本日は、午前中、リレーセンターみなみの見学を行いました。同センターでは、本年、4月より容器包装リサイク法による廃プラスチックの中間処理が始まりました。これまで、町田市内では、容リ法に基づいた中間処理施設が建設されずにきたことから、初めての操業となります。プラスチックを圧縮する際に、有害物質が発生することにより、人体に悪影響が生まれるとされる杉並病の影響を受け、1998年から施設整備を検討してきましたが、これまで、頓挫してきました。市では、そのことから、施設稼働にあたり、市民の代表の立ち合いのもと圧縮作業を行い、どんな物質が発生するのか実証実験を行いました。その結果一部に化学物質が検出されましたが、国の定める基準値を大きく下回ったものでした。
集められたプラスチックごみは、ホッパーに入れられ、異物を取り除くため手選別による分別が行われます。そののち、纏められたものをビニールで包み、コンテナに載せられます。その後、千葉県君津市内にある民間事業者に引き渡され資源として利用されます。リレーセンターみなみでは、1~1.5t/日のごみを扱っています。容器包装プラスチックは、可燃ごみとは別のラインで処理され、圧縮梱包されたのち、4tトラックで出荷されます。270㎏/個を32個積載するとのことです。
町田市では、今後、二か所ほど、こうした容器リサクル法に基づく中間処理施設を整備して、40パーセントのごみの削減に取り組みます。