市/財団法人マンション管理センター
     一般社団法人日本マンション管理士連合会

      


              


マンション管理組合に関し いろいろとお悩み事をお持ちのかた
マンション住人として いろいろ相談したいこと
その他 とにかく マンションに関しお知りになりたいことを
お持ちのかた 
どうぞ 御都合のよい時間にお越しください





北の国から

2011-11-21 | ■ サマザマな おはなし

何度も記したことですが
北海道で約25年ほど過ごしたので
北の地に住む友も多く

折々に 状況交換があり 厳しい寒さ到来必至前の彼の地でのこの時期の特産物など
独特の個性のある おいしいものの到着もあったりで
楽しみなことではあります
アリガトサン

いよいよ寒さも雪も本番となり
彼の地は60センチ積雪 
ややはなれた彼の地では雪はそれほどでないが 海からの寒風は さすがに  という報告等あり





茨城に住み ほぼ 25年が過ぎた

東北の南端で生を享け 彼の地で約12年
北海道で 約25年
途中 東京・千葉を中心に 約2年ほど 
今は 北関東
というのが これまでの私の人生の舞台

第三の故郷まで持てた とも言えそうであり
いいことなのか?悪いことなのか?
生を享け その全うを 唯一の地で という知人・親類も けっこう多いが・・・

もしかすると 第四の故郷もあり かも? なんぞと思うことも 

とにかく 生き方にはこだわらない?性格ゆえ
そんな勝手な想像も この頃はショッチュウ?したりする
今の自分の仕事は コンピューターさえ携帯すれば 世界中どこででもできそう? 
なので
生来の 生活感持ちあわせ能力ゼロの 生活を実体験として把握しきれないお坊ちゃんは
ろくなことを考えないのであります 






終の棲家

これを思うと どうしたもんか と 一応神妙になってしまう

マダマダ マダマダ 決めなくてもいいことだヨ
と おてんとうさんも言ってくれているような いないような・・・



私は自由業なので 定年が無い

が 友の多くはサラリーマン そうして 定年後のことを
あれこれ想定せねばならない時期(関連会社への出向とか嘱託とか
そのような手法で延長していた勤め人生活もピリオドに近いらしく)になっているようで そのような話題が最近多い

よくもまあ がんばってきたね
と 感心せざるを得ない人生を おおよその友は抱えているが
この私ときたら とても とても 詳細には話せず 概要報告で逃げる
その分 主に妻が苦労してきたというわけだが・・・


さて その 苦労請負人の妻をはじめ 多くの人に感謝の気持ちを少しでも表することができるよう
もう少しだけ 仕事




明日は 公益法人関係のことで ヒアリングのお仕事
茨城県が主催し 実施団体として行政書士会が関わらせていただいているのです
(インターネット上に公開されているので
公表も問題ないと判断し 記事にしました)


少々 復習せねばならない項目があるので
もう少し 学習もせねばなりません


もちろんのことですが
県の依頼にそむかぬよう お出でくださる法人さんの期待を裏切らないよう ベストを尽くし 努めなければなりません





豪傑と仙人

2011-11-17 | ■ サマザマな おはなし

“昔は居たなー”
とオジイサンは つい 昔と今を比較して
ゴニョゴニョ 言ってしまう


学校の先輩にも 巷にも オジサン叔母さんのなかにも
先生にも お巡りさんにも 舞台のスターと呼ばれる人にも
プロ野球などスポーツ選手にも
噺家にも 作家にも 映画界にも 
行き止まり路地奥に住む 一人住まいオジイサン お婆さんのなかにも

なんとも風情があって 
貧乏のときでも気高さがあって 粋で
もちろん格好だけでなく 心も いなせで 
品があって いたずらにおもねることなく むやみに干渉などせず 互いの生き方を尊重して・・・・

今は
あまり カッコイイ という人 少ないなー 
めったにお目にかかれないなー

悲しいほど





あまり居ない というより 作られにくいんだろうなー
粋には 生きづらいんだろうなー
そんなふうな おそらく 数回曲がり角を間違うとたん
土砂降りに会うような
味気ない ツマンナイかもしれない時代なのかなー

