おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

ホーム ページは 厳しいぞ の巻

2008-03-30 | ■ サマザマな おはなし

 

 

 

先日 友人が 突然 事務所を訪れてくれました

話が弾んで 

別れ間際に 突然 やや真顔になり

コンピューターの正しい使い方とやらの話になったと思ったら

最後は ホームページの恐ろしさの話を熱心に説いて

締めくくりました


そのため ん時間ばかりスケジュールがずれ・・・

それはなんとかしましたが


その後 何日かは ブログが すこしはかどりませんでした


すなわち 全世界に発信していることの 再認識をして 

私も急に恐ろしくなったのでした


      
その友人が くどく繰り返して諭していった
      私への
      ありがたいアドバイス



第一  嘘は すぐバレル

第二  ブログなどでは 話題の主が想定されてしまうことが
     意外と多い
     (
中学校時代の片思い物語は避けるべし
             と 彼はなぜか 強調しました?)
     

第三  まさかと思うような 想定外の人々も 見てくれていて
     あわてて
     過去のブログを総点検するようなケースもあった

第四  とにもかくにも 個人の秘め事に限らず
     プライバシーには最大の注意を

第五  田舎の村の80近い過去はなんでもお見通し
     おせっかい説教じいさんが
     コンピューターにやたら詳しかったりすることがあって

            
     子供時代の あいまいな 
     でも
     妙に懐かしい記憶なんぞ 書きたいと思っても

     あの爺さんも もしかして 見てたり・・・
     なんぞと想像すると

     小学校修学旅行オネショ事件なんぞをばらされそうで
     筆がにぶる

というようなことでしたが



プライバシーの保護

そんなことは コチトラ 当然ご存知のコンコンチキだよ

と笑い飛ばしましたが 

そうだよ  すべてガラス張りの記事を流すことも多いのだから
自分はオーケーでも すべての人が許可をしているわけではないな
たとえそれが 一番身近な人のことでも・・・・ 


とても心配になり それとなく ブログなど あらためて見てもらったところ


オーケーのサイン

ホッとしました


どんまい どんまい と いうところですかね


でも  その友には 感謝してます

注意点を 再確認するチャンスを作ってくれましたから


そのうち また ポコッ と 事務所に顔をみせることでしょう


( 小学校修学旅行オネショ事件は 
  まったくのフィクションでありますよ  モ・ チ・ ロ・ ン )
                              



                        



  




30年来の ?

2008-03-29 | ■ サマザマな おはなし


久しぶりに 一葉の 【大つごもり】を手にした

[・・・よき事には大旦那が甘い方ゆえ、少しのほまちは無き事も有るまじ、
 厭やに成ったら私しの所まで端書一枚・・・・]


2003年に手に入れなおした岩波文庫版

独特の味があるなあ  明治の文(もちろん その当時そのものの表記というわけには
いかないが・・・第一 自分には読めないだろう)

なんて思いながら 読み始めて 

“ ン   なんか  ひっかかっているな  ・・・そうか  あのときの
あの言葉 ”


                ほまち

   主人に内密で家族・使用人が開墾した田畑、また、たく  
   わえた金
   役得
   へそくり
   個人の所有となる臨時収入


20歳代 公務員であった頃 ある夜 勤務を終えて帰ろうと
役所の外塀を曲がろうとするとき
闇から 若い?男の声

“どうです ほまち なんですが  どうです・・・ ほまち  ”

とかなんとか そうか   もしや  彼はあの時 ほまち と言ったのでは・・・


あきらかに 独り者の役所勤め男の帰りを待ち伏せていたようなシーン

カードか写真か よくわからなかったが そのようなものを片手にチラツカセ

こちらの気を誘っていました


闇の中で男に勧めるもの  たぶん あのてのもの だったんでしょうね

そんなところで お硬い実務参考書はセールスしないでしょうから

わたしも まだまだ初心(うぶ)でしたね

“こんな寒い暗い場所で しかもヒソヒソ声で 変わったセールスなんだな
もっとハッキリ 売り物を眺めさせてくれればいいのに”

なんてことを心の中で呟いていたのでした


想像ですが 小遣いに困っていたのか 親分への上納金が足りなかったのか 
惚れた娘さんとの駆け落ち代をつくろうとしたか

まだ 雪道だったかもしれません  いかにも薄い 大きめの背広だけで

寒かっただろうなあー

とにかく お金が要だったんでしょうね

相手が悪すぎました よりによって野暮な貧乏書生に
もっと機転を利かして察してあげればよかったのに・・・・なにしろ わたしときたら  
30年以上後に ァ そうだったのかな
ですもんね

ゴメンナサイね  オア兄さん  

そういえば オア兄さんの その場からの去り台詞

『どうしょうもない 世知らず男め』 という感じだったなアー 

でも わからないな  素人の男さんだったかも



遠い昔の記憶が ひょっこり と 登場しました

ありませんか 皆さんにも
ん十年来の ?


