町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

北部丘陵のまちづくり

2009年09月07日 | 活動日誌
9月議会の一般質問では、町田市にとって、大きなテーマとなっている北部丘陵に関連した質問をしました。
平成に入り、この地域に計画されていた旧都市整備公団による区画整理事業が中止になったことを受けて、それに変わるものとして、町田市は、この地域を北部丘陵地域と名づけ、農と緑のまちづくりをテーマとした基本構想をまとめた。
広大な緑地帯が広がり、町田市だけでなく、都市部における広域的な財産であることはいうまでもない。
昭和45年に新都市計画法が施行され、この地域は調整区域と指定された。その後、上述の大規模な区画整理事業が計画されたが中止にいたった。都市化の波のなか、周辺地域の利便性が向上したが、この地域の多くの場所が調整区域であるがゆえに、道路、排水、公共交通などの生活基盤の整備がなされず、また、土地利用もほとんどできず現在にいたっている。調整区域に線引きされた故に、外側からはわからない課題をここに生活する人たちは抱えているのだ。
農と緑のまちづくりと言っても、市が所有している土地は、全体の3割程度だといいう。
町田市は、行政として、第一に、この地域住民の課題を解決する姿勢を見せるべきである。市が策定した構想への理解を地域住民に求める前に、地域住民への理解の姿勢を示さない以上、この構想は前に進まないのではないか、私は、そう思う。

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