あいつなんか あんなにケンメイに生きてきてんのにサ



今日は なんともショゲた おじいさんなのでした



夜には 軽く一合酒でもいただいて
可楽か志ん生か三木助か円生でも聴きたい気分ダナ

それと オリオン座を眺めさせてもらって・・・

やや 風邪気味だから?
愚痴っぽい のかな?
いや あいつのことを思うからだヨ
同じ時代を走ってきてサ なんで・・・

男だって 偶には しんみりも いいよネ




明日から また ガンバロウ
今晩は 早めに お仕事終了



北国では いよいよ





しょげていたら 被災者の方たちに 申し訳ないか
そうだよね まだ ショゲていられる場がある
ということだもんネ

反省 反省

霜月も 半ば
さすが 秋深し




思い出

2011-11-17 | ■ 生涯学習


学校時代の思い出
中学校時代のことを思うと
必ずと言っていいほど 登場するシーンがある

『・・・この子は 施設にまだいるのかな
それとも 普通の日常を送っているのかな?』

中学1年の国語の授業
先生は 授業終了後数人の級友を選んで?問うた
私も その中に
5・6人ほどだったか・・ 最後に私が答える番
それまでの答えは 一致 していた
「普通の日常を送っている子」ということだった
私は 内心では 
“この子は まだ 施設にいるはず
過去の懐かしさゆえ このような行動をしているのだ
優しい心を いまだ失っていない子なのだ”

ところが 私の答えは 皆に歩調を合わせるかのように
自分でも意外な 心と反対の答えを発していた
先生は いかにも残念そうに 
『そうかー そう思うか・・・』

先生をも裏切ったみたいな 妙な心持

どうしても忘れられない 
夢にも度々でてきた時期があった
なぜ 自分の意思・意見を信念を持ってこたえられなかったのか
皆に合わせていた方が 無難
一人だけ 目立つのがいや
皆を裏切るようなことにもなるし
とにかく 一人だけ違う存在になるのは 避けたい


その後 折に触れてこのことが思い出される
そうして できる限り 後悔の無いよう
自己の信念を表明することを第一とする
意思表明すべき時に あまり安易に 他とのからみからの状況配慮に力を注ぎすぎないようにする ということをモットーにしてきたつもりです

要するに自分は自分らしく(我がままにならぬよう注意しながら)


中学校の思い出
なぜか 国語の授業のことが多く
芥川龍之介のものだったと思うが
≪・・霧の中から牛が ヌーっと現われ 愛と嫌悪とを同時に感じた・・≫というような文章が 未だに忘れられません
たぶん 一番多感な時期にいろいろあり
自分の心情に グサッと突き刺さった表現だったのでしょうか?


中学校の思い出の代表選手
これも授業中のこと
英語の時間
<・・・has been lived・・>
頭の中では その言葉を思い描いて 口に出そうとするのだが
≪・・生きながらえて・・≫という言葉が いかにも
慣れ親しんでいないので 使えないというか 
使うことがおこがましく思えてしまうというか
起立したはいいが 答えようとしても どうにも口に出せず・・・
数秒 いや おそらく10秒ほど?過ぎ
たしか  先生から 『・・もういいから 座りなさい』
と言ってもらって? なんとも気恥ずかしいような
情けないような・・・



最近 この手の 過去のことの登場が目立ち
これも 母の状態が思うようでなく
母のことをいろいろ思い出すと 自然に 自分のいろいろな場面も つい 同時に登場するようなことのせいかな?などと

連日のように 補助者さん(私の奥さん)が病院に通ってくれて
様子を報告してくれるのです
一時より 元気そうで ホッとしているこの頃です
自分もガンバラネバ




さて 仕事 仕事

午後から ある事業の為に 県の方との打ち合わせもあり
準備もせねば
でも この方面は強力なスタッフを持てているので
安心 安心 ありがたいことです

私自身の
行政書士会関連行動も マンション管理士会関連行動も
強力なスタッフに おおいに支えられていて 感謝 感謝です
行政書士会方面では 相談会・セミナー・ヒアリングなど
マンションの方面でも セミナー・相談会
これからの時期 来春にかけ いろいろと続き
セミナーの講師も受け持ち分があり 学習 学習





今朝は 一段と冷え込んだ気がしますが
一日中 秋晴れ が期待できそう

今日も 一日 大事に 過ごせますよう
おてんとうさん お願いいたします




 


      

 