それにしても

いい題ですね


    大つごもり 
   

これだけで 小さな文机と一葉が浮かんできそうな


他にも とても素敵なタイトル ありますね

私のお気に入りを 二つ


                   

  ≪ 私 鉄 沿 線 ≫
    
            昭和にあった 歌謡曲

            この4文字 だけで 絵になりそう
            街並と 巷の人々の声が聞こえてきそうな


                       




  ≪ 中 世 の 秋 ≫ 
    
            20世紀最高といわれる歴史家
            ホイジンガの傑作

            4文字 だけで
            幽かな灰色の大気
            騎士に降りかかる落ち葉を感じます



  

   

 

 

                


      

 

    

      

 
     


      

 

    


お元気ですか

2008-03-27 | ■ サマザマな おはなし

私が住む 茨城の笠間は なかなか 春そのものという

気配には 程遠い陽気です


体の芯が 未だ 冬モード

気持ちは若いつもりでも

体力は正直

先日も 普段使わないところの筋肉が

いじわるく 3 ・4日後にムクムクと痛み出し


肝心なところで 思わぬ不覚を取り 面目ないことしきり


傷の回復も若かりし頃とは違うような

たいした怪我じゃないなと思いきや
その治癒力のなげかわしさに ほとほとまいり・・・・


とくに アレ と感じたのは 文字を読んでいてボヤケがひどくなり

そこではじめて 急に眼鏡の精度に思いつき

あわてて ニュウー眼鏡の手配に走る始末


なんというか 一言で言うと  感度良好 とは

いえなくなるんですね  注意力を倍加して自分自身を

客観化してみないと(始業点検が甘くなっているのです)


体のことだけではなく もちろん 思考力のほうも

気をつけねばと つくづく 思った 今日この頃でした


若い方も 団塊の方も 人生の大先輩の方々も

みんな 元気で 本物の春モードになるまでがんばりましょう

冬をのりきったんですから 

春ものりきっちゃいましょう


さて 私はこれからジックリと 事業知識と格闘します

皆さんは 今日はドンナ一日になりそうですか


         





今日は 日曜日

2008-03-23 | ■ サマザマな おはなし


ん?  今日は 何曜日

ということが 最近増えました


今日は日曜日だったのです

朝 事務所に入り 予定を確認し

買いためたままの文庫本少しは読めそうだな

とか

新しいお店街を散歩できそうだな
とか

気になっているDVDの封を切って
今日こそ見よう
とか

久しぶりに お気に入り独特スープの
ラーメン屋さんに
とか

いろいろ想定はしますが

結局は 仕事上の実用書を手に取り
机に向かう


休業日をしっかり設定しようと考えるのですが
なかなか実行できません

でも自分だけの事務所ではなく 補助者の方(私の奥さんですが)もいるのですから 徐々に 徹底した休業日をとるようにしようと いま 思いました


でも 急な用件でこられる方もおられるからなあー

結局は 年中無休かな?


なんだか そうなりそうです





暖かいのか まだまだなのか

わからないような 

今年の春の 今日は日曜日


皆さんは どんな 日曜日でしたか


           


 

 

                                    


      

 

    

      

 
    


むずかしいなあ

2008-03-21 | ■ サマザマな おはなし


法科大学院

みなさんも 耳にしたことがあるとおもうのですが

この制度 いろいろと問題があり

やや 危うくなってきています


どうしてこの厳めしい名の学校ができたのか


私がまだ若かりし頃から 司法試験界には問題山積で

一番は 法曹界の若返りを目指すことでした 簡単に言えばですが


苦労して入学し 4年制の法学部を卒業し

それから 当然のように受験専門の司法試験予備校に通い

そこでもサンザン年月を使い 合格が30歳(平均)


そして司法研修所で2年

実務に就くのは・・・



こういう世界だったのです


今も基本的には なんら 変わりません

無理やり若返りを図ろうとし いわば お金持ちしか受験できないような

法科大学院出身だけが受験できるような とにかく1歳でも平均合格年齢を下げる体制をとりました

その途中にも いろいろスッタモンダがあり

私の考えでは ん十年後くらいには また 元のような仕組みに戻りそうかなと思いきや 

もはや 改革?


