おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

一日 一日

2011-03-30 | ■ サマザマな おはなし

気になっていることを
ひとつ ひとつ

そうして 今日も 静かにすぎていくよう・・・

大被災にあった方が
たくさん たくさんいて
悲しい つらい思いの方が
あちらにも こちらにもいて

・・・そうして もうすぐ四月











母に会ってきました



アルツハイマー

脳梗塞

車で 約30分の病院にお世話になっています

それまでは
自宅で 数年
グループホームで数年
今思っても よくもまあ 過ごせたものだ
というような非日常?の連続でした

このように 平穏に?面会に行けるようになるまで
数年を要しました

なかなか 現実を受けいれることができなくて・・・




そんななかでも 私を支え続けてくれた大きな幹は
妻です
無理がたたり?(多分 すべての苦労が妻に重なり堆積してしまっていたのです) 
頑丈な人でしたが 腎臓の大病をしてしまいました
ここ数年 ようやく小康状態
病院には定期的に通っていますが








どんなに強い人でも 無理が重なると
やはり ひずみが何所かに 必ずと言っていいほど
出るのでしょうから

苦しさを 我慢しすぎず

とにかく 一歩一歩

ガンバッテ 歩んでいきましょう




被災地の皆さん そうして 苦労が絶えない皆さん
“もう 諦める”なんぞと 悲しくなるような言葉は
できるなら なんとか そっと しまいこんで
どこかにいるかもしれない
もっともっと ずっとずっと悲しい思いをしている人に聞かせることなく
どうにか過ごし・・・
つらいでしょうが
笑顔をむかえられるよう 
がんばっていきましょう



今は
五月の空の高さを想像で眺め
六月の田の水面の波を思い

そうして そうして
今年の夏もやってきます

 



二つ のこと

2011-03-21 | ■ サマザマな おはなし

まだまだ まだまだ 傷跡が癒えることなど想像できる状態ではなく 生きるのに精一杯のかたがたが 果てしなくおられる

そんな折 こういう記事は 当然はばかれるのは承知
しかし とにかく歩き始めなければならないのも事実なので
書き始めること と させていただきたいのです




彼の11日 
家の中はゴチャゴチャ
足場はアチラコチラ ガラスの矢
建物自体も 多分内情は そうとうなダメージ(もともと オンボロ
っぽいのは確か?)
あのとき あのなかの一瞬間
いわゆる 覚悟 という言葉さえ 頭を過ぎった

電気はNO
水道もNO
食料さえ さだかでなくなろうであろう ほぼ 確かな予感

ロウソクの明かりの荒れ放題の一階のスペース
その薄闇の中で思ったこと

だいぶ以前に
 
ろう勉(ロウソクの灯りで勉強すること) 
という言葉を聞いたことがあった
[たしか 戦時中の燈火管制下 どうしても学問がしたく わずかな灯りに頼り
そのような行動になった ・・・とか というようなこと?が語意?] 

まさしく そのとき 頼るものは ロウソクの灯り
その明かりの傍に 文庫本の書棚があって つい そのなかの
一冊を手に取り 読み始めた
だいぶ前に手に入れたのに なかなか読み進めていない
モンテーニュの エセー(岩波文庫版 原二郎訳全6冊セット)

柄にもなく なぜか 硬いものの代表選手のようなものを選んでいた 
およそ 300冊が撒き散らかされた本のなかから


被災のなかで ローソクの灯りのなかで 
自然  そんな  心境になったのだろうか・・・?
もっとも 正直なところ ほんとうのところ さして高尚な意味など無く ロウソクの灯りでの読書とは どんなぐあいのものなのだろう ということのほうが 一連の行動の強い動機 
だったような気もするが・・・





もうひとつ


その11日の 夜
我が家の上にも 満天の星

やや大きめの点の 星座
その周りの 小さめの 星灯り
そうして まき散らかされた煌めく星屑

停電で周囲一帯どころか 我が家から臨める範囲
一点たりとも灯りが無い状態での星空
やや おおげさに言えば 黒点より星屑のスペースが勝っていたかのような感覚




忘れられない出来事でした










思いを

2011-03-15 | ■ サマザマな おはなし

孫たち や お嫁さん や 兄弟 や 妻ともどもの友達 や 多くの先生方 や
近所の方 や 遠く北国に住む親 や 学校時代の友 や
いろいろなところから声をかけてもらい
何とシアワセナ奴なんだろう と つくづく


本日15日 朝早く 一件 依頼者さんの相談があって
それを終え
ホッと一息 していたら
待望の水道が通り始め  被災以来のシャワー

心 全体で 
『こんな贅沢な思いをさせてもらって イイノダロウカ・・・』
と しばらく 事務所内でボヤーッ としてしまい・・・

さすがに 静かな曲を欲し
コルトレーン
チェットベーカー
などを流していたら 無性に サッチモ(ルイ アームストロング)のハロードーリーやムーンリバーなどが聴きたくなって
そのうち なんだかおもわず こみあげてきて・・・




被災地のこと
亡くなってしまった方たちのこと
など ポツポツと心に浮かび続け
なんとも 申し訳ないような心持になり・・・

でも これをバネにし 
すこしでも 
生きられていることの恩返しを
なんとかしていこう 
などということなど とりとめなく

悲しくて 虚しくて 悲しく虚しく

でも こうもしてばかりもいられない
というか していてはいけない
そんな贅沢なことを 続けているわけにはいかない



とにかく すこしでも力になれそうな部分を見つけながら
歩いていくのダ



 