    

      

 
   


思い

2011-11-13 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

長年 街の法律家たる行政書士として
法律に関わる仕事をしてきて
近年まで こんなふうに思うことが多かった

“条文なんぞにこだわっているようじゃ
プロじゃない 
法律の仕組みの真の理解は 条文からは得られにくい”

しかし お客様相手で 一番説得力がありそうなのは
条文を示しての 決定打
「条文上では このようになっているのです」
という 確実な説明に頼らざるを得ないこともある
(もちろん 条文だけからの文理解釈のみ というわけに
いかないことも多い が)


ということで 条文重視を検討

そこで 主要な法律の条文構成を頭に思い描いてみる作業に
挑戦
しかし 結果は 惨憺たるもの
特に 会社法 民事訴訟法あたりは 配列そのものの未理解
はなはだしく・・・反省しきり

さすがに 憲法・刑法・民法あたりは なんとかOK かな?

配列の基本は
編・章・節・款

私にとって最も手強い 会社法と民事訴訟法

会社法を例に みてみると

第1篇 総則
 第1章 通則
 第2章 会社の商号
 第3章 会社の使用人等
 第4章 事業の譲渡をした場合の競合の禁止等

第2編 株式会社
 第1章 設立
 第2章 株式
 第3章 新株予約権
 第4章 機関
 第5章 計算等
 第6章 定款の変更
 第7章 事業の譲渡等
 第8章 解散
 第9章 清算

第3編 持分会社
 第1章 設立
 第2章 社員
 第3章 管理
 第4章 社員の加入及び退社
 第5章 計算等
 第6章 定款の変更
 第7章 解散
 第8章 清算

第4編 社債
 第1章 総則
 第2章 社債管理者
 第3章 社債権者集会

第5編 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転
 第1章 組織変更
 第2章 合併
 第3章 会社分割
 第4章 株式交換及び株式移転
 第5章 組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転       の手続

第6編 外国会社
第7編 雑則
第8編 罰則
となり Ⅰ条から979条 それに附則

上記の各章には各々 <款> 場合によって その款に <目>が
例えば
第2編 株式会社
 第2章 株式
  第4節 株式会社による自己の株式の取得
   第2款 株主との合意による取得
    第1目 総則(155条)
    第2目 特定の株主からの取得(160条~164条)
    第3目 市場取引等による株式の取得(165条)
というような具合に
   



どうして このような 専門的で ほとんどオモシロクナイことを記したか 
自分の学習の為
それも モチロンありました

討論の順序/ 討論のテーマのしぼり方/
討論の流れの調整の仕方/
などの場面において テーマが乱雑になりそうなときに
このような条文の配置 ということを例にすると
ケッコウ わかってもらえることが多い というように感じるから



『・・・今私が説明しているのは
おおよそ 編 を通り過ぎて 章 のあたりのこと
そして次には節 節は節でも このあたり
それにつけ加えると 款あたりになるかな
ついでに  と言ってはなんだけど 目 まで言うと
少々細かすぎるから やめとくネ・・・』
というような具合

モチロン 上記は 話のたとえで イチイチ条文の詳細を持ち出しての説明などしてません
だいいち 残念ですが 私にその力量がありません


ただ 心がけているのは できるだけ順序だてて
階層だてて の説明を ということ
もっとも クライアントさんが説明を欲しているときは
ということですが・・・


人と人との会話 というか
多数人 対 多数人の会話・討論などのときの
交通整理という感覚
このとき 整理だてて ということがとても大事
それで 私個人は 思考用に 条文の配置という観念を
利用?したりします

抽象的な話で スミマセン








さて本日は 茨城県高校ラグビー大会の決勝

観戦させてもらってきました

いつものごとく ノーサイドの笛と共に
片や 歓喜 一方は ガックリとひざまずき
観ている私も やや涙

止められ続けようが 倒され続けようが 半歩でも前進 
とにかく 仲間とともに 前進

あの姿 心を観ていると 泣けてきてしまうのです

 

 

 

http://toku4812.server-shared.com/


廃屋

2011-11-11 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


本日は朝から 雨

ゴミ出しくらいは家事?のお手伝いとしてせねば
ということで 朝7時過ぎに ゴミ置き場へ
往復 ゴミ袋をぶら下げてのジョギングもどき
そのとき 小雨交じりのなかで思った