3年後くらいには とにかく 法科大學出でなくても相応の学力があれば

司法試験受験は可能になりそうな気配とのこと


やはりね という感じ


世の中には 人生いろいろの世界もあるのです いろいろの事情を抱え
それでも勉強したい人も・・・・たくさん いるのです

現行の受験の仕組み まるで パズル

旧試験・新試験・このケースあのケースの受験回数等など・・・・

受験願書を審査する事務の方がた  可愛そうなくらいの複雑さ


泣き言を言っているのではありません


その立場にある 有名大学教授とか法務省等のお役人さん方

どうぞ せめて給料に似合ったものの考え方をしてください

世の中には あなたたちの四分の一以下の収入で
あなたたちの倍以上の労苦を強いられているのだろう方たちが
大勢いるのです
(そんな境遇のなか 人間的にとてもかなわないような素敵な方が
 たくさんいますね)

今日はどうしてこの話題か

制度なんかに負けず かんばって 事業知識を磨こう



あらためて 思ったのでした
(なかなか来ない 本物の春を待ち望みながら)


さあー 

お勉強もするぞー

                     
                        









初志貫徹

2008-03-16 | ■ サマザマな おはなし

今日 ブログを書き始めながら

ふと

 
“ あれ このブログの主題 というか

  どうして ブログも備えたほうがいいと考えたのかな

  あのとき ”


 と  動機が気になり始めました



そうでした 独断的自己中心的 主な目的は


《 行政書士事務所を進めるのに

お客様に前もってつかんでおいてもらえればありがたい法令改正点 

どうしても伝えておきたい重要法令の要点

みじかな新法令・重要改正条項の施行期日などを

簡潔明瞭に お知らせできたらいいなア 》

というようなことだった


しかしながら  昨今の状況を考え 残念ながら

私の力量では  ? ということで

あまりこだわらず 思いのままを綴らせていただくことに

かってに決めさせていただきました


いまのように ドンドン どんどん 猛スピードで目まぐるしく

事が動くのでは さすがに ・・・・ある程度固定化して
そんなに変化は無いだろう と いえるものが 見つけずらいような世


とくに ここ数年来 民商法関係の改正は すごいですね
それにともない 当然 関連他の法規も 実務も変化
行政の指導要綱などもすべて変化

おおもとは 『 我が 日本国の活性化 』 なんでしょうけどね


会社法関係の改正なんぞ 私から見ると 


  
会社の組織の在り方
  
なんでもあり

という感じ

良いのか 悪いのか

ハッキリ言って  わかりません

いろんな方向の要求を正確に捉えきれず
公約数をいたずらに増やすみたいな・・・

不都合が あとでいろいろと出ないのかな と

余計なことも考えてしまいます


ということで 分野にとらわれず

心に浮かぶよしなしごとを

これからも綴らせていただきとうございます

ときどきは 
よく変わる 硬い法律 も 交えながら


           



そんなものなのだろうか

2008-03-14 | ■ サマザマな おはなし


自分の趣味を数えてみました

JAZZ

温泉

古典落語

野山歩き

映画

読書(史実もの・わかりやすい評論・物語・さまざまな形の詩 など)

野鳥観察

バイク(ツーリング)

観劇

スポーツ観戦(ラグビー・サッカーなど)

簡素な旅行(主に 地方の温泉地)

COFFEEに関すること(産地別を楽しむ でも なかなか風味を判別できない)


歴史


ジャズ喫茶店巡り

などなど 挙げだしたら まだまだ・・・ありますねー



で どうして今日は趣味のことなのか



先日の旧友たちとの会合での話題

“定年になったら 今までやりたくてもできなかった趣味を
好きなだけ やってやる  と 張りきっていたけど  
それも 少しの間だけ 
しばらくすると  暇で暇で・・・・・さみしいものがあるよ ”

と いっている奴がいたのでした

そんなもんなのかなー と

まだまだ定年に行き着けない私は
複雑な気持ちで このブログを 書いた次第です

『 はやく 思いきり 好きな趣味に溺れたいなー

でも まだまだ オアズケだー 

 華の自由業   がんばるぞオー 』 


オヤスミナサイ





 

                                    


      

 

    

      

 
   


東京

2008-03-12 | ■ サマザマな おはなし


東京へ行ってきました

主な目的は 成年後見講演会出席でしたが

欲張りな私は 二三 他の目的があり

朝早く 出発

一番に 東京弁護士会館へ ある本を尋ねて

で 霞ヶ関のそこへのアクセスは 次の4点から選ぶことに

① 
東京メトロ 丸の内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関駅」
          B1-b出口より
直通 A1出口より徒歩2分
          C1出口より徒歩3分