ひとつひとつ

2011-03-11 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

昨日は東京行き

技能実習生の法的保護情報に関する講師養成研修
を受講

これまでにもこのような研修は行われていたのですが
なかなか都合がつかず やっとこさ 修了


技能実習制度は 日本で開発され培われた技能・技術・知識
の 開発途上国などへの移転などを目的として設けられましたが
本来の目的を理解不足などのため 実質的に低賃金労働者として扱う等の問題がありました

そうしたことに対応する措置の一環です

ごく簡単に言えば 
日本にこられた外国人実習生の方に自分の身を守るための法制度などについて説明する役に 行政書士も関与させていただけるという仕組み
( 今回のような養成研修修了が講師に就く必須要件では
ありません が 一応 修了しておきました )




だいぶ以前に 労働法と社会政策という分野を学習せねばならないことがあり懸命に基本書を読んだことがありましたが
多少なりともその経験が役に立ちました
さらに知識をまとめ すこしでも自分の糧にしておいて
講師要請があったときなどにあわてないようにしておくつもり



全国から 約100人の参加
茨城から参加の先生も二人ほどおられ(実際は他にもいたのでしょう か?)各種 情報交換もさせていただいたりしました




どちらかというと 耳から聞いての理解タイプなので
講師付き研修というのは とてもありがたいのです

書き写して覚える
とにかく読み込んで覚える
聞いて覚える

いろいろなタイプがありますが 私は断然 聞いて覚えるのが
一番合っています






さて
花粉症
悩まされはじめ やや 憂うつ

でも 負けていられません


もうすぐ 初ランドセルの かわいい子たちの姿を見られる頃に
なります
それも 楽しみ  櫻も 楽しみ





それにしても 
  
外国人 
という言葉の響き
私には なんとなく 抵抗?があります

なにか 他の表現法 ないものかな…

 



一回目 終了

2011-03-08 | ■ サマザマな おはなし

以前記したことがある 公益法人制度に関する相談会
茨城県と共催ということで 行政書士会も参加させていただきました

8時30分集合
9時30分相談開始
16時40分頃解散

16の法人さんの相談を6チームで担当
一回目 終了です


『おおいに参考になりました
ありがとうございました』
というお言葉を参加法人さんからいただき
県の担当官さんからも
『ご協力 感謝いたします』
というお言葉をかけていただき

事務所に戻り
ホッとしているところです




学習しても 学習しても尽きないほど 論点の多い分野のため
うまくいくかどうか多少不安があったので
心から 嬉しさを覚えます


おそらく 継続的な相談会になりそう

さらに 学習の深さを増さねば と 思っています

鋭い質問を投げかける相談者の方の剛球を
シッカリと受け止めなければなりませんので


でも ホッとしたのか 急に肩が凝りはじめたような・・・・
只今 19時20分

ホットウイスキーの力を借りて
今夜は 早めに休もう かな・・・




なんでも屋さん?

2011-03-04 | ■ 業 務 エ ッ セ イ


アッという間に 
3月 突入

いろいろと 重なり 少々 
お疲れ気味 デス

自分の仕事  町内会の仕事  それ以外の諸々のお付き合いなどなど
年度替わりに向かう今頃は なんとなく例年 こんな具合





私の仕事のお相手は 一から出発の個人企業さんが多い
当然
税務も 社会保険関係も 労働保険関係 などなども ゼロからのスタート
ほとんどの方は 腕に自慢の専門技をお持ちでも 
事務関係は 大の苦手 の方多し
というより その方面は白紙状態

許認可などを終了し
後の 専門分野は それぞれ 税理士さん 社会保険労務士さん など 各々に ご依頼のほど
と 一言で済ませれば
マッピラゴメンの お役御免? とはなるのでしょうが・・・

『資金ギリギリの 船出なんです
先生にも もう少し事務量に見合った報酬を とは
思っていても 出せない状態なんです
なんとか 最初の第一歩 いや 第二歩ぐらいまでのところまで
の事務知識を お分け下さい  
アドバイスを受けながら 役所まわりでも なんでもしますので』
の懇請
そこで どうにもこうにもオサラバできず
本業じゃないけど 一緒に調べながら  なんとか海流にのる
まで 櫓をこぎましょうかネ というような塩梅になってしまい・・・



業際問題が つきまとい なんともシンドイことになりますが
ときどき 思います
例外的措置で 弱小起業家の助力の範囲で
限定つき業際例外おとがめなし処置みたいなシステムは
夢の夢なのかなー

そういうものにすがれるのなら 堂々と 一緒に役所巡りを
して 一日も早い生業オンリー状態にさせてやれるのですが・・・

そうもいかないんだろうナー
でも ○○特区 みたいな感覚で
なんとかならないものかナー
もちろん 片面的な特区でなく 資格業者さん同等状態での
特区を設定し・・・・期限付き 超限定例外措置で

(運用が ムズカシスギルカナー)








花粉症 本格的かな?
どうにも 眼と鼻の調子が いまひとつ スッキリしない