このくらいのスピードのランニングでさえ感じる 風を切る 感覚
イイなー
自分が 幼い頃から風が好きなのは どうしてなんだろう



バイクにまたがっているときの 風
春一番の 風に触った時の感動 (特に 北国での生活の時)
吹雪は 少々?困るけど  あの容赦ない風さえ嫌いではない
そうして
小学校の頃観た 映画 [風の又三郎]と
うつろに覚えている あのテーマ曲




なんだかわかんないけど 好きなんだ

大風で被害を受けたようなことがあって
風なんて 大嫌い という方には申し訳ないが・・・








話題は変わり
最近 以前にも増して気になっていること

あちらこちらの 
廃屋



おそらく何年 (どころじゃなく 何十年かも) 住居あるいは営業用として とにかく あらゆる用途にも関わっていない 
まったく使用されていない
言わば 棄てられ建物


おそらく 30年後くらいには 郡部に限らず都市部でも
空き家が激増し その処置に困るだろう
という予測がある
たしかに 人口のこと 経済状況のこと 人々の生活観・人生観の変化などから おおいに説得性のある予想だと思う

いざという時(防災上・危険予防上など)には 緊急措置として行政の立場での現行法上での決断による措置もあるのだろうが
例えばの話 明らかに 7年以上無届け無報告不使用状態が
続き 客観的に防災上・美観上・衛生上不都合があるときは
現行の規制よりも より緩やかな条件での解体撤去行政措置
などという流れも増えるかもしれない

そういったことにも費用がかかるので 建築許可取得の手続上
で一種の供託制度等も 提案されるかもしれない
このようなことは 一軒家居宅などでは さほど問題にならないかもしれないが・・・

問題は 大規模マンションなど それも 築40年を過ぎての
大規模修繕など期待できないような物件に対しての処方
もちろん マンションに限らず 主に大規模古物的建築物一般のこと

今後は おそらく そのような面での 最終的な操作責任者としての行政の責任 しいては 国への重圧が多くなり
一定の建築物新築には 相応の 撤去費用供託金納入
というような具合になりそう な予感(特殊な例では
今現在でも そのような仕組があるのか)



団体登記などでは 登記簿上 ある一定の期間
活動が明らかに無い というような場合に
みなし解散 という制度もあるが
そのような手法が 他の分野でも 増えていきそうな気がする

なにせ 人は ドンドン減りそう
活動人も減りそう
物や仕組はそのまま残りそう という状況では・・・

なにもかもが 最後は帳簿上も国の責任になり
ということは おおよそ 税金に はね返り
というような具合では・・・・心配ごと尽きぬ 
というところである

基本的に どうせ 最後は国の金で 一件落着
というあたりのあり方が 一番の論点か?






本来 被災地関係救済用のはずの
高速道路無料通行特権
一切被災などあろうがなかろうが 
害を蒙っていようがいまいが
そんなこと問題外
利用しなけりゃ 損 損 みんなで使えばこわくない

結局 つまるところ 税金で賄われる公共財だということさえ
お構いなく 真の復興目的なんぞ なんの基準ぞ
という風潮

私も 我が家のあちこちに ヒビをつくられ
家財はゴタゴタ 躯体も 痛めつけられているとは思いますが
無料利用証明は もらいませんでした
多くの被災のあれこれを考えると 本来の使用条件に 私自身はふさわしくない
と 考えてのことでした
すべて ETC利用で 料金は支払いました
だからといって 関係筋を いたずらに非難・批判しているわけではない
と 言っても 結局 そのようなことになってしまいますネ
このあたりが 
文字にすると
超 ムズカシイ(おじいさんのタワゴトです お許しを)

                         

 

 

 


討論

2011-11-09 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


入院中の母の状況が あまりよくないので
正直 気持ちが沈みがち
でも
仕事も 為すべき約束事も 誠心誠意 努めねばなりません
当たり前と言えば 当たり前のこと



さて 討論 ということについて
久しぶりに? 紳士的で 冷静で マナーを守り
しかし情熱が伝わる書き込み討論を拝見し
スキッとしました
インターネット上での 某 世界的ネットものでのこと

