ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ゲネなのに!『死んだ私の殺し方』

2011-07-14 00:04:16 | 演劇

 ゲネなのに!ゲネだって言うのに!役者が二人も来ない。来た役者もせりふが入っていない。どういうことよ!あと3日で本番だっていうのに。

 これまでだったら、怒ってたね、烈火の如くね。でもね、今回はね、みなさん、せりふ入れましょ、せりふのチェックしましょってしか言えなかった。だって、役者としての僕がかなりいい加減なんだもの。

 どうもいかんね。菜の花座の悪習慣が定着してしまったって感じた。ぎりぎり本番に間に合えばいいって。ダメだよ、こんなことじゃ良い舞台作れっこない。もっともっと早くからせりふ万全に入って何度となく稽古繰り返して動きも言葉も役になりきらなくちゃ。

 今回は良い機会だったんだ。僕が役者で出るわけだから、僕からぎちっとせりふ入れて、おいおい、せりふ入ってないぃぃぃぃ?ってすごめればよかったんだ。なのに、僕がせりふあやふや。いかん!実にいかん!!

 言い訳はなんとでもできる。忙しいのはわかってる。みんな同じだ。そこで頑張るアマチュア演劇じゃないか。なのに、あ~あ。出まで忘れる始末だよ。

 せりふが入っていれば、結構面白いってことはわかってんだ。動きや表情、ああだこうだ考えて、自分なりに工夫もできるから。でも、せりふ入ってないと、こりゃもう地獄!血圧も上がりぱなしだよ。もちろん、演出としてダメだしなんて、とてもとても。

 やっぱり演出に徹するべきか、それとも、苦しい中でも時間を作って、出演・演出で頑張るか?後者でできるとこれはまた、楽しみが増えるってもんなんだけどね。

 まず、泣き言言ってても仕方ない。暗記、暗記!車の中でもぶつくさぶつくさ、ともかく覚えるしかないんだよ。

コメント
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