ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

政治家のダメさを笑いのめす!

2024-04-12 09:40:34 | 菜の花座
菜の花座新作、『悪人なおもて』!そうさ、稽古に入ってる。
東京公演から帰って4日目には稽古開始、ってことはもちろん、台本も完成!凄い、よくやった!って褒めてやれよ。



忙しさに振り回される中で書いたからねぇ、そりゃ浅いさ、薄いさ、たわいないさ、気楽な娯楽作品だ。

中身は政治のパロディ、徹底的に政治家とそれを取り巻く人たちを笑いのめしてみた。ここ数年内に起きた不祥事はほぼ網羅したつもりだ。
もちろん、ダンサー口移しチップ懇親会も緊縛プレー二次会も書いたし、エッフェル姉さんネタやそれのおまけみたいな赤ベンツ不倫や幽霊秘書も出て来る。
槍玉にあげたのは自民党ばっかじゃないぜ。中条きよしの「うそ」だって見逃すもんかい。

金にまつわる疑惑、中でも目玉のエピソード、裏金ガッポもしつこく出て来るが、メインは内閣官房機密費86億8000万円の使い道だ。当然、選挙の隠し玉として威力を発揮しただろうが、その一部が政治家の事務所に現ナマとして隠されていたってお話しだ。

その秘密の資金に群がる人たち!
そう、この作品の次なる特徴は、登場人物がすべて悪人だってことなんだなぁ。法律違反なんて平気の平左、汚れた金を奪い合う。唯一の善人?はパワハラ被害者の政治家お抱え運転手のみ、やれやれのお粗末。

救いようがないっちゃ、その通りで、それをいかに笑いつつ、楽しんでもらうか?ここが作者の腕の見せどころってことにだよな。

第一稿じゃ、ついつい弱気になって、登場する女たちで、女による女のための女だけのパブを実現しよう!なんて気勢を上げるシーンで幕を下ろそうかって思ったんだが、
それじゃ全員悪人の看板に偽りありだよな、なんせ、タイトルが『悪人なおもて』だから。盛り上がって乾杯してダンスで盛り上がったあと、醜い金の奪い合いが始まるってショッキングな幕切れを準備することにした。って、あっ、ネタバレしてるしぃ!

まっ、いいさ、その他にも仕掛けはふんだん、お楽しみにゃ事欠かないからさ。

ほら、台本の表紙、なんで忍びの者がイラストされてるの?


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ボッチスタンディングが二人... | トップ | 使命感、ってやつが怖いんだよ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

菜の花座」カテゴリの最新記事