ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

動脈穿刺

2020-07-01 21:23:45 | Weblog
 午後に中心静脈穿刺を研修医とやった。
 2年目の研修医、当然ながら自分との世代考えの差はとても大きい。
 局所麻酔をしたら、その麻酔の細い針で静脈を捜すことなく、すぐに太めの穿刺針で刺そうとした。 
 「麻酔の細い針で、静脈の確認をしたら~」と言って、修正。
 今まで、そんな風にやってきたのか、教わったのかと疑問。
 その後、数回は静脈に刺さったが、本穿刺では刺入出来ない。
 そしたら、外来から患者さんが待ってるとの電話で、大至急外来に行って、戻ったら、階段を駆け上がったので、息が上がった。
 研修医は、まだ、もがいていたので「チェンジ~」と交替。
 麻酔針を静脈に入れたが、穿刺針では、どうも入らない。
 微妙な方向の違いが、捉えられなくて、些か角度を付けて刺したら、動脈を刺してしまい、強く圧迫、10分休憩で、今日は終了“堪忍”で終わった。
 動脈を刺したのは数年ぶりの“無念”

 繰り言になるけど、研修医の所作が今一つだったのも、致し方ないけれど、心理的焦りを感じていたのかもしれない。
 後日、再試行、必至。

※ 最悪の場合、再び“緊急事態宣言”の可能性なんて耐えられない~
コメント
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