ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

空気を読むな!気遣い男め

2023-09-07 11:52:47 | 地域文化
そう、波風は立てなくっちゃ、って決めたんだよな。
町議(自民党系)に当選した人のガソリンスタンドは使わないことにしたしさ、何より道路沿いの田んぼには3枚もれいわ看板を立ててる。

でもなぁ、根がひびりだろ、気遣い男だろ、知人の町議当選祝賀?慰労会となると、気が引けるんだぜ。
もちろん、革新系無所属だから、政治談議は御法度のはずないんだが、敢えて、れいわ新選組を持ち出すとなると、うーん、ちょっと悩むなぁ、ってなんて根性なしなんだ。
会場に足踏み入れた途端、あっ、すんげぇ場違い!って数歩後ずさりしちまった。苦手中の苦手カラオケスナック、しかも狭いフロアに20数人がびっしり。
止めよ、高らかなれいわ新選組宣言?は。当の新人議員さんだけに対面で、れいわに興味持ってよ、って話しゃいいや、ついでに26日の鈴木宣弘さんの農業問題公演会(れいわ新選組主催)の宣伝と。
も一人、事務局を能力高く切りまわしてた娘さん、政治に関心ありそうだから、こちらにもぜひれいわの宣伝を。
と、いつもの引っ込み思案、首を竦めてスピーチの番を待っていたんだが、
ちょっと待て!地域の課題、町の問題点にガンバレ、それが地域から選出された者の任務だ、ってそれだけかい?さらに、町議会の議会役員にゃ当選3回目が当たって、どうたらこうたら、そ、そんな議員同士の仕来りなんてどうでもいいぜ。
なぁんて続く挨拶、激励を聞いていて、ムラムラと湧き上がって来てしまったぞ。
今時の日本はそんなあまっちょろげの状況にないぞ。格差は広がり、再稼働のために原発汚染水は垂れ流され、軍備は一気に拡大。そりゃ地元の課題に努力は大切だが、国の大きな流れにも抗してもらわないと。
田舎の草の根保守、って言うよりなぁなぁ政治が自民党政権を支えて、次々と悪法を押し通して行ってる。それも民主的手続きなんて見向きもせずに。
国会での戦いが一番重要なのは間違いないが、各地の自治体議会からも様々声が上がって、足元から変えて行くって流れも広がってるじゃないか。保険証の廃止延期を求める決議とか、インボイス反対とか、同性婚のパートナーシップ制の導入とかさ。
こりゃ黙っちゃいられない。スピーチでカミングアウト?しちまうぜ。
おいられいわ新選組だ、町議員の役割は地域限定じゃない、今そこにある国家的危機に目を向けて欲しい、れいわ新選組に入ってくれとは言わないが、強く関心を持って情報に接して欲しい、ってね。
ふふふ、かなりシラーっとしたムードが流れたなぁ、まっ、そういうもんだろ、田舎の政治シーンて。
一通りスピーチ終わって、カラオケ騒音の中で意見交換。当の新人議員さんはまじめな人なので、しっかり聞いてくれた。県外市町村議員との交流を広げて欲しいって提案もね。
だってなぁ、町長さんにも話したら、「いや、議員の交流は盛んにしてますよ、ソフトボール大会とか」って、あちゃちゃちゃちゃぁぁぁ!
れいわの地方議員紹介するからぜひ交流を深めてみては、ってことと、SNSにによる情報の収集にも力を入れて欲しい、なんてことを要望した。あっ、これはもちろん、議員さんのほうに。
って、俺なりに波風立ててみたつもりだったが、ちょっとばっかし石投げ込んだところで、波紋も生まれはしない、これが田舎、これが自民党政治を確固と支える現実!
まっ、地道にな、コツコツとな、ってその間に世の中壊れちまうんしじゃないかい!?


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