ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

熱いなぁ、玉庭の爺っちゃ婆っちゃは

2012-10-27 21:02:01 | 地域文化
 今年も呼ばれた。玉庭地区センター主催の寿大学の終了式イベント。一年間、ミニ研修に行ったり、映画「天地明察」見たり、講演聞いたりしてきて、最後のシメが置農演劇部の演歌ショーだ。嬉しいねえ。出し物なんてそんなに変わるわけじゃないのに、二年連続で呼んでくれた。

 10時開演って言うのに、9時半には参加者ほぼ全員が集合。時間を繰り上げて9時50分には開会行事が終わってしまった。さて、困ったぞ!忘れ物、忘れ物!学校まで顧問Kが取りに戻ったもののまた゜帰って来ない。後5分、後2分とお願いしながら開演時間を延ばしてもらった。って言っても、10時前。

 お年寄りは早めに来るってことはわかっていたけど、ここまで出足が速いのは、やはり今日の舞台心待ちにしてくれていたってことだ。去年は本当に凄かった。踊りが終わった後も歌を全員で合唱したりして大変な盛り上がりだったんだ。その後の置農の『漂流』の公演にもたくさんの人がきてくれた。本当に玉庭のお年寄りは気持ちが熱いし、義理に厚い。

 今回もかけ声はかかる、おひねりは飛ぶ、一曲終わるごとに出演者に握手を求めるともうアイドルグループの追っかけなみの賑やかさだった。すべて終わった後には、恒例の置農校歌の大合唱!久しぶりに歌ったと喜びの声しきりだった。そして、感動の握手会!もう、もう、終わらない、生徒たちの手を握って放さない。部長が、無理矢理、この後のスケジュールもありますから、って中断してようやく片が付いた。本当に熱い!厚い!!玉庭の人たちだった。もちろん、来年の予約もいただいてしまった。

 さて、強引に上がった後は大急ぎで後かたづけ、そして、待っていたタクシーに分乗して、長井市の老人ホームへ直行だ。ここも去年公演してとっても喜んでもらえたところ。今回も50人くらいの施設利用者の皆さんが見てくださった。

 玉庭よりお歳も上だし、身体も不自由な人が多いので、感動の盛り上がりとはいかなったが、乏しい感情表現の中で、精一杯喜びを表してくれていた。

 1日に2回の公演、それも片方は家庭で元気に暮らすお年寄り、一方は施設に入所するお年寄り、まるで違う印象のお年寄りを前にしての公演で、生徒たちも無意識のうちに様々貴重なことを学んだ事と思う。こういった経験がじわりじわりと部員たちの人間形成に効いていくのだと思う。



 Qj





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1 コメント

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お疲れ様でした。昨年は北国の春を歌いましたね。... (ゆり)
2012-10-31 23:09:10
お疲れ様でした。昨年は北国の春を歌いましたね。私は練習したのに最初から最後まで泣きっぱなしで全く歌えませんでした。玉庭と長井での公演。ハードスケジュールだったと思いますが部員の皆さんはよく頑張っていると思います。
そして、県大会お疲れ様でした。結果をバネにして残りの公演を良いものにしていってください。プレリのコメントを見て感動しました。

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