なんとそれが 生まれ故郷福島 しかも いわき関連の方たち
が主な発言者だったので
なんとも 嬉しくなり(ある意味 根拠のない?無理やり関連付け喜びでしょうが)
思わず この記事とはなってしまっていたのでした



冷静な しかも 理由付けもシッカリした
論点がぼやけて無い 有意義な 熱のある 
単なる 論争の為の論争でない 志を読める議論
イイナー



なんとなく
気持ちが 晴れる



討論のあり方などを含め
どうにも理解できない行動を理解しようと無理に自分を
抑えていたりすることが続いていたようなわけ
だったので 救いになる 
素敵な 討論のあり方に接し
なぜか とても 嬉しかった


自分も できれば いい意味での大人になろう
実のある討論ができるよう ガンバロー
と 思ったのでした

超個人的な感想ものの記事で
ゴメンナサイ



 

 

 


意見交換

2011-11-09 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


朝 布団から抜け出すのに
「もうすこしだけ この温もり ほっこり感を
楽しんでいたいなー」
という気持ちと一戦交える頃とはなりました


さて
最近は 身辺にゴタゴタが多少あり
≪この現象の要因は?≫などと 妙に構えて考えざるを得ない
ことが続き
少々 ウンザリ



30代の頃
ある目的のために集った仲間がいて
【四志会】(目的を かけ言葉で表した)と号し
週に一回ほど 勉強会と称して 喧々諤々
考えをぶつけあったものでした
そこでは おおよそ 意見は違っても 論点を外すことはなく
少々細かい議論でも いたずらに疲れを覚えることは無く
なんとも快く 有意義な時間を持ち続けることができたのでした

自ずと 切磋琢磨し合い 理由付けの鋭さを磨き合い
条文にも精通するが いたずらにささいな暗記事項にこだわることなどなく
支持する理論をぶつけあう 実践的 かつ 紳士的 かつ
友好の中にも 毅然とした空気が流れる場でした
それもこれも 己を律し 甘え過ぎず 他に感謝しつつ
をモットーにしていたからかな?

でも ときには 温泉場で芸者さん?もどきさんと おおいに
ふざけ合ったりし 硬いだけの会ではなく・・・という面もあり・・・




勉強会や研修会でときどき思うこと
『そこまで 細かくなくてもいいんじゃないのー
お客さんに そんなことわかるわけ無いんだから おおよそ
合っていれば0・K 多少 間違っていても問題無し
知ったかぶりして そこまでの専門用語ださないでヨ』
という雰囲気アリアリの場面に出くわすことの多い集会
別に知ったかぶりではなく 必要な場面だから専門用語の登場も
基本事項に立ち返ることもあるのだけれど・・・

こういうのに 最近 とても疲れる

意見が違うのはよいが 
議論がかみ合わない 論点が定まらない
肝心なところで『そんなもんでいいんじゃないの 学者さんの
講義じゃないんだから』という雰囲気の流れが場を支配し
いつも中途半端な落ちどころで結末が
それを是正しようとすると
この会は こういう調子の会なのです
という暗黙の圧力みたいなもので 手締めらしきもので
会議終了


会運営における暗黙の了解ごと 約束事 
それは 
とにかく 互いを尊重し
迷惑をできるかぎりかけない
逆に言うと 尊重に値する身でいられるよう
各自 己を律していこう
ということ
だったような気がしています




懐かしの【四志会】
その仲間のうちの数人とは 今も交流させてもらっています
法律専門職で 頑張っている人たちです



言うべきことは 言う ということにこだわらねばならぬ
ときが 自分にもある
という場面が 最近増えてきて
今までは どちらかというと ≪世の中 こんなもんか≫
などと誤魔化しの解決で済ませてきたことが多かったように
思えるが
これからの あと何年かワカラナイ人生
後悔のないよう 我慢の限界を超えることには スッキリと
意見を述べるようにしようと 思っています

これは あくまで 自分個人の 自分の尺度
それが 集まりの空気に沿わないようであり 迷惑をかけるようなら 総合的に冷静に判断して 出処進退を決めていこう
と考えています
これが 私の処世術




さて 
明日の会議の準備をし
サボっている学習と 少々の実務をこなして と



もはや お昼を知らせる エーデルワイズのメロディー
が流れる時間になりにけるかも・・・

光陰矢のごとし 
先人は うまいこと言うなー