インフル迅速診断３勝３敗２分

　週明けからの寒さで悪い予感。
　新患外来、行った時の出足は悪く、寒さも引き気味、急がなくてもいいかなは、甘い期待だった。
　最初の一人、はやりカゼではなく全く別の症状でスタートから手間取る。
　診察と至急検査を入れている間にたまってくる。
　その後は、インフル絡みが多かったが、ちらちらと他の症状でつまづき、ドンドンたまる新患さん。
　昨日から、３９度近い発熱のおじさん、きっとインフルと思ったのに陰性。
　状況からタミフル処方で一分。
　３８度のおじさん、この方も状況があやしく陰性でも処方一分で併せて二分。
　３勝はいずれも十代後半から二十代前半で、それ以上は陽性なし。
　検査結果だけからみると、３勝５敗。
　確かに今までよりも陽性率が低く、当院でも、十代前半以下が圧倒的に多い。
　子供がインフルでも親は無症状も結構ある。
　研修医は遅めに来たけど、今日の外来は進んでなく一杯残っていて、ハッパかけかけ診療。
　最後、むくみの方に利尿剤処方、研修医は利尿剤を処方したことが無く学習できたかな。
　今日も勤務先からインフルでない証明を求められ受診された方がいたが、違うという証明は極めて難しく、費用も掛かり無駄と話、上司に問われたら、病院で言われたと言って下さいと説く。
　この診療の合間に二名に輸血をしたりで、超鈍行診療、昼はコーヒー一杯。
　当院もインフル迅速検査キットがドンドン減って緊縮使用体制、なくなったら、診断力に任せるだけ、先週の勉強会、役に立つか否かが分かる。

　日本ハム vs 巨人、日ハム勝ったと思ったら、九回裏に巨人のサヨナラホームラン、“ＷＢＣ”乗り移り原監督巨人は強い。

※　松井（秀）選手、“Ｗ”シリーズのＭＶＰ、あっぱれ拍手。