② 
東京メトロ 有楽町線「桜田門駅」5番出口より徒歩8分

③ 都営三田線 「日比谷駅」から日比谷公園を通り徒歩8分

④ JR 「有楽町駅」から日比谷口よりお堀沿い徒歩10分


ここで問題です

あなたならどれを採りますか (そのとき私は 東京駅日本橋口辺りにいました)

単純な私は 当然 ①を採りました

なんせ 
直通 ですから これが最大の決め手 迷わず改札口目指して  GO


しかし 現実は甘くない 東京駅構内等の案内図の通り進めど進めど 目的地は 遠かったー
(たぶん どこかでミステークをしたかな?)

地図は 点で考えず 面で考えなくてはいけないことを

改めて痛感しました

そこでの教訓  急いでいるときは地下は避ける
地上なら 這ってでも大体の方角には修正できます

地下は 鶴嘴を抱えて 掘り続けなければ 地下線路以外を選べません

 今度から 怪しいときは地上の熟知の路線で

“これに限るな” と おじさんは決心しました


霞ヶ関を跡にし 次は池袋  ここでも大手書店をウロウロ
(でも よそ見しながらのウロウロも楽しいものです いろいろなジャンルの本に囲まれて)

残念ながら 目的本は見つからず  でも 近いものを手に入れ

次は 友に会いに (途中 都電荒川線を楽しみながら)

目指す講演会場に (牛込の 箪笥区民ホール)


筑波大学法科大学院長、日本成年後見法学会理事長さんの
お話でした

【成年後見制度の実情と課題】

法的観点からの事例は とても参考になりました

帰り路も 同業の先生方との会話を楽しみながら

無事 我家へ



東京 

我家から特急だと1時間足らずの地ですが

いまだに ある意味 不思議の夢の地です

時々 活気を補充しに 出かける所です

                  
                         









来たな

2008-03-10 | ■ サマザマな おはなし


ん 来たな  

と感じるあの瞬間

そうです 花粉症の季節

2月中旬ごろかな  アレ 変な感じ と思った途端

次の日あたりから 眼・鼻・皮膚に総攻撃


今年の関東は 気のせいか 乾燥度合いもすごいものがあり?

私はもともとが荒れ性なので とても困っています

あきらめぎみですが これがなければ 常陸の国の早春も

もっともっと好きになれるのに


でも 考え様

希望の季節も近いということ


ハッキリと訪れを感じる あの宵の温もり

ありますよね おぼろな なんともすてきなほの温かさ

本物の 春の宵


季節の変わり目のなんとも形容し難いうきうき感


本物のおじさん年齢の私でもそう思うのです

いわんや 少年少女・青年・壮年の方々をや   ですよね



この地は ようよう 春めいてきました

彼の地は まだまだ ? でしょうか・・・・



さて 明日は 東京


成年後見問題の 講演会参加

大きな共通問題です 全世界の


高齢化社会 もう 確実に 傍にあります
言葉だけの段階でなく
すぐ触れるほどの 距離に

自分なりの老いへの備えを描くのですが

デッサンさえ まとまりません

なかなか 手強い問題ですよね




 それでは みなさま    おやすみなさい



                 






               







快晴よりも

2008-03-08 | ■ サマザマな おはなし


快晴よりも 少しだけ晴れの度合いが小さい日が好き?です

どうしてかというと


千変万化の雲を眺めるのが好きだからです


しばらく眺めていると彼らの話声が聞こえる? ような気がするからです


事務所の部屋の南東部に 四角で縁取られた 約1m×2mの
ガラス窓があって

仕事の合間にそこに眼をやると たいていは 雲がいてくれて

表情豊かに 踊ったり 歌ったり お話をしてくれます


楽しい限り



【雲は天才である】の啄木


岩手の雲も 彼の心をときには和ませることがあったのでしょうか


先日 銀河鉄道で 私も 渋民駅/好摩駅を通り過ぎました

残念ながら そのときは ノンビリと雲を・・・というお天気ではなく

でも たぶん 啄木も眺めたはずの山並みを じっくり 見つめました


それにしても 彼の人生は・・・痛ましい と 私は思う

彼だけではなく
むしろ
彼の直ぐ周りの人々の心を思うと・・・切なくなります




   (昨日のブログの訂正・・・  いま ふと 気づきました  
           24時を過ぎていたので8日付けの記事になってしまいましたが・・
           ・法務局へは7日にお邪魔したのでした
           へんだなー と思った方いらしゃるでしょう
            8日[土曜日]は法務局お休みですもんね)