ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

はじまり!はじまり!!

2011-09-16 20:30:21 | 演劇

 いよいよ置賜地区大会リハーサルの開始だ。置農はいつも通り、朝の8時には米沢市民文化会館前に全員集合。まずはトラックから荷物を降ろし、そして、走る!米沢の町のど真ん中を「ういろう売り」を叫びながら走る。

 スタッフさんの仕込みが始まったので、つり込んである紗幕と星球の直しを優先。その間、そじた装置の直しを同時進行した。

 暑い!もうぅぅぅぅほんと暑い!!

 会館横の広場で装置をそろえ、立込の練習をする。舞台でないので平台が使えない分はマイムで済ませたので10分以内に建った。本当か?おい。まっ、本番はそうはいかんだろうね。それにしても生徒達、理解してんないよなぁぁぁぁ。もう、がっかりするくらいわかってない。船の操舵室の前面が舳先にまっすぐ向いていなかったり、船室の横壁が船縁と平行になってなかったり、おいおい、もう二回も立て込みやってんだろうが、ってまたまた怒鳴ってしまった。

 さらに、今日の盲点は波の設置だった。たたみ方からぐしゃぐしゃの上、どの位置が船のどこにつなぐかチーフもてんでわかっちゃいない!だめだ、こりゃ!ってことで、波担当にはそのまま作業を続けさせて、残りはダンスの練習なんぞやってしまった。

 これが災いのもとだったな。あの炎天下、ヒップポップダンス2曲!元気そうに見えたけど、みんなかなり消耗してしまったようで、午後から会場を移しての稽古もぶっ倒れ続出!かろうじて稽古に取り組めた生徒も気力は萎えまくり。シーン1だけ通し小返しして、通しはたったの一回しかできなかった。誤算もいいとこだった。その通しも代役が二人も入ったので、テンポがやたら早く、なんと58分弱で終わってしまった。

 でも、まず着実に演技に気持ちは入りつつあるので、今夜一晩しっかり休養とれば、明日はきっと会心の舞台を作ってくれることだろう。リハーサルに引き続いての本番というのも、かえっていいのかもしれない。装置をばらしたり立て込んだりの手間がないから、その分じっくり稽古ができる。正味1時間半のリハって言ったら、これはもう完全に稽古だから。

 本番に強い置農演劇部、これ顧問にとっては何よりの安心なんだよな。もっとも、それも年間4,50回という公演回数の賜物に違いないんだけど。あとは、この作品がどう評価されるか?それだけ。

コメント
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