ふふふ、狙い的中だぜぇぇ！

おい、雨降るんじゃないのかよ！

天気予報の空約束、３日騙されてやっと叶ったぜ、夜中のどしゃ降りだ。お、おい、もうそろそろいいよ、そんなに頑張らなくたって、隣町、まだ後片づけの最中なんだからさ。って、夢半分に呟いたら、止んだ、ぴたりと２時間で。

そう、そういう降り方いいと思うぜ。ほら、からからだった畑がだっふり水分蓄えて、生命感に溢れてるじゃないか。

ボカシ肥えと堆肥撒いてトラクタ掛けたのが７月末、いやぁ、暑かった！それから２週間、堆肥も土に馴染んだろうし、雑草の芽も出始めている。苗を植え替える前に、ここらでも一度耕耘しておこう。と、これが４日前。さっ、いつでも雨さえ降れば移植は可能だぜ。

で、待たされること３日、待望のお湿りで、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを畑に下ろす準備整った。

張り縄に沿って穴掘って、

水たっぷり注ぎ込んだら、苗を移し替える。

うーん、間隔狭すぎだろ、わかってる。畑が不足しそうなんだぜ。これから、ラッキョウだろ、ニンニクだろ、白菜。９月に入れば大根とかカブなんかも播かなきゃならない。タマネギの場所だって取っておかにゃならんしね。

いやその前に、追加分のキャベツとカリフラワーも遅ればせながら順調に育ってる。奴らも無駄にはできないだろ。育った以上は畑で育てて上げなくっちゃ。

だから、今日はトンネル１本のみ。キャベツ３０本、ブロッコリー20本、カリフラワー５本。失敗した！って落ち込んでたけど、その後、しっかり盛り返してくれたんだ。

連日続いた真夏の灼熱も今日はお休み。時折吹いてくる風も爽やかに渡るほど、トンネル張りも一人でなんなく済ませられた。

堆肥散布から２度のトラクター耕耘、そして念願の雨、曇り空の下での移植、ちょい予定は伸びたにしても、ほぼ狙い通りに移植作業完了だぜ。

この後数日間は曇りか雨って予報、でも気温は高め、その間に活着するだろう。いやあ、最